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【本気で勉強したい人向け】PINESチャピスキャンパスを現地から紹介

公開:2022/11/27 著者:河端 健司 283 Views

こんにちは!フィリピン・バギオで語学学校スタッフをしているかわけんです。

「フィリピン留学」に関する情報は、ブログやYouTubeでたくさん収集することができますよね。しかし、「パンデミック前」と「パンデミック後」では細かなところを含め色々と情報の変更が生じているということに要注意です。

筆者は今現在、PINESの「チャピスキャンパス」にスタッフとして滞在しており、留学検討中の方向けに現場から最新情報をお届けします。ちなみに、こちらのチャピスキャンパスは「本気で勉強したい人向け」となっているので、「誘惑の少ないところで学習に打ち込みたい!」という方に是非ご覧いただきたい記事です。

「試験対策専門」のキャンパス

PINES(パインス)はフィリピン・バギオにある20年もの歴史を持つ伝統校です。バギオに2つキャンパスがあり、1つが「メインキャンパス」、もう1つが「チャピスキャンパス」です。(セブに「CEBU BLUE OCEAN ACADEMY」という姉妹校があります)

なぜキャンパスが2つあるのかというと、理由の1つが留学の目的に応じて最適な環境で学習するためです。

「英語を学ぶ」と一口に言っても、日常英会話を学びたい人やIELTSのスコアを取得したい人など、留学の目的は様々です。その目的や目標に沿った学習環境が提供できるようにキャンパスが2つに分かれています。

 

具体的に違いは、「メインキャンパス」は一般英会話、「チャピスキャンパス」はIELTSやTOEICなどの試験対策専門のキャンパスとなっております。

 

→ チャピスキャンパスでの新入生オリエンテーション。皆さんIELTSやTOEIC、TOEFL対策のために入学しました。

 

キャンパスがこのように分かれていることにより、講師の面でもメリットがあります。「英語を教える」と一言にいっても、英語力ゼロの人でもわかるように基礎の部分から丁寧に教えるスキルと、既に日常英会話はできてIELTS高スコアを目指す生徒へ教えるスキルでは大きく異なるのです。

講師もそれぞれの専門性を活かしながら、メインキャンパス・チャピスキャンパスのそれぞれで英語を教えることができるんですね。

よって、「チャピスキャンパス」にはIELTSやTOEFL、TOEICを教えることに長けたプロ講師が在籍していることになります。今回はこの「チャピスキャンパス」について紹介をします。

 

勉強にだけ打ち込める環境

 

試験対策にフォーカスしたチャピスキャンパスでは、勉強にだけ打ち込める環境が整っています。と言うのも、IELTSやTOEFLコースを選択する人は「3ヶ月以内にスコア〇〇が必要」というようにはっきりとした目標の数字があることがほとんどです。

「勉強もアクティビティも楽しみたい!」といった留学とは異なり、とにかく勉強に集中したいという人が多いです。その目的に沿った学習環境が整っているのが、チャピスキャンパスです。

さて、「勉強にだけ打ち込める環境」とはどんな環境でしょうか?そうですね、言い方を変えれば周りに何もないような環境です。(笑)

 

最近の語学学校はアピールポイントとして「ロケーション抜群!」を謳っているところが多いですが、その逆と思ってもらっていいと思います。(笑)

そんな環境だからこそ得ることができるもう1つのメリットがあります。それは「生徒」です。私自身が生徒として留学した時の経験も交えて言うと、留学先の選定において重要なものの1つが「生徒」なのです。

私たちが学校を選ぶときはカリキュラムや施設、ロケーション、料金などは気にかけますが、「どんな生徒がいるか」は見落としがちです。「国籍比率」は気にしますけどね。

 

→ 勉強に集中したいなら同じ志を持った人が集まる場所で勉強した方がいいです。

 

例えば、勉強に集中したいと思って留学をしたのに、周りの生徒は遊び感覚で来ている人がほとんどだと、なかなか集中できません。学校の周りに誘惑がほとんどなく、ロケーションが決して良いとはいえないスパルタ校のチャピスキャンパスをわざわざ選ぶ人たちは、勉強に打ち込みたい人たちです。

なので、授業はもちろん、夜の自習時間も教室にこもって自主学習をするような生徒が多く、そのような環境に身を置くと学習のモチベーションを維持することができます。筆者が生徒の時は夜21時を過ぎて、教室で自習をしていた時に「ちょっと疲れたなぁ」と思ってふと周りの教室を見ると、まだ一生懸命勉強している友達がいて、「もうちょっと頑張ろう」と思える瞬間が何度もありました。

という風に「IELTSのスコアを取るんだ!」といったしっかりとした留学の目的を持つ者同士が集うチャピスキャンパスは勉強にはうってつけの場所です。

 

先生にも「スパルタ」?

平日は基本外出できないなど、生徒にとってスパルタのキャンパスですが、先生にもスパルタなのかもしれません。PINESにはフィリピンの語学学校では大変珍しい「HR」(人事部)の部署が独立して設置されています。

PINESで授業を担当するには、この人事部が中心で行う講師トレーニングを受け、それに合格する必要があります。見事採用となり授業を持ち始めてからも継続して評価が行われます。

授業が終わる毎ターム生徒からの授業評価やヘッドティーチャーの評価などを実施し、総合して93%以上の評価を得られないと授業を担当すること許されないのです。

 

→ 月に一度先生たちのミーティングもあり、カリキュラムや生徒情報等を共有します。

 

また、チャピスキャンパスにはIELTSの「点数保証コース」があるのですが、このコースで授業を担当するにはIELTSのオフィシャルスコアでOA7.0以上が必要となります。学校によっては「IELTSに精通している」や学内模擬試験のスコアを基準にしているところもありますが、PINESはあくまで「公式試験」のスコアが必須となります。

そういった環境だからこそ、先生からすれば教えがいがあるのかもしれません。と言うのも、パンデミックにより一度退職した先生や自宅待機していた先生の多くが、最近になってPINESに再び戻ってきているのです。(ちなみに、PINESはパンデミック中も先生を解雇にしませんでした。)

PINESに帰ってきて笑顔で英語を教えている姿を見ると、単に楽しいとかだけじゃなく、みんな誇りを持って生徒の指導をしているんだなぁと感じます。

 

→ なお、メインキャンパスはIELTSの公式試験会場にもなっています。

 

各施設を見てみよう

次にチャピスキャンパスの施設を覗いてみましょう。

変に期待値が上がってしまわないようにあえて個人的な印象も含めて率直に言っておくと、施設は決して新しくなく、みんなで遊んだりするスペースはほとんどないです。

と言っても、一人部屋もありますし、当たり前のようにランドリーや食事、ジム、部屋の清掃サービス、Wi-Fiなどは付いているので問題なく勉強に集中しながら生活できる環境です。

 

→ マンツーマン教室は、1対1の授業が行われる教室です。

 

→ ドミトリー(3人部屋)は、部屋に入ってすぐ手前には収納スペースとトイレ・バスルームがあり、その奥にデスクとベッドがあります。

 

→ ドミトリー(デスク)は、デスクには照明、コンセント、引き出しがついています。

 

→ ドミトリー(ベッド)では、ベッドに仕切りがあるので、隣の人の顔は見えません。(コンセント付)

 

→ ドミトリーはトイレ・バス付です。

 

→ ジムでストレス発散しましょう。

 

→ カフェテリアで3食共にします。

 

→ クリニックは、勉強疲れやお腹を壊した時は常勤のナースが対応してくれます。

 

写真を見ることで何となくのキャンパスのイメージを掴むことができたでしょうか。あと数枚写真がありますが、次以降の章で紹介させてもらいますね。

 

どんな生徒が向いている?

さて、チャピスキャンパスの特徴を述べてきましたが、ではどんな生徒が向いているのでしょうか?答えは先ほども述べた通り、シンプルに「勉強に集中したい人」です。

もう少し掘り下げて説明すると、「IELTS・TOEFL・TOEICのスコアが必要」な人です。

「試験対策専門」であるチャピスキャンパスだからこそ、出会える先生や生徒がいて、洗練されたカリキュラムのもとで学習をすることができます。

 

→ テキストを保管しているライブラリー。授業で使用するテキストはPINESのカリキュラムチームが作成しています。

 

逆に「勉強半分・バケーション半分」のように遊んだり、自由な時間を取ったりしながら、ゆっくり勉強したいという方には向いていないと思われます。

 

→ ちなみにキャンパス内の数少ない娯楽としては卓球があります。(笑)

 

ワーホリ後の生徒も学ぶキャンパス

チャピスキャンパスは中上級者向けのキャンパスと言っていいでしょう。今現在はインターナショナルスタッフは常駐しておらず、レッスンの相談等はフィリピン人のマネージャーやスタッフに英語で行う必要があります。

そういった英語での交渉や相談というのは英語を上達させる上でとても重要です。チャピスキャンパスに入学する生徒さんを見ていると、ほとんどの人が入学初日から基本的な日常英会話はできており、いつも感心しています。

「フィリピン留学」と聞くと、英語初心者や海外大学への留学前、ワーホリ前の留学のイメージが強いかもしれません。しかし、実際のところは「ワーホリ後」にチャピスキャンパスに留学する人もいます。これの一つの理由が、IELTSスコアの取得です。

 

カナダやオーストラリアなどで永住権やカレッジへの入学の申請をするために必要になるのがIELTSのスコアです。

 

カフェやレストランで使う接客や日常生活での英語とIELTS対策は全く異なり、IELTS対策に専念するためにワーホリ後や海外留学後にチャピスキャンパスに入学する生徒も意外といます。また、必ずしもIELTSだけに限らず、一般英会話コースでも同様です。

筆者自身もカナダのワーホリを経験した時に感じたんですが、よほど自分で積極的に英語の環境に飛び込むなり、様々な機会に恵まれない限り、ワーホリの期間で上達できる英語スキルは限られているんですね。

接客の仕事や遊びに行った際に使うような英語はボキャブラリー的にも限られていて、「あれっ?思った以上に英語伸びてないぞ」となる人が結構います。(加えて、日本人だけで固まってしまうこともありますしね…。)

 

だからこそ、ワーホリである程度英語を実践できる環境に身をおいた次の段階として、英語のブラッシュアップをすべくフィリピン留学でマンツーマンレッスンをみっちり受けながら学習するというのが効果的になります。

ワーホリ等で海外在住した人はある程度高いレベルの環境で英語を学びたいという気持ちがあるかもしれません。チャピスキャンパスは中上級者レベルの生徒が集まっているので、そういった点においても恐らく物足りなさを感じることはあまりないのではと思います。

また、PINESでは「IELTS特化型」という日本でも珍しいオンラインサービス(IELTS TRAINER PRO)も提供しているので、留学前後にオンラインで学習することでより効果的にIELTS対策を行うことができます。

 

→ PINESの先生達はオフラインとオンライン両方のレッスンを担当している二刀流の先生が多数います。

 

→ 専属のITスタッフさんもレッスンをサポートします。

 

まとめ

今回はPINESのチャピスキャンパスについて紹介させていただきました。

「留学」にはそれぞれのスタイルがありますが、その中で「本気で勉強したい」という人に向いているのが今回紹介したPINESのチャピスキャンパスです。

筆者はPINESで3年以上働かせてもらっているのですが、やりがいを感じる大きな点は「本気で勉強しに来た」生徒さん達に出会うことができるというところです。

 

10代の生徒、社会人の生徒、ご家庭を持たれている生徒など年齢や専攻、職業など様々なバックグラウンドの方々が留学に来ていて、そのような方々との出会いはいつも刺激的です。これは生徒も同じように感じていると思います。

留学中の大学生が社会人の生徒と一緒にご飯を食べに行って、仕事の話を聞いたりすることもよくあり、英語以外の面でも学ぶことがたくさんあるのが留学の一つの魅力です。

これから留学を検討している方、IELTSやTOEIC、TOEFLの対策をしようとしている方々にとって今回のコラムが参考になれば幸いです。他にもフィリピン留学に関する記事を書いていますので、よろしければそちらも是非ご覧ください。

 

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