抽選ビザのイギリスで、YMS(ワーキングホリデービザ)取得の難易度とは? | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

カテゴリー:ワーキングホリデー

抽選ビザのイギリスで、YMS(ワーキングホリデービザ)取得の難易度とは?

公開:2018/05/09 著者:水野 瞳 845 Views

イギリスでもオーストラリアやカナダなどと同様に、ワーキングホリデー制度があります。イギリスでは、YMS(Youth Mobility Scheme)と呼ばれています。このYMSは、イギリスで滞在可能期間が最長2年間可能であることから、大変人気の高いビザです。しかしながら、ビザ発給数にも限度があり、取得が難しいと一般的に言われています。

応募倍率は20倍とも30倍とも言われます!

ワーホリができる他の国々とどのような違いがあるのか比較しながら、YMS取得の難しさを見ていきたいと思います。

YMS(Youth Mobility Scheme)の概要

他の国々のワーホリビザが「就労と観光のビザ」という位置付けであるのに対して、YMSは「就労と就学のビザ」という位置付けになっています。その他の詳細について、ワーホリで人気のあるオーストラリアと比べてみてみます。

 

イギリスとオーストラリアのビザの違い

イギリスオーストラリア
発給数1,000人制限なし
申請時期1月(800人)
7月(200人)
通年
特記事項抽選制
必要資金最低1,890ポンド定めなし

※2018年時点

 

オーストラリアでは資金証明は不要ですし、いつでも申請可能です。基本的にビザ申請をしたら、過去に犯罪歴があるなどの問題がある方を除き、ワーホリビザは簡単に取得できます。しかし、イギリスは発給数が1,000人と限定されている上に、申し込み時期が決まっています。

 

YMSの応募は申請受付期間中にメールを送るだけで簡単ですが、その受付期間はなんと48時間しかありません!

 

うっかりしていたら、次回の募集を待たなくてはなりません。以前は年に1度でしたが、年2度に振り分けられたのは、申請を忘れてた人の救う救いつつ、移民局側の混雑を減らすためかもしれないですね。

YMS取得の難易度は?

前述の通り、イギリスのYMSは完全なる抽選で選ばれます。これは応募者個人がどう頑張っても、抽選結果に影響を与えることはできません。つまり、早く申請しても、締め切りギリギリで申請しても抽選に当たる確率は変わりません。

イギリスと同じように、カナダでも6,500人とビザ発給数が限られています。カナダの場合は、先着順で受付されていきます。つまり、いち早く応募していれば、ワーホリビザを取得できる可能性は限りなく高くなります。

 

つまり、完全なる抽選、かつ定員1,000名なので、、、
イギリスのYMSは、英語圏のワーキングホリデーでは最も取得困難と言われます。

 

留学する側としても、抽選に受かるまで何年も待っていられない方が殆どです。そのため、YMSの抽選に受からなかった場合のプランも併せて検討することをお勧めします。

 

YMSビザ抽選に受からなかった場合の代替案

・イギリスにこだわる方は、観光ビザや学生ビザで渡航する。
・ヨーロッパ圏の留学を重視する方は、マルタやアイルランドを検討する。
・費用重視の場合は、ワーホリ制度があるオーストラリアやカナダなどを検討する。

 

それでも欲しい!イギリスのYMS!

イギリス留学を希望される方には、「本当にイギリスが好きだから、イギリスに行きたい!」という方が少なくありません。一方で、イギリス留学は費用がかかります。そうしたイギリス留学希望者からすると就労もできて、英語も学べるYMSはまさに夢のチケットです。

 

そこで、YMSビザを取るためにはどうしたらいいのでしょうか。YMSビザを取得するために皆さんができること。それは…

毎回申請時にYMS申請のためのメール申請すること!

 

シンプルですが、これしかありません。申請は18歳から30歳まで可能です。そして、年2回チャンスがあります。つまり、13年間のうち、26回チャンスはあるのです。とはいえ、18歳から留学を志す人ばかりではありません。そのため、イギリス留学が気になりはじめたら、「申請メールを送る!」これが鉄則です。

「よく申請して受かったら…」なんて相談を頂きます。しかしながら、まずは抽選に受からないと何も始まりません。もし受かったら、幸運なことなので、しっかりそのチャンスをモノにしましょう!

YMS取得のためにできること

YMSではビザ取得費用以外にも、最低でも1,890ポンドの資金があることの証明が必要です。当然ですが、留学するにはお金が掛かります。そのため、留学費用を計画的に貯めておくというのも大切な準備です。これは、留学希望者が自分でできる確実な準備です。

コツコツ費用さえ貯めておけば、万が一31歳までにYMS抽選で当選しなかった場合でも、その費用を元にイギリスに学生ビザで語学留学をすることはできます。学生ビザでは、就労はできませんが、就労以外の現地での生活体験や観光、友人作りなどの体験は共通しています。

もしかしたら、その語学留学中で人生のパートナーを見つけて、そのままイギリスに住むことになるかもしれません。人生何が起こるか分かりません!(笑)

 

イギリスのYMSは抽選ということもあり、確実なことが言えません。しかし、行動を起こすタイミングが早ければ早いほどチャンスは多くなります。YMSを利用してイギリス留学したいと思ってる方は、その意志が固まる前からでも申請メールを送っておいたほうが良いです。

カウンセリングに来られる方の中には、「YMSに当選したので…」とご相談に来られる方ももいらっしゃいます。そうなると、限られた時間の中で語学学校などを決める必要が出てきます。せっかくの機会ですので、当選したら、万全の準備で渡航が進められるようにしたいものです。

いつでも準備に取りかかれるようにYMSの申請予定がある方は、「イギリス留学するとなった場合、どんなプランを立てたらよいのか?」を留学エージェントに相談してみましょう!

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