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カテゴリー:ニュース

ワーキングホリデー人気3カ国・フィリピン・日本のコロナウイルスの状況を徹底比較!

公開:2020/05/15 著者:河端 健司 115 Views

こんにちは!フィリピン留学のかわけんです。

新型コロナウイルスの影響により、ワーキングホリデーや留学に大きな影響が出ている人は少なくないと思います。

現在もコロナの状況や、それによる政府の意思決定に注視している人も多いと思います。

 

今回のコラムでは、ワーキングホリデー先として人気のオーストラリア・カナダ・ニュージーランドの3ヶ国と「2ヶ国留学」先として人気のフィリピン、そして日本の計5ヶ国のコロナ状況を比較したいと思います。

 

比較するにあたり、合計7つの指標を用います。日頃私たちがニュース等で見るデータは主に「累計感染者数」です。

しかし、新型コロナの影響をより深く把握するためには、これ以外にも死者数、回復者数、致死率などといったデータを読み解くことも大事です。

現状を深く把握するため、または今後ワーキングホリデーなどで外国の友達と話す時に、日本の実態や相手国の実態をしっかりと理解した上でコミュニケーションを取ることができるための一助にこのコラムがなればと思っています。

 

なお、今回使用するデータはWorldmeter(https://www.worldometers.info/coronavirus/)の2020年5月10日,07:49(GMT)現在のものです。

コロナの感染状況は1日単位で変わっていっていることは皆さんもご承知だと思います。

細かい数字は今後変わっていくことが十分に考えられますので、参考として扱っていただければ幸いです。

累計感染者数

最初の項目は「累計感染者数(Total Cases)」です。こちらは文字通り、全期間を含めた累計の感染者数です。

 

「累計」なので、既に回復した人、亡くなられた人の数も含まれています。

 

私たちが日頃ニュースで「感染者数〇〇人」とか「感染者1万人超え」のようなかたちで頻繁に目にすることの多い数字はこの数字です。

こちらを今回比較対象としている5ヶ国で比較すると、以下のようになります。

 

 

1番累計感染者数が多いのはカナダ(67.702人)となっており、5ヶ国の中で現時点では突出しています。

2番目が日本(15,663人)、3番目がフィリピン(10,610人)でこの3ヶ国からは既に1万人を超える感染者が出ております。

4番目と5番目にはオーストラリア(6,939人)ニュージーランド(1,494人)が続くかたちになっています。

 

新規感染者数

続いて、「新規感染者数(New Cases)」ですが、これは新たに感染した人の数です。

 

新規感染者数を見ることによって、最新の感染状況を把握することができます。

 

例えば、累計感染者数が10,000人という状況にあるとします。

そのうち直近の1週間の新規感染者数が5,000人であれば、この1週間で大きく増加したことになります。

それとは対照的に直近の1週間の新規感染者数が10人であれば、新規の感染者はほとんどおらず、改善に向かっているということになります。

 

1週間単位で目まぐるしく感染状況が変わることが日本含め世界各地で、頻繁に起こっているので、累計感染者数だけでなく、この新規感染者数を把握しておくことも大事です。

 

5月3日~9日の1週間の新規感染者の状況を国別に見てみましょう。

 

※5/6は日本のデータなし

 

この1週間の新規感染者数の動きに関しては、増加の大きさにより3つのグループに分けることができます。

 

・1つ目がカナダで、7日間全てにおいて1日あたり1,000人以上の感染者が発生しています。
・2つ目が日本とフィリピンで、おおよその数で1日100人前後~300人前後新規の感染者が増加していっています。
・3つ目がオーストラリアとニュージーランドで、新規の感染者が非常に少ないです。オーストラリアは20人前後で、ニュージーランドに至っては0~2人となっております。

 

この数字からカナダは現在もなお大きく増加しており、ニュージーランドはほぼ感染の押さえ込みができていると言って良い状況になっているというようなことがわかります。

一部の国では一度感染の押さえ込みに成功したが、その後再び感染者が大きく増加したというようなケースも出ていますので、新規感染者数を確認し、最新の動きを見ることも必要です。

 

感染している人の数

次が「感染している人の数(Active Cases)」です。これは「累計感染者 −(回復者+死者)」で表されます。

「累計感染者数」の中には既に回復をした人、お亡くなりになった人の数も入っています。

それらを除いて、今現在感染している人の数を把握できる数が「感染している人の数」です。

 

「累計感染者数」は数ヶ月前に感染して今は治っているというような人も含まれているので、それだけでは「現在」の状況が正確にわかりません。今現在実際にどれくらいアクティブなケースがあるのかという「感染している人の数」もチェックすることで、現状を正しく理解することに役立ちます。

 

それでは5ヶ国の状況を見てみましょう。

 

 

順位については「累計感染者数」と同様です。一番多いのがカナダ(31,760人)、次に日本(9,150人)フィリピン(8,064人)と続きます。オーストラリア(701人)ニュージーランド(102人)は、1,000人以下となっています。

上記「新規感染者数」で多かったカナダや日本、フィリピンはアクティブなケースが現時点においても多い状況になっています。

この「感染している人の数」は最終的には、次に説明をする「死者数」あるいは「回復者数」のどちらかに分類されることになります。

 

死者数

次が「死者数」です。死者数は感染者数同様に(1)累計死者数(Total Deaths)(2)新規死者数(New Deaths)の2つに分けることができます。

国を比較してみても、感染者の数はほぼ同数だけれども死者数が大きく異なるケースも見られます。

 

一概には言えませんが、死者数が少ないとその要因の一つとして医療体制が整っているということが考えられます。

 

「感染者数が多い=死者数が多い」ということではなくて、国や地域によって状況は異なっています。

5ヶ国のデータが以下になります。

 

 

感染者と比較して順位が1箇所だけ変わっていて、フィリピンの方が日本よりも死者数が多くなっています。

つまり、現状においてフィリピンは日本よりも感染者数が少ないけれども、死者数は多いという状況になっております。

5ヶ国については数の多い方から順にカナダ(4,693人)フィリピン(704人)日本(607人)オーストラリア(97人)ニュージーランド(21人)となっております。

 

回復者数

次も感染の状況を把握する上で大事な数字で、「回復者数」です。感染者数や死者数同様にこれも(1)累計回復者(Total Recovered)(2)新規回復者(New Recovered)に分けられます。

累計感染者に対しては、(1)累計回復者の割合が大きいと、既に多くの方が治癒したということになります。

また、1週間の感染状況を振り返ってみて、(2)新規回復者数の数が大きいと数字上ではその週は回復に向かっているとも捉えることができます。以下、5ヶ国の累計回復者の状況を見てみます。

 

 

カナダは感染者の数が大きいですが、およそ半分(31,249人)の人が回復しております。

 

累計感染者数のうち既に回復した人の数の割合を示すと、ニュージーランド(91.8%)オーストラリア(88.5%)が90%前後と高いことが分かります。

日本は現時点ではおよそ40%です。私のいるフィリピンに関しては、5ヶ国の中で最もこの割合が低く20%に満ちておりません。フィリピンは、まだ感染中の割合が高いということになります。

引き続きの警戒が必要なことと、アクティブケースがまだまだ多いということなので、現在感染中の方々が回復者の数に入ることを願うばかりです。

 

致死率

続いて「致死率(Death rate または Mortality rate」です。こちらは感染者のうち、亡くなった人の割合を示す数字です。

「死者数÷感染者数=致死率」で表すことができます。この数字は国によって大きく異なります。

たとえ感染者の数が大きかったとしても、この致死率が低ければ一命を取り止めることができていることになるので、最終的にはこの数字を低くすることが大事な考え方だと思います。5ヶ国の致死率は以下のようになっています。

 

 

この5ヶ国の中で致死率が最も高いのは、カナダ(6.93%)フィリピン(6.64%)となっています。日本(3.88%)は他4ヶ国の間に挟まれる形になっており、ニュージーランド(1.41%)オーストラリア(1.40%)はほぼ同値となっております。

参考として、他国とも比較してみましょう。現時点で累計感染者の数が一番多いアメリカは5.94%となっております。

現状としてヨーロッパには致死率の高い国が多く、フランスは14.89%イギリスは14.67%イタリアは13.93%となっています。

 

人口10万人あたり感染者数

最後が、「人口10万人あたり感染者数」です。

ニュースでは、「感染者数」を目にすることが多いですが、国によってそもそも人口は全く異なります。

例えば、累計感染者が1万人だったとしても、人口の少ない国と多い国とでは状況が全く異なってきます。

 

人口10万人あたりの感染者数を見ることで、同じ人口単位で考えることができ、感染の密度等を把握することができます。

 

この数字を見た上で「感染者数」を見ると、異なる印象を受けることもあります。

それでは5ヶ国の状況は見てみましょう。

 

 

今まで見てきた感染者や死者等のデータとは異なる印象を持つ値となっています。この理由としては、人口の違いが挙げられます。

一番数が大きいのはカナダ(179.38人)で他の項目と変わりありませんが、他の4ヶ国については順位に違いが見られます。

ニュージーランド(30.98人)オーストラリア(27.21人)日本(12.38人)フィリピン(9.68人)が感染者数の時と順位が入れ替わっています。

 

ニュージーランドやオーストラリアは感染者の数が少ないですが、人口自体も日本やフィリピンに比べ少ないため(ニュージーランドの人口は福岡県の人口よりも少ない)、人口で割るとこのような違いを見ることができます。

 

これは日本の中でも言うことができます。

東京や大阪などの都市は感染者の数が多い状況となっていますが、元々の人口も違えば、人口密度も異なります。

ワーキングホリデー先の外国人の友達とコロナの感染状況について話をする時に、感染者の総数だけでなく、こういったデータも話すことができればより深い議論ができて、いいかもしれませんね。

 

まとめ

以上、今回のコラムでは「ワーホリ人気3カ国・フィリピン・日本のコロナ状況」をテーマに5ヶ国のコロナ状況を複数の指標を用いて比較いたしました。

最後におさらいをします。

 

1. 累計感染者数: ニュース等でまず目にする「累計」の感染状況
2. 新規感染者数: 最新の動向を把握することができる
3. 感染している人の数: 現状の感染度合いの大きさを把握できる
4. 死者数: 国による医療体制等の違いも影響してくる
5. 回復者数: 回復者の割合が大きいと状況は改善していると考えることができる
6. 致死率: 感染者数が多くとも致死率を上げないことが重要
7. 人口10万人あたり感染者数: 国により人口の数が全く異なるが、同じ人口単位で考えることができる

 

今回比較をした国の中では、現時点でカナダが最も感染の影響が大きい状況になっております。

その次に日本とフィリピンが続き、オーストラリアとニュージーランドは現在感染者の数が落ち着いている状況でした。

それぞれの国においては新型コロナの感染状況により、外出制限の緩和や外国人の入国許可等の政策が左右されます。

 

また、この新型コロナのパンデミックは世界各国の経済にも大きな影響を与え続けています。

失業者も増加しているのが現状で、感染が落ち着いたとしてもすぐにワーキングホリデービザの発給を再開するかは定かではありません。

ワーキングホリデーを考えている人にとっては非常に難しい状況であることには変わりありませんが、少しでも各国のコロナの状況を把握するためのお役に立てればと思い今回の記事を書かせてもらいました。

 

私自身はフィリピンに滞在していますが、現在は留学目的で外国人がフィリピンに入国することはできません。

従って、フィリピンの語学学校にも大きな影響が出ています。また、フィリピンは政府からのコロナ対策などの措置の決定が突然発表されることもしばしばです。

そういった最新状況をこのコラムの他にもYouTubeでも発信していますので、そちらもご覧いただければと思います。

 

 

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