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【フィリピン留学】語学学校を価格重視で選ぶとどうなるのか?アナタ次第だがリスクは高い…

公開:2019/06/27 著者:佐藤 高史 341 Views

前回の記事の文末に「安価でヒトが集まる所にはヒトも玉石混交している。」と記述しました。

極端な例で言うと、婚活パーティーや街コン。スイマセン、個人的にこうゆうネタが好きなもので…。しかし、かなり経験してきてるから言えるんです。

 

 

これらのコンパやパーティーはカテゴリー毎に大別されており、低単価のパーティーはとにかく集客を増やし、お店の宣伝も含めターゲットはかなり幅広く設定します。

また、婚活パーティーには、「医者・弁護士・年収800万円以上の男性限定」や「スポーツ好き限定」、「サバイバルゲーム好き限定」というように具体的にターゲットを絞って客単価を上げて開催しています。

カップル成立には共通の何かがあること、またはお互いのニーズがマッチしていれば進展も早いです。街コンでの目的に「お友達を作るコト」という宣伝を見ますが、これは凄まじいウソです!最終目的は「彼氏彼女を作るコト」です。正直になって行きましょう!

 

この価格と客層の視点に関して、フィリピン留学に置き換えてみましょう。今回ご紹介する記事は、私自身の経験だけでなく、バコロドで起業している友人と留学エージェントさんたちからの総意を基にして言います。

ネガティブには捉えず、ポジティブに捉えていただきたいのですが、セブには多くの日系英語学校があります。

そこには先見の明を持つ人々や、セブ留学中に起業している日本人に触発・感化されて実際新規事業を立ち上げている人もいます。この行動力は素晴らしいです!

 

しかしながら、セブという想像以上に住みやすい街であるが故に、セブに滞在したいだけの輩も多くいます。

そして、これまでの人生経験とそこそこの人脈を使って、これからセブで起業を志す方たちに対し、コンサルティングらしき事を行ってる輩が存在するのも事実。セブは日本人人口も多いですから、怪しげなビジネスを展開してる人も多いのです。

学校に関しては、表向き綺麗な学校が多く存在します。週末はセブの綺麗な海と煌びやかなバーやクラブで酔いしれるエンターテインメントも充実。日本人も多くてめっちゃ楽しそうな授業風景…。

 

WEBサイトなんかを見ると、セブの観光地的な華やかさも手伝って、地方都市の学校に比べて、セブの学校の方が頭1つ2つ抜き出てるように見えることでしょう。

 

しかしながら、地方都市の学校は、セブより若干安く施設も思っている以上に清潔で授業内容も申し分ありません。

しかし、地方都市の学校だからと言って、全ての学校が良いと言うつもりもありません。

私はバコロドの平均価格で中規模の学校OKEA(定員200名)に4カ月間、その後同じくバコロド最安値の小規模学校BILC(定員10名程度)に3カ月間留学していて様々な点において比較していました。

 

2つの地方都市の学校を経験して感じたことは、小規模の学校は「講師数が少ないので良質な講師も少ない。」ということが言えます。企業における「2:6:2の法則」の比率にほぼ当てはまります。

 

みなさんは、「2:6:2の法則」は聞いたことがあるでしょうか?

これは、全体の社員(講師)の中で、2割の優秀、6割が普通、2割のイマイチといった比率です。

 

講師が10人しかいない学校には、2~3人しか優秀な講師がいない。しかし、50人の講師を有する学校ならば、10人の優秀な講師がいるという事になります。

 

安いだけの学校は、往々にして小規模校だったりします。値段を安くすることでしかアピールできないためです。しかし、安い学校の小規模校を選べば、良質な講師は当然少なくなります。

 

「留学費用を安くしたいけど、どうすれば良いの?」多くの方が抱える疑問だと思います。

 

「地方都市を選んだ方がコスパいいの?」、「セブより安い地方都市でも満足できる留学生活が本当に過ごせるの?」考えれば考えるほど色んな疑問点が出てきます。

今回は、セブエリアと地方都市にある語学学校を比較して、皆さんと情報共有していきます。

留学という一回に数十万円も使う大きな自己投資、慎重に選んで絶対失敗したくなーい!

セブと地方都市の学校施設の違い

セブの学校施設はハイレベルが多い

 

セブは言わずもがなフィリピン留学の中心!勿論多くの学校が集中しているので、どこの学校も寮もめっちゃキレイ☆

学生寮から通学するスタイルの学校も多く、そのような学校を選ぶと通学は多少面倒ですが、そんな事は気にさせないほどのハイレベルな施設!

具体的に言うと、日本の新しいビジネスホテルに滞在する感じに近い。セブだと都会で土地も限られているため、ビル型の学校が多いのが特徴です。

 

…と言うのも、レッドオーシャン(競合の多い)エリアなので、企業側としては設備投資をしてリニューアルでもしないと他校に勝てない。

 

見込み客へアピールするのに新しい何かが必要なので、学校や寮の投資が抜け目ありません。

お客側からすると、安心して日本と同等の生活環境に加え、セキュリティー体制や食事に関しても申し分ないです。

 

地方都市の学校施設も悪くはない!

 

セブほど学校数は多くはないですが、地域と学校によってはセブと見劣りしないレベルの施設を有している。学校キャンパスの種類は、ビル型とリゾート型の両方があり、地方都市の場合は周辺環境も落ち着いている立地が多い傾向があります。

上記で「地域と学校によっては」と述べた通り、中にはそこそこレベルの施設もある。新しくはないけどそんな汚くもない。決して感動するレベルではないが、「まあ普通に暮らせるじゃん!」と思わせる。日本の地方にあるホテルや旅館に滞在する感じ。

ブルーオシャン(競争の無い未開拓な地域)とまでは言えないが、学校も数校存在し共存しているので、設備投資に注力しているわけでもなさそう。

 

→ OKEAの実際のお部屋ですが、普通に暮らせる環境だと思いませんか?

 

ちなみに私の在籍するOKEAですが、客観的に見ると勿論感動するレベルではありません!女性でも「え、まあ普通に暮らせるやんかー。」というところです。ただし、地方都市で平均よりさらに安い学校には要注意です。

ご飯が冷たい、スタッフが盛った分だけしか食べられない、冷たいご飯と冷えたスープと屁みたいなおかずの合計3品しかなくて、「フィリピン留学ってこんなもんなのか…。」という悲しい体験した生徒がいるのも事実。

ちなみに、これはバコロドにある〇〇〇という学校ですので、お勧め出来ません。

 

※学校名〇〇〇は名誉のために伏せてあります。バコロド地域への留学をお考えで、気になる方は留学ドットコムまでお問い合わせください。

 

施設に関して私から言いたいのは、「学校パンフレットとホームページの画像は疑え!」です。

 

インスタ女子によくありますが、女子は「ホンマよー盛る」盛りまくる。そしてここ一番の写真をプロフ画像に使う。

実際会ってみたら「あれ?何か目ヘンくない?」水着の写真なら、腹へっこまして息止めてシャッターを待つ。学校もアナタと同じです。学校も「コレや!」という写真をこれみよがしにパンフに掲載するんです。

自分を良く魅せたいからです。しかも、パンフは紙媒体なのでいつ撮影したのかがわかりません。大抵は、施設ができたばかりの写真です。では、何の画像が最もリアルなのか?

 

ズバリ、気になる学校のSNSをチェックしましょう!

 

このご時世で、SNSをしっかり更新していない、ターゲットを定めていないようなどうでもいい写真をアップしている学校は、SNSマーケティングの重要性を意識していません。

つまりスタッフの意識や品質が低い事も明確になります。SNSで学校の全体はわからなくても、SNSを一通りチェックすることで、施設レベルが必ず確認できるはずです。

SNSにアップされてる画像を見て、自分の強要範囲内であれば、実際入学してからでもそこまで違和感を抱くことは無いでしょう。

 

セブと地方都市の授業内容・クラスの品質

セブの語学学校は人材にしっかり投資している

セブは競争が激しいため、授業内容のレベルアップだけでなく、しっかり人材にも投資している学校が多いのが特徴。

月に数回講師研修を実施、講師の定期的なTOEIC受講による英語スキルの維持向上などを行っています。

研修により、授業のHow toが統一されているため、安定した高品質の授業が受けられるでしょう。

 

ただし、フィリピン人からすると、マニラとセブは「稼げる地域」と捉えられています。

 

つまり地方からの出稼ぎ労働者と労働環境が多い。労働者の入れ替わりが激しく、学校側は優秀な講師を確保し続けるのが難しくなってきているのが直近の問題です。

フィリピンでは、「教師」は人気職業になっていて、人材も豊富ですがハイスペックなフィリピン人は英語講師ではなくても、より良い給与の仕事に簡単に転職できるのがマニラとセブの地域的特徴でもあるのです。

事実、セブ留学してきた生徒からは、以下のようなクレームに近い声も聞きます。

 

「セブの学校に二回留学したけど、知ってる先生が誰もいなくて悲しかった…。」
「2カ月留学していたけど、2~3週間おきに先生変更があって授業の質にムラがあったんです。」

 

優秀な教師をキープし続けるためにも、学校側はフィリピン人教師に対して良い給与条件を用意しなければなりません。

結果、資金的にも余裕がある大規模校の方が有利になり、大規模校により生徒が集まる傾向が強まることになります。

費用に関して言うと、優秀な講師をキープし続けるためには人件費も高騰することになり、生徒側が支払う授業料も平均よりも割高な傾向になります。

 

→ 優秀な講師をキープしておくためには、コストがかかる。

 

地方都市の講師は離職率が低いのがウリ

人材投資がしっかり行われているかは正直不明ですが、講師採用時にはどこの学校も生徒から授業に対するクレームはゼロにしたいので、面接や模擬授業などはきっちり行われています。

ただし、授業内容は講師頼りにされている学校もあるので、バラつきはあるかもしれませんが質は良いと言えるでしょう。

 

地方都市の場合は労働環境が限られているため、離職率はマニラ・セブと比較して低い傾向にあります。

 

この講師定着率って案外重要なんです。

授業を受けると一目瞭然なのですが、ベテラン講師(二年以上勤務とする)は、私たちのような発音、文法が間違っている、単語も乏しい会話の中でも「こうゆう事を言いたいんでしょ?」と察する力が強いのです。そして、「その場合はこう言うんだよ。」といった適切な指導も期待できます。

また、日本人の特徴として、内心では理解していなくても周りに合わせて「わかりました。」と発言してしまうケースは結構多かったりします。

 

そんな場合でも、生徒の表情、間、から察して本当に理解させようと努めてくれます。

 

これって、英語ビギナーからすると物凄い有難いんですよね!これはベテランだからこそ出来る事。勿論新米講師は初めての外国人生徒に英語を教える事の嬉しさや向上心、熱意を持って教えてくれて、本当にエンターテイメント性が高い部分は評価に値します。

ですが、「察するコト」に関しては、経験を積み重ねたベテラン講師には劣ります。

だからこそ、講師の定着率は非常に重要であることを重ねて強調しておきます。

 

→ ベテラン講師は察する力が優れている。

 

ちなみに、フィリピン人は転職する事に対して特に恐れたりしていません。むしろ時給がほんの少しでも高い仕事があれば簡単に転職します。しかも突然です。

繁忙期の夏休み、冬休み中だけ雇って契約期間満了後は、「ハイさいなら!」だったら誰でも安定した職を探しますよね。これは、フィリピン人だって同じ。「ピーク時期だけ働いてください。」なんて言うのは経営者側の勝手な都合です。しかもフィリピン人は、「家族のため」に働いているんです。

「給料は全てお母さんに渡して、そこから私のお小遣いをちょっとだけもらうんです。」全フィリピン人ではありませんが、基本的にはこのスタイルです。日本とは真逆ですね。

 

セブと地方都市の料金の差は?

競争の激しいセブはピン~キリまで

フィリピン留学の価格は、セブ基準で捉えて良いと思います。セブには多くの学校数があるんです、普通に考えて値下げ合戦になってもおかしくありません。

しかし、フィリピン社会状況からすると優秀な人材の確保は困難、家賃は年々値上がりして固定費、変動費は増加していくばかり。

そのような環境下で値下げしたら経営悪化に繋がります。このような事は火を見るより明らかです。

 

俯瞰して見ていて分かる点は、安値で押している学校はリスクが高いという事!

 

裏を返せば、セブという誰もが来やすいエリアなのにも関わらず、安さを売りにしないと集客出来ないという学校の自信の無さに見えます。例えば、夏休みの繁忙期にも関わらず、セブで空室がある学校は絶対ヤバイ、ヤバ過ぎる。何かある…。

この辺の裏事情は、留学エージェントは知っています。アナタが相当な事を要求しない限り、カウンセラーさんも「送客したら危ないな…。」と感じている学校をアナタ(見込み購買客)に紹介しません。

学校・講師・コンテンツといった語学学校における商品の品質が良ければ、安売りしていなくてもカウンセラーさん(販売者)はオススメしたくなるものです。

 

地方都市はセブよりも気持ち安くなる

授業料が往々にセブより月一万円前後安くなります。これは変動費、固定費がセブより若干安いからです。

しかし、ここ最近では地方都市でも高品質な施設を有している学校が増えてきているので、大きな価格差というのが徐々に無くなってきている部分もあります。

次に渡航費に関してですが、日本からLCC(格安航空会社)の直行便が地方都市にも拡大・就航もしているので、セブじゃなくてもトランジット無しで地方にも行けるようになってきています。そうなると、渡航費も含めた留学費用総額で抑えることが可能になってきます。

 

地方都市の場合は、生活する上でのランニングコストもセブより抜群に安いのが最大の魅力と言えます。

 

<セブ>留学12週間で週3日外食する場合

内訳数量と単価費用(ペソ)
レストランまでの往復交通費
※セブではタクシー利用必須
タクシー1台300ペソ
食事代男性一人分300ペソ
酒代(二件目も行った場合ビール3本(80ペソ/1本)240ペソ
合計840ペソ

※840ペソ × 3日 × 12週間 = 30,240ペソ(約65,000円/約3カ月)

 

<地方都市>留学12週間で週末は外食する場合

内訳数量と単価費用(ペソ)
レストランまでの往復交通費
※ジプニーを利用
ジプニー/学生1人分16ペソ
食事代男性一人分150ペソ
酒代(二件目も行った場合ビール3本(60ペソ/1本)180ペソ
合計346ペソ

※346ペソ × 3日 × 12週間 = 12,456ペソ(約27,000円/約3カ月)

 

約3カ月間(12週間)の生活コストの差額は、40,000円弱となってきます。

これらの価格差が生じる理由としては、以下のような理由になります。

 

・セブ = 観光地価格
・地方 = 現地価格

 

観光客はたくさんのお金を観光地に消費していくので、販売者側は若干高めに価格設定しています。

しかし、フィリピンの地方はそこまで観光地化されていないので、多くの商品は現地価格(フィリピン人向けの価格)で据え置きとなっています。私たちからすると、多くの商品が非常に安価で手に入るのです。

この物価の安さは、長期になればなるほど差額が拡大していくことになります。長期留学を検討している方は、しっかりとランニングコストに関しても試算して費用を比較しましょう。留学後に「もっと安くてイイ所あったやん!」ってならないようにしましょう。

 

→ 地方都市はセブに比べて生活コストも安く済む。

 

セブと地方都市の街の雰囲気

セブはインフラが整った綺麗な環境

セブ中心街は、建物や交通インフラも日本並みにキレイです!多くの語学学校は、日本人に好まれるように安全でキレイなロケーションに学校を構えます。

週末や放課後に食事や飲みに行く場所も選択肢が豊富にあり、尚且つどこもインスタ映えするようなアーティスティックで味も旨い!日本の首都圏外の街よりも全然楽しく過ごせると思います。

しかし、道路は舗装されていますが、しっかり整備されているかと言えばイマイチです。マクタン島とセブシティを繋ぐのは大きな橋が2本しかなく慢性的な渋滞…。タクシーを利用すると、メーターの上昇が気になります…。

 

一方、空港のあるマクタン島はちょっと趣が異なり、いわゆるビーチリゾートエリアなので都会という雰囲気よりもリゾート地の雰囲気を感じることができます。

週末は有料のキレイなアジアンビーチで日焼けしながら、ゆっくり昼間からビール☆

完全に南国のバケーション感覚を味わえます。

 

→ セブのビーチは人工的に作ったため、有料ビーチが殆ど。

 

今さらっと書きましたが、セブ(マクタン島)のビーチは「有料ビーチ」です。

 

日本のように車から海パン→海へダイレクトダイブは不可です。ご存知かもしれませんが、セブでは基本ビーチには入場料を支払わないとなりません。ビーチは、各ホテルが管理していて、キレイな砂浜の砂も実はあれ買って来てるんです。だから、その買って来た砂を隣のビーチに流れ込まないように、長く高めの堤防らしき壁が存在しているんです。

また、セブは観光地なので、タクシードライバーも運賃をぼったくる可能性が高いです。現に私の友人がマクタンとセブシティに観光しに行った際、やたらと遠回りさせられた挙句に指定ポイントではなくドライバーお勧めのポイントに到着させられたと。

そこから指定地まで行きましたが、「無駄に寄ったオススメポイントまでの料金も支払わないと降車させてくれなかった…。」という笑えない話。結局ドライバーの言う通り払わないと降車させてくれないため、全額支払ったとのこと。

 

この時に、カッとなって口論になっては絶対ダメです!

 

ドライバーでも銃を保持していることもあり得ます。セブではありませんが、マニラでは実際降車の時に銃で脅されて強盗事件も起こっています。

言ってもフィリピンは物価が安いので、運賃をぼったくられても日本人にとっては、せいぜい500円未満の話でしかありません。

一度交渉してらちが明かないようであれば、「運が悪かった…。」と清く身を引きましょう。実際、そのようなタクシーばかりではないので、「たまたま外れくじを引いた。」と思って諦めも肝心です。

 

地方都市はほど良く整った街並み

 

エリアにもよりますが、地方都市は高層ビルの数が極めて少なくなります。アナタのイメージに近いアジアの街並みがそこにあります。

地方都市は発展途上にあるので、現在は建設中のビルが多く、敷き詰められたトタンの家々と共存した街並みが特徴。

 

留学生が口揃えて言うのが、「ド田舎を想像してたけど、ほど良く発展しているので落ち着いててめちゃ住みやすい!」そうです。

 

「地方=ド田舎」と捉え、田んぼばかりの街を想像してはいけません。そんな所に外国人向けの学校を設立したいとは誰も考えません!

地方都市でもフィリピン人向けにリゾート施設は点在しているので、リーズナブルな価格で私たちも満喫できます。し

かも観光客が極めて少ないので、タクシーもほとんどぼったくる事なくきっちりメーターで走ってくれます。

 

また、人々も擦れた人が少ないせいか、多くの方々が非常に親切なイメージがあります。

 

まだ私が英語を闊達に話せなかった頃、道端で適当にフィリピン人に声を掛けて場所を聞いたことがあります。

すると、その人だけでなく周りの関係ない人まで巻き込んで、「あーやってこー行くんや!」と皆で必死に教えてくれました。

これは私だけでなく留学生のほとんどが同じ経験をしています。何かわからないけど、周りのフィリピン人が異様に助けてくれる場面にアナタも遭遇するかも。

 

また、カオスの様な市場では、色んな珍しい商品とまがいモノ中のまがいモノが売られていて、人で賑わっています。

そんなアジア経済のエネルギーを感じる隣では、タクシードライバーとセキュリティガードが昼間から寝ている。これ、普通の光景です。たまにドライバーを叩き起こして、運転をお願いすることも。

留学開始してから1週間もすると、交通手段は基本ジプニーになります。なにせ激安だからです!一定区間をずっと走り続けていて学生一人7ペソ(約15円)です。ジプニーの乗り方については、以前の記事内の動画で説明しているのでまあ見てみてください。

 

 

留学エージェントを活用しベストな学校選びを!

 

フィリピン留学は、他国の留学と比較するとセブだけでも十分に安いです。フィリピンの地方は、そこからちょっとだけ安い。それ以上に価格の安さを追求するのはあまりお勧めしません。

現地に行かないと分からない予期しない事があるかもしれないし、実際起こる可能性だってあります。

確かに、自身でSNSや友人の話しを聞いて、留学エージェントはサイトだけ閲覧して介さず直接申し込んだ方が手数料やら抑えられて、ちょっとでも安く申し込めるんじゃないかなと考えるのも当然ですよね。

 

 

その気持ちも分かります。

しかし、SNSや友人知人の話しと、留学エージェントの情報量は雲泥の差があります。留学エージェントは留学のプロフェッショナルです。

留学や生命保険といった「無形の商品」を他人に伝達させる事は大変困難なのです。

 

私は以前、9年間ファブリックの営業していました。消費者が目の前にあるモノを手にして吟味し、価格に見合ったモノなのかを判断して、購入する行動に繋がります。

しかし、留学の場合は価格が高く、目に見えない抽象的なコトを購入することになります。

実際、価格に見合った商品なのかどうか判断が難しいので、「少しでも安く…。」というマインドにつながるのかもしれません。

 

しかし、「安さ」を追い求めることは、トラブルに巻き込まれるリスクも同時に高めていることを理解しておきましょう。

 

序章に小規模の学校には、優秀な講師が少ないことを紹介しました。

講師が自分に合わなくて、その担当講師を変更した後に「何でアタシを変えたの?」と直接質問してくる、変更後の態度がいきなり冷たくなる講師が存在します。正直かーなーり面倒くさいしウザイ。

優秀な講師は、相手の立場やマインドも汲み取る事が出来るのでそんな質問はしてきません。規模が小さい学校だと、他に講師の選択肢が少ないというのが最大のデメリットだと気づきました。

 

最安値だったので仕方ないなと割り切るしかありませんが、このような情報は共有するべきかな…と。

このような苦い経験や卒業生の声を拾い上げて、指針を与えてくれるカウンセラーさんがいるのが留学エージェントです。

個人的にベストな学校選びの方法は、「まず留学エージェントに相談。何校か提案して貰った上で、その後自身で調べる。そして、自分なりの結論をカウンセラーさんに伝える。」という流れが失敗しにくい学校選択だと思います。

 

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