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【SDGs留学】フィリピンで英語+ボランティア+フィールドワークの欲張り留学!

更新:2024/05/17(公開:2022/07/24) 著者:中山 大輔 625 Views

最近よく耳にする「SDGs(Sustainable Development Goals)」ですが、「うーん、聞いたことはあるけど…」、「パッとすぐにはイメージできないな~」という人も多いのではないでしょうか?

実は今、従来の留学スタイル(語学だけ)ではなく、このSDGsに関連した社会課題への気づきや学びを深められるSDGs留学というスタイルも少しずつ増えて来ています。

そこで、このコラムでは留学ドットコムでオススメするSDGs留学プログラムをご紹介します!

そもそもSDGsって?

まずは、SDGsって何なのかというのを簡単に見ていきましょう!

SDGsとはSustainable Development Goalsの事で、日本語訳は「持続可能な開発目標」の事です。

この目標は、2015年に国連で採択された「向こう15年(2030年まで)の世界的目標」の事を言っていて、下記のような各17の目標(ゴール)で構成されています。

 

 

 

こうして一つ一つ見て行くと、「うんうん、なるほどなぁ~。」、「重要な目標だね。」、「確かに目指すべき目標だな」と感じたり、しっかり納得できるものだと思います。

 

でも、結局SDGsって自分には関係ないんじゃ?

 

SDGsを一つ一つを見ていくと「これは誰もが納得できるしっかりとした目標だ!」と感じる一方で、こうやって感じる人も多いのではないでしょうか?

 

「確かにしっかりとした目標だけど…なんだか壮大すぎて実感がわかない…」
「ゴールが大きすぎて、自分とはあんまり関係ないように感じてしまう…」
「うーん…具体的なイメージはわきにくいなぁ~」
「結局1人の人間でしかない自分や自分の生活にはあんまり関係ないんじゃ?」

 

でもこう感じてしまうのは、決してあなたが悪かったり、SDGsへの意識が低いからというわけではありません!ある意味で当然なんです。

なぜならSDGsは「世界共通・全世界の目標」というめちゃくちゃ大きい目標だからです!(おそらく今、世の中に存在する一番でかい目標と言っても過言ではないでしょう)

大きすぎる目標だと、なかなか自分の目標として感じ難いんですよね。

 

例えば「運動する、早寝早起きをする、ダイエットする」など個人レベルの目標であればすぐイメージもつきますが…「貧困をなくそう、あらゆる不平等をなくそう!」といきなり全世界レベルの目標を言われても、なかなかイメージができずピンとは来ないはずです。

しかし、「個人レベルでは実感がわかないから…」といって、「そのゴールに向かわなくても良い」というわけではありません。

確かにSDGsは個人ではピンと来ないとてつもなく大きなゴールですが…決して無視はできない時代に私たちは今生きています。

 

「とてつもなく大きな目標で個人では実感しにくいけど…それでもなんとか全世界でこのゴールに向かって前に進んでいこう!」というのがSDGsの実情と言えるでしょう。

 

ピンと来ない人が多いからこそSDGs留学に意味がある

SDGsは目標が大きすぎて、ほとんどの人が個人レベルではなかなかピンと来ません…。

しかし、そうした状況だからこそ「SDGsに興味を持っている人、そうした意識を持っている人」というのが、実は今世の中としてものすごく貴重な存在なんです。

つまり、こういう事です。

 

– SDGsは全世界共通の目標!

– 世界中の国、政府、企業もSDGsへ向けて前進したい!

– 結局、国&政府&企業も1人の人間がたくさん集まった組織

– 国&政府&企業がSDGsへ向けて前進するには「SDGsへの高い意識、強い関心」を持った人が組織内に1人でも多く必要!

– どの国&政府&企業もチャンスがあれば「SDGsに高い意識、強い関心を持つ人材」を採用したい!と思っている

 

実際、SDGsに興味を持ったり、強い関心を持てるかどうかは、本人次第ではありますが…少なくともそうした興味を持てる経験やチャレンジをしてみるのは、今後あなた自身のキャリアやこれからの人生経験で間違いなくプラスになります。

その理由は、「昨日までSDGsめちゃくちゃ重要だったけど、朝起きたら全世界であらゆる問題が一晩で一気に解決されて、SDGsが全然重要じゃなくなった!」という事にはならないためです。(笑)

逆に年数が経てば経つほど、2030年に近づけば近づくほどSDGsはさらに重要になっていくでしょう。

 

また、ここでイメージしやすい具体例も一つ考えてみましょう!

例えば、あなたがもし公務員や会社員になろうとしていて、面接を受けているとしましょう。

そうした時に、面接官はAさん、Bさんどちらをより評価するでしょうか?

 

Aさん:英語の勉強(留学)をしました!
Bさん:英語の勉強(留学)+SDGsに高い関心、興味を持てる体験もしました!

 

もちろんAさんとBさんを比較して、印象や英語力などの能力自体に大きな差がある場合には、総合的に見て印象や能力が高い方が採用されるでしょう。

しかし、もし「AさんとBさんの印象や英語力などがほぼ同じ・甲乙付けがたい!」という状態であれば、今の時代は間違いなくBさんが採用されるでしょう。

やはり国や政府、企業も現在積極的にSDGsに取り組み、必死になって17のゴールに向かっているので、英語+持続可能な社会の実現に少しでも近づけるような人材が欲しいと考えているからです。

 

まだ世の中の大部分の人は「SDGsってよくわかんないなぁ~」、「壮大すぎて自分には関係ないなぁ~」と思っています。

そうした時にもしあなたが「語学+SDGsの両方」を学んで帰国できたら、採用側としてもものすごく大きな魅力を感じるはずです。

SDGsにものすごく興味のある人が組織内に1人でもいれば、周りの人にも良い影響が出ますし、そうした人が組織内に1人、2人と少しずつ増えていく事で、国や企業もSDGsへ前進、結果としてゴールの実現に繋がっていくんですね。

 

留学ドットコムのSDGs留学プログラムの概要

少し前置きが長くなってしまいましたが…ここからは留学ドットコムのSDGs留学プログラムをご紹介していきます。

 

 

留学ドットコムのSDGs留学プログラムは誰でも参加しやすい1週間 or 2週間での短期プログラムとして作成しています。

また、必要な英語力規定もありませんので、興味のある方は気軽に参加できます。

そして、プログラムの中身ではSDGsに対して興味や関心を高める活動だけではなく、短期留学としてもしっかり英会話の練習、スキルアップができるような構成となっています。

 

さらには、フィリピンセブのショッピングや観光地の訪問も入れていますので「SDGs+語学+観光」と…プロから見ても「かなり欲張りなプログラム」と言えます。

私たちも、皆さんがせっかく海外へ行くのであれば、たとえ短い期間であってもぜひいろいろな体験をして、楽しんで欲しいと思っておりますので、こうした欲張りなプログラムとなりました(笑)

ただ、受け入れ側機関の都合で、最少催行人数が設定されているため、渡航するタイミングによっては規定人数に達しておらずプログラムに参加できない場合もございます。

プログラムの催行有無について気になる方は、留学ドットコムの公式LINEからお気軽にご相談ください。

 

また、天候等やむを得ない事情により訪問先の順番が変更になる可能性もありますが、具体的なプログラム日程は下記のようになっています。

 

→ 1週目のプログラムは孤児院、墓地スラム、スモーキーマウンテンの訪問がメインとなります。

 

→ 2週目のプログラムは海上スラム、マーケット、フィリピンの一般家庭訪問がメインとなります。

 

それでは、早速一つ一つプログラムの魅力をご紹介していきます!

 

魅力1)家庭教師スタイルのマンツーマンカフェレッスン

まずSDGs留学の留学部分ですが、滞在先のホテル近隣のカフェで毎日マンツーマンレッスンが受けられます。

マンツーマンレッスンですので、当然自分のペースで英会話の練習ができますし、個別ブースのような授業ではありませんので、広いスペースでゆったり勉強ができます。

また毎日同じ先生と顔を合わせてレッスンする事になりますので、初日は緊張するかも知れませんが、少しずつ緊張もほぐれていくはずです。

 

魅力2)先生と授業外での生きたマンツーマンレッスン

午後はカフェを飛び出して、フィリピン人の先生と一緒に外出し、あらゆる外出先で生きた英語を学び、英会話の実践練習ができます!

地元(フィリピン)にめちゃくちゃ詳しい先生をある意味で贅沢に一人占めできます。

様々なシチュエーションを通じて、どんどん先生に質問をしたり、コミュニケーションをして楽しめます!

 

・タクシーに乗っている時に見た珍しいものについて先生に質問
・ショッピングモールなどで気になった事をすぐに先生に質問
・オススメのお店や現在フィリピンで流行っている事などもどんどん質問

 

上記のようにカフェ(教室)の中だけでは決して出てこない質問がどんどん出てくるはずですし、午後はまさに生きたコミュニケーションを存分に味わえます。

また、フィリピン人の性格としてかなりフレンドリーですので、午後の英会話クラスについては、「地元に詳しいフィリピン人の友達から有名スポットを付き添いでたくさん案内して貰える」というようなイメージを持って貰えればと思います。

きっと最高に楽しみながら、勉強もしながら…とめちゃくちゃ贅沢な時間を過ごす事ができるはずです!

 

ちなみに「こうした先生と一緒に外出しながらいろいろ案内して貰う、外でいろいろ教えて貰う」というレッスンスタイルは、普通のフィリピン留学(学校)ではできません!

 

それは、下記のような2つが理由です。

 

1)学校側も学校外のトラブル発生をできるだけ避けたい!
2)先生も学校の外(勤務外)では働きたくない!

 

1点目としては、学校側もやはり管理の目が行き届かない学校外ですと、もし万が一トラブルが起こった場合に学校側も対応に追われてとても大変だからです。

マンツーマンレッスンを行うフィリピンの学校には基本的に1人の留学生に対して、1人の先生がいる事になりますので、仮に100人留学生がいる学校だと、単純に100人フィリピン人先生がいる事になります。

例えば、もし1日のトラブルの発生確率がたった1%であっても、100人のフィリピン人の先生と100人の留学生が大勢外出していたら、単純に毎日1回は何かトラブルが起こる計算になります。「毎日、毎日トラブル発生…」、「今日も1件、明日も1件…」となると、さすがに学校側も本業である授業の運営にも支障が出てしまいます。

 

学校側も無用なトラブルやリスクを避けるために「学校外では、留学生と先生との外出は一切禁止!!」という所がほとんどとなっています。

 

2点目は、フィリピン人の先生も学校外でいくら熱心に留学生の対応をしたとしても、それは通常勤務として認められない(お給料にならない)というのが理由です。

やはり学校側としても、そのフィリピン人先生が学校の外で留学生に対してものすごく熱心な対応や課外授業をしているかどうかというのは誰も確かめようがないですし、そもそも一緒に出かける事を禁止しているので、そうした学校外での活動は学校側が評価をしません。

つまり、学校側が「学校外での先生の行動に対して評価をしない」という事は、「いくらフィリピン人の先生が学校の外で丁寧に付き添いや指導を頑張ってもお給料にはまったく反映されない」という事です。

 

私たちも「お給料にならないサービス残業は絶対嫌だ!」と思うように、フィリピン人の先生も「お給料にならない学校外の活動は嫌だ!」と思っています(笑)

しかし、留学ドットコムのSDGs留学プログラムでは、1週間、2週間という短い留学期間で、かつ留学生も少人数だけの受け入れとする事により、普通のフィリピン留学ではできない「学校外での同伴授業スタイル」を実現しています。

さらに先生も少数精鋭で運営し、そのフィリピン人先生の1人1人にきちんと午後の授業(各スポットの訪問活動)や留学生からのフィードバックがきちんと評価やお給料に反映されるという事も伝えていますので、各先生もしっかり対応してくれます。

 

また、午後の外出中は現地フィリピン人の先生が常に付きっきりでサポートしてくれますので、先生の監督の下でフィリピンを安全に過ごす事ができます。

 

魅力3)SDGsのテーマに沿ったフィールドワーク

魅力の3つ目は、SDGsのテーマに沿ったフィールドワーク(訪問活動)です。

これは留学ドットコムのSDGs留学プログラムでも特に目玉となる内容で、普通の留学や自分一人では決して訪問できないような場所へ訪問し、フィリピンの地元住民へ直接インタビューができるというものです。

早速、各訪問先をご紹介致します。

 

→ フィリピンセブにある孤児院への訪問と視察を行います。

 

→ フィリピンはカトリックの国のため、分かち合い、助け合いの精神が強く、使っていない墓を無料で貧困層へ居住地として貸し出ししています。

 

→ スモーキーマウンテンとはごみ山(ごみが自然発火し、火や煙が絶たない)の事で、そこに住む住人へのインタビューをします。

 

→ この海上スラムは、フィリピンの行政から正式な居住許可が出ている地域ですが、行政に登録していない不法滞在者が多く滞在しています。

 

→ なかなか訪れる機会や知る機会がない、フィリピン人の一般家庭への訪問をします。

 

そして、この各スポットへの訪問は、午前と午後の英会話レッスンをしてくれるフィリピン人の先生に加えて、さらにフィリピン現地のコーディネーターが加わり、合計3名での訪問体制となります。

フィリピン人の先生だけではなく、フィリピン現地のコーディネーターも付き添ってくれるため、スラム街などへも安心して訪問、視察が可能です。

また、インタビュー先の住人がもし英語があまりしゃべれない場合には、タガログ語(フィリピン現地の言葉)でフィリピン人の先生が通訳をしてくれますので、言語面も心配無用です。

 

ちなみに、プログラムには現地日本人のプログラムコーディネーターの緊急サポートもあります。

もし万が一、視察時や先生がいない時間帯(早朝や深夜など)で何かトラブルがあった時にもしっかりとサポート可能です。

日本にいる時はもちろん、普通にフィリピン留学をしているだけでは決して見られない場所へ安心して訪問できますので、全世界が目指すべきSDGsの姿とフィリピンでの現実をあなたの目でぜひしっかり確かめてみてください。

 

おまけの魅力)観光やアクティビティ、美味しい食事も!

「カフェスタイルのマンツーマンレッスン(午前)」+「外出先(午後)でのマンツーマンレッスン」+「SDGsへの興味や関心が高まる各スポット訪問」という3つがこのSDGs留学プログラムの大きな魅力ですが、これに加えてさらに観光やアクティビティも贅沢に楽しめます!

下記のようなセブの最大級ショッピングモールやお土産スポット訪問などもプログラムの合間、合間に入っていますので、こうしたスポットを先生と巡りながら、楽しみながら勉強ができます。

 

→ アヤラモール(セブで有名な2大ショッピングモール)

 

→ SMモール(セブで有名な2大ショッピングモール)

 

 

 

→ ローカル感溢れる地元カルボンマーケット(セブ最大の市場)

 

さらに2週間のプログラム参加者で「1週目の土日も存分に楽しみたい!」という場合には、現地でのダイビング、アイランドホッピング(小さな島を数々訪問するアクティビティ)などの手配も可能です。

 

→セブでのアイランドホッピング(小さな島を巡るアクティビティ)は、アイランドツアー、アイランドピクニックとも呼ばれる現地で一番有名な観光アクティビティです。(色とりどりの熱帯魚、美しい海、白浜などを存分に味わえます!)

 

→ また滞在先の東横インは日本企業クオリティできれい&丁寧なサービスで運営されています。また、エントランスの地下1階にはセブンイレブンがありすごく便利に滞在ができます。

 

→そして東横INのすぐ横には「J CENTRE MALL」という大きなショッピングモールがあり、夕食や買い物でも困る事もありません!(フィリピンで有名なファーストフードショップのJollibee、カフェ、韓国レストラン、フィリピン風BBQ、スイーツ、日本食レストラン、中華、フライドチキン、焼肉、洋食、フードコート…などなどたくさんの選択肢があります)さらに、日本食レストランなども多い道にホテルがあるため「J CENTRE MALL」に頼らなくてもおいしい食事が食べれます。

 

ボランティア留学との違いは?

最後に、留学ドットコムの「SDGs留学プログラム」といわゆる「ボランティア留学(留学中にボランティア)を行うスタイル」の違いもご紹介致します。

実は、通常のフィリピン留学でも、就学中にボランティア活動に参加できる事もあります。

しかし、1~2週間の短期留学では実情としてボランティア参加がかなり難しい状況です。その理由としては下記のような状況があるためです。

 

→ 有志による自主的なボランティア活動

 

1)そもそも語学学校がボランティアに対して消極的
2)消極的なため、開催回数も少ない
3)消極的なため、学校からのサポートも薄い
4)留学生主体での行動や準備が必要で下準備にも時間が掛かる
5)夏休みなどの学校が特に忙しい時期はさらに消極的に…

 

1)そもそも語学学校がボランティアに対して消極的

まず、フィリピンの語学学校は学校の運営(質の高い授業や滞在先の提供と語学力アップが目標)が主な仕事、役割ですので、ボランティアについてはあくまで「オマケ」としての活動になっています。

例えば、もし「フィリピン留学しよう!」と思った時に、あなたはA、Bのどちらの学校を選ぶでしょうか?(笑)

 

A:ボランティア活動は積極的だが、授業内容が悪く全然英語力が上がらない学校
B:授業の質が高くしっかり英語力が上がるが、ボランティアはやっていない学校

 

とにかくボランティアをやりたい!という人はAを選ぶかも知れませんが…ほとんどの方は「英語力を上げたいから留学をする!少しでも英語力がアップする学校に通いたい」と思っているはずです。

そのため、学校側としても「いくらボランティア活動が充実していたとしても、本業(本来の役割である、授業や英語力アップ)ができないとお客さん(留学生)がそもそも集まらない…。」となってしまうので、あくまでボランティアはオマケとしての運営となってしまうのです。

もし「あそこの学校は、ボランティアは力を入れているけど、授業の質が悪くて、全然英語力アップしないんだよねー」と噂されてしまったら最後…。学校も倒産の可能性すら出てきますので…。(苦笑)

 

2)消極的なため、開催回数も少ない

フィリピンの語学学校はあくまで「オマケ」としてボランティア活動をしていますので、正直ボランティアに対して強い情熱ややる気はありません。

強いやる気がなければ…当然開催日数も減ってしまうので、1ヶ月に1回や数ヶ月に1回というような開催ペースになっています。

そのため、もし1~2週間の短期留学をする場合で運良く「1ヶ月に1回」のタイミングに合えば良いですが…もしタイミングが合わなければ不参加でそのまま帰国となってしまうんですね…。

 

3)消極的なため、学校からのサポートも薄い

また、学校側のボランティアに対する情熱はどうしても少なめですので…学校側も「せっかくフィリピンに来たんだから、あなたもぜひぜひボランティアもやってくださいね!」という雰囲気ではなく、「やりたい人はやってね~」というようなスタンスとなっています。(苦笑)

決してボランティアが禁止されているわけではないので、学校スタッフなどに相談したらアドバイスなどは貰えますが、決して学校から熱心に「あなたもぜひボランティアに参加しましょう!」、「さぁ!どんどんやりましょう!」というお誘いはありません…。

そのため、学校側も「ボランティアについて聞かれれば答えるけれども…」という状態ですので、結果として学校からボランティアに対するサポートも薄くなり、手厚いサポートやお手伝いは期待できないというのが現実になっています。

 

4)留学生主体での行動や準備が必要で下準備にも時間が掛かる

上記のように学校からの手厚いサポートやお手伝いが期待できない状態ですので…もしボランティアをやろう!と思った場合には、留学生側がとにかく自主的にボランティアの活動計画を立てて、準備をして、実行しなければいけません。(ボランティアという意味自体がそもそも「自主的にやる」という意味ですが…)

具体的には、自分自身でボランティア団体などに直接問いあわせや交渉、準備などをしないといけないためハードルがかなり高くなります。

もし「海外でもボランティア経験が何度もあるから、私に任せて!!」というめちゃくちゃすごい留学生がたまたまいて、その人がリーダーで引っ張ってくれた!というケースがあれば良いのですが…たいていは「海外でのボランティアなんかした事ない…」、「どうすれば良いんだろう…」という人がほとんどです。

 

そのため、「留学生みんなが長い時間(1ヶ月くらいの時間)をかけて、少しずつ試行錯誤しながら計画を立てて、準備をして…」という形でボランティアが行われます。

毎日1日8時間や10時間も勉強する忙しいフィリピン留学ですので、留学生もボランティアだけに1日何時間も使えず、どうしても準備が少しずつ、ゆっくりとなり、ボランティアの計画から実施までも長い時間が掛かります。

そのため、1~2週間の短期留学者だと「準備だけでボランティアは結局しないまま帰国することになってしまった…」という残念な結果にもなりかねないんですね。

 

5)夏休みなどの学校が特に忙しい時期はさらに消極的に…

上記の4つの事情に加えて、もしあなたが夏休みのような学校側でも特に忙しい時期(繁忙期の夏休み時期)に留学をする場合には、学校側はさらにボランティアに対して消極的になってしまいます。(苦笑)

フィリピン留学のピーク(夏の時期)は、1年の総留学生の半分くらいの留学生が一気にドサッと集まるような状況ですので、学校側もなかなか繁忙期にボランティアまで手が回らないというのが正直な所なのです…。

そもそもボランティアに対して学校側は積極的じゃないので…学校側も「忙しくてそれどころじゃない!」という事になりがちなんですね。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

このSDGs留学プログラムに参加したからといって「全世界のSDGsの問題が一気に解決できた!」とはならないのがSDGsの難しい所です…。

それでもプログラムを通じて貧困、教育、平等、環境などについて具体的に考える人が1人でも増えていけば、少しずつですが世の中の状況は変わっていくはずです!

 

SDGsの本質は「世界はつながっていて、私たち1人1人が起点」という所ですので、やはりSDGsに強い関心や興味を持っている人が、私たちの友達や家族、あらゆる組織の中で少しずつ、着実に増えていくようにしていければと思います。

あなたもぜひこのSDGs留学プログラムを一つのきっかけにして、SDGsに対する考え方が変わる経験としてぜひ上手に利用してみてください!

さぁ今こそ、全世界が目指す持続可能な社会の実現への第一歩を留学ドットコムのSDGs留学プログラムで始めてみませんか?

 

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