大学2年生の夏休みを利用してフィリピンに短期留学!僕がフィリピン留学に決めた理由とは? | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

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大学2年生の夏休みを利用してフィリピンに短期留学!僕がフィリピン留学に決めた理由とは?

公開:2020/03/11 著者:蒲地 康平 635 Views

自分は大学2年の夏休みを利用して、1か月間フィリピンのセブ島に留学していました。

セブ島の日本人経営校の Target という語学学校に通っていました。

大学の学期休みを利用して、短期留学を考えている人も多いと思います。その際、どの国に留学したらよいか、多くの方が迷うと思います。

 

そこで、今回はなぜ僕がフィリピン留学を選んだのかをお話ししようと思います。

 

フィリピン留学はよく聞くけどメリットは何?
フィリピンって実際どうなの?
安いのは分かるけど英語力は伸びるの?

 

誰でも最初はこのような疑問と不安を抱くはずです。自分もフィリピン留学する前は、同じように疑問に思っていました。

自分のフィリピン留学経験から、これらの疑問に答えて行きたいと思います。

 

フィリピン留学は「安さ」が魅力!

多分、この記事を読んでいる方全員同じだと思いますが、留学と言えばオーストラリアやアメリカ、カナダといった欧米圏の国のイメージをもっていました。

しかし、実際に調べてみると1か月でも40~50万円は準備しといた方が良いという情報が書いてあり、そんな大金を1か月で使いたくないと思っていました。

なぜなら、留学期間が1か月だとペラペラに話せるようになることはないですし、この夏休みの1か月の短期留学で完結はしないのは明らかです。

 

また、日本でTOEICや英検、受験などで勉強した英語を、「実際に使う練習をするという目的」で今回の留学を考えていました。

 

お金に関しては、部活と学校の繰り返しでバイトもあまりしていなかったので、そんなにお金が貯まっていなかったという事情もありますが…。(笑)

仮にお金があったとしても、英語を使う練習のために1か月で40~50万円を使う価値があるのかと考えた時に、ちょっとコスパ的に無いな…と。

今はオンライン英会話だと1レッスン数百円で毎日利用できます。また、欧米圏の語学学校のグループ授業だと、複数の学生がクラス内にいるので話す練習も限られます。

 

また、積極的に発言をしないとただのリスニング練習になってしまうと思い、あまり魅力を感じませんでした。

また、夏休みの1か月間という期間限定の留学であれば、留学中に観光に行くに決まっていますし、これ以上にお金を使う可能性もあると思います。

そういった面から、調べて行く中で欧米圏への短期留学の魅力は、自分の中から消えて行きました。

 

自分が求めたキーワードは、「短期1か月」、「安い」、「スピーキングの練習がしたい」、この3つを優先して留学先を調べていました。

 

そこで見つけたのがフィリピン留学でした。

留学エージェントに見積りを取ってもらうと、15万円ほど/1ヶ月で授業料、滞在費、食事付きでした。

その他にも航空券や、現地でテキスト代やお小遣い、また観光にも行ったので、かかった費用はトータル20万円前後でした。

それでも留学で有名な国へ行く費用の半分以下に抑えられたので、「短期1か月」で「安い」というキーワードは満たせたと思います。

 

そもそもフィリピンは、日本と比べると物価が安いことで有名です。また、セブパシフィック航空などの格安航空を使えば、かなり費用を抑えられます。

しかし、授業料は安いけど生活費がどのくらいかかるのか心配…という人も安心してください。フィリピン留学は滞在費や食費も込みなので、お小遣いプラスアルファくらいで済みます。1ヶ月の短期留学であれば、月3万円もあれば十分だと思います。

ちなみに、現地ではどのようなことにお金を使ったのかなどの詳細は、今後の記事で紹介していきたいと思います。

 

→ ミネラルウォーターは2Lで50円ほど。

 

→ 外食をした時の写真。これ全部で400円くらいでした。

 

スピーキング練習に最適な国

次に、フィリピンは、スピーキング練習をするために最適な国であったということをお話ししたいと思います。

なぜスピーキング練習に最適であったかというと、授業形式がマンツーマンだからです。

朝の8時に授業が始まり、夕方の4時頃に終わるというスケジュールになっていました。

 

宿舎は学校の敷地内(自分の場合は別館だったので学校の向かいの建物)なので、お昼休憩になればご飯を食べた後に部屋で昼寝をしていました。

授業毎に先生が変わるため、1日中同じ先生というわけではなく、同じフィリピン人講師でも、訛りがある人もいれば、無い人もいたりと様々な人がいるので楽しかったです。

授業内容はテキストに沿って文法や発音、先生が質問して生徒が答えるというような内容のものもありましたが、基本的には自分が望んでいた通りのスピーキングの練習を存分に行うことができました。

 

→ TARGETのマンツーマン授業イメージ。スピーキング中心の授業を行ってくれる。

 

具体的には、先生と週末の予定を話したり、日本について教えたり、将来の夢を語ったりと、英語で友達のように会話をしてくれる先生がほとんどだったので、飽きることもなく毎日が楽しかったです。

自分が特に印象に残っている授業は、テキストの長文を宿題で解いてきて、授業中にはその長文に出てくる英単語を学ぶというものでした。

宿題を出す先生がほとんどいなかったので、正直言うと面倒くさかったのですが、英単語を英語で教えてもらえるというのはかなり新鮮で面白かったです。

 

たまに自分で英英辞書を使って調べてみることもありますが、文章に出てくる英単語が分からないこともあり、あまり使っていませんでした。しかし、生身の先生だと自分が理解できるレベルまでかみ砕いて説明してくれるので、とても勉強になりました。

例文を言ってくれたり、絵を描いてくれたり、それでも伝わらなかったら呆れられたり…。(笑)

また、自分が理解するまで、授業時間を延ばしてくれることもありました。

 

また、受験生の時に使っていた「ターゲット1900」やTOEIC対策に使っている「金のフレーズ」という英単語帳があります。

そこで覚えた単語の意味を説明すると「違う!」と言われることが何回かありました。

これは英単語帳が間違っているのではなく、使う場面が間違っていたのです。

 

例えば、「Irritateはどういう意味?」と聞かれました。自分は日本の単語帳で「イライラさせる」と言う意味で覚えていました。

それを知っている単語をうまく使いながら“怒りたくなる状況”とか“誰かに嫌なことされた時に使う”みたいな感じで説明したら違うといわれました。

Irritateは、Botherと同じ意味といわれて困惑しました。なぜならBotherは悩ませると勉強していたので、自分にとっては同じ意味になるとは想像しがたかったからです。

 

このような感じで、意味が若干違う捉え方になるということに気づくことができました。

確かに英語を日本語に訳したり、日本語を英語に訳したりすることは、こういうニュアンスの違いまでを表現するのは難しいと思います。

日本語の“いただきます”ってどう訳せばいいかわからないのと一緒で、ただ単純にご飯を食べる前に言う言葉ではあるけど、「誰に感謝しているのか?作ってくれた人なのか?生き物に対してなのか?宗教的には何か関連しているのか?」のように考えだしたら難しくなります。

 

単語帳で一対一で訳されたものを覚えるだけでなく、留学して実際に「外国人はどのようにこの英単語を捉えているのか?」ということまで勉強できるので、かなりためになると思います。

他にも文法を英語で習ったり、趣味について質問しあったりする授業もあり、英会話につながる授業を受けられたと思います。

ちなみに、1日のうち2コマはグループレッスンでした。自分の意見を積極的に出すことや、他の人の英語の表現を学んだり、一緒に学ぶ中国人やベトナム人の発音に慣れることもできます。

 

自分の場合、留学開始から1.5週間あたりでフィリピン人の先生の英語がはっきりと理解できるようになりました。

 

マンツーマンで授業が毎日あるので、ぼーっとすることがなかったから早いスピードで成長したのだと思います。

そして2週間が終わる頃に中国人やベトナム人の英語も理解できるようになりました。最初は彼らが何を言っているかわからず、グループレッスンで“あなたは彼の意見を聞いてどう思う?”という風に聞かれたときは地獄でした。

何言っているかわからなかったので、取り敢えず彼の意見に賛成みたいなことを言って流していました…。(笑)

 

中国人の英語は、抑揚がすごすぎて中学生で習うような英単語でも聞き返してしまいまして…。とても恥ずかしかったです。

ベトナム人はというと、threeをトゥリーって言ったりするため、最初は「“木”がどうかしたのか?」と思っていました。(笑)

しかし、台湾人の友達と外食したり、ショッピングセンターに出かけたりしているうちになぜか急に聞き取れるようになって、グループレッスンでも苦労しなくなりました。

 

フィリピン留学は全寮制でもあるので、生徒同士で過ごす時間も濃密です。そのため、外国人の生徒らと一緒に時間を過ごすことによって、耳が慣れるのも早いです。

 

マンツーマン授業は、絶対に自分が話さなければ授業は進まないし、自分のペースに合わせてくれるのでスピーキング練習になります。

グループレッスンでは、周りのペースに必死について行って、自分から発言をする練習になります。グループレッスンと言っても、欧米の語学学校の半分以下の4~6名前後の少人数制です。

 

この2つが同時に勉強できる面からもフィリピン留学はおすすめだと思います。

 

そして、TARGETの先生は、みんな笑顔で接してくれて印象が良かったです。

入学初日にクラス分けのテストがあり、その結果からレベル別に分かれてグループレッスンが行われます。また、その成績が先生にも伝えられるので、レベルに合わせた対応をしてくれます。

 

→ フィリピンの語学学校のグループレッスンは、少人数で行われる。

 

フィリピン留学は短期留学の人でも充実の時間を過ごせる!

フィリピン留学のメリットは、以下の2つにあります。

 

・費用を抑えられる
・マンツーマンもグループレッスンもできる

 

まずは、自分が留学になぜ行きたいかを考えるといいと思います。

TOEICや英検の点数を上げたい、海外で生活してみたい、文化を学びたい、外国人の友達が欲しい…など人それぞれ目的があると思います。

そして、自分の目的に応じて、留学先を決めるべきです。

 

あなたの目的が特にスピーキング練習なら、フィリピン留学はおすすめです。

 

オンライン英会話や英会話スクールなど、日本国内でも様々なスピーキングのための勉強法はありますが、やはり留学は成長のスピードが違います。

手っ取り早く英語を身に付け、かつ英語の勉強以外にも貴重な経験ができことも留学の魅力と言えるでしょう。

 

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