【カナダ留学】トラブル続きの初日と教訓、UMCでの素晴らしい出会いを紹介(前編) | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

【カナダ留学】トラブル続きの初日と教訓、UMCでの素晴らしい出会いを紹介(前編)

公開:2018/08/20 著者:渡辺 裕美 1305 Views

私は大学の4年次を休学し、今流行りである「2カ国留学」に挑戦しました!

 

フィリピン留学(CGで4カ月の就学)を経て、憧れの地であるカナダ・トロントへ。2018年6月10日から4週間の予定でUMC語学学校に語学留学をしてきました。

このレポートでは、語学学校での日々だけではなく、現地のリアルな日常における体験も含めて、カナダ留学を考えてる皆さんに共有したいと思います。

まずは、カナダを選んだ理由、語学学校にUMCを選んだ理由、日本出発から語学学校開始時点までを紹介したいと思います。

留学先にカナダ留学、またUMCを選んだ理由

カナダと言えば、「バンクーバー」か「トロント」の都市が思い浮かびますが、私が選んだのはアメリカのニューヨークにも近いトロントです。

“人種のモザイク”とも言われているトロントは、多国籍な人種がたくさんいます。そのことを知っていたため、「トロントへ行けば様々な文化を吸収できそう!」という思いのもと決めました。

 

大学の専攻は経営だったため、カナダのビジネス中心地トロントから、何か刺激が得られそうだなと思ったのも、トロントを選んだ一つの理由です。

 

トロントには数多くの語学学校が存在しますが、私が選んだのはUMC(Upper Madison College)語学学校でした。

私が語学学校選びでUMCに決めた理由は、以下の4点の魅力を感じたからです。

 

・日本人が他校に比べて少ない割合であること。
・スピーキングに特化した少人数プログラムがあること。
・先生たちがフレンドリーであること。
・アクティビティが豊富であること。

 

これに加えて、近くにスーパーやレストランがたくさんあるので、放課後に買い物を簡単に済ませられることが大きな決め手でした。

また、学校周辺には映画館やバーもあるので、放課後に友達と気軽に交流できるこのロケーションにはとても満足でした。

 

日本出発からトロント到着まで

フィリピン留学から帰国後から1週間後である6月10日にトロントへ旅立ちました。気を置く間もなく、楽しみである気持ちもある反面、少々の寂しさと緊張、不安な気持ちと共に日本を出国しました。

日本からカナダのフライトは経由便を利用し、経由先であるデトロイト空港には30分以上遅れて到着。ビザなどの手続きに長い列ができており、乗り継ぎ便に乗り遅れてしまいました。

次のフライトの再手配、携帯もまだ持っていないため、電話を貸して貰えるように交渉などてんやわんや。トロント空港までピックアップをしてくれる方に電話して空港送迎の時間変更して、初日早々からアタフタしながらのカナダ入国でした。

 

さらにカナダ入国早々、2つのスーツケースが届かないトラブルや、両替所が既にしまっていて現金も手に入らないというトラブル続きにも逢いました。やっとのことで、夜中の12時半に学生寮に到着しました。

空港ピックアップの方に会った時には、心が久しぶりにホットしたのを今でも覚えています。ピックアップ担当の方は、カナダの情報を話してくださったり、道を軽く説明してくれたり、たわいもない会話をしながら寮に向かいました。

夜であったため、ハイウェイが光に包まれていてとても綺麗だった風景も忘れられません。

 

初日から、様々な不安な思いの中でのカナダ入国ではありましたが、「危機的状況でも自分で何とかする!」という挑戦を、身を持って体験することができました。(笑)

 

私の場合、既にフィリピン留学で英会話がある程度できる状態でのカナダの渡航だったので、この状況を乗り越えられた感じです。これが英会話も全くできない状態で起きたらゾッとします。

この記事を読んでる方は、これから留学される方が殆どだと思います。今回の私の体験談を教訓にすると、留学初心者は以下のポイントを参考にして欲しいと思います。

 

・英語力に自信が無い方は、「2カ国留学」を検討した方が良い!
→ 英会話の基礎を身に着けてから2カ国目に渡航できるので、何かあってもコミュニケーション面で安心感があります。
なお、フィリピン留学の場合は、多くの場合空港ピックアップ担当者は日本人スタッフなので、英語ができなくても安心してスタートできます。欧米留学の場合は、空港ピックアップ担当者は現地人なので、すべて英語でコミュニケーションが必要です。
・2カ国留学しないなら、経由便ではなく直行便を利用した方が良い!
→ 経由便の場合、飛行機が遅延したら、次の乗り継ぎの飛行機は待ってくれません。直行便であれば、フライトが遅延しても空港ピックアップの方が到着するまで空港で待機してくれるので安心です。
・現地の空港ピックアップ担当者の連絡を必ず控えておく!
→ 「自分に限ってトラブルなんで起きないはず!」と思ってる方は多いのではないでしょうか。トラブルは予期せぬタイミングで起きます。トラブルがあった際を想定して、空港ピックアップ担当者の連絡先を控えておきましょう。

 

ドキドキの学校登校からオリエンテーション

入学初日は月曜日、8時半にUMCのオフィスに集合ということで、少し早めに学校に到着。カナダ・トロントの地下鉄TTCは、よく止まることを耳にしていたので、時間に余裕を持って寮を出て、はじめての地下鉄にドキドキしながら向かいました。

電車の中には、カナダ人のような人がたくさんいるわけではなく、中南米の人たちやアジア、インド人など、とても多国籍なことに少々驚きながら、音楽を聴くことも忘れ、あっという間に学校の最寄り駅、エグリントン駅に到着。

UMC語学学校に到着後、学校のWi-Fiに繋げてSNSを確認しながら待っていると、徐々に生徒が集まっていき、フィリピンの語学学校とは違う、多国籍の集まりに少し驚きながらも、ワクワクしました。

 

全員が集合した後、はじめに国籍毎に分かれて詳しいオリエンテーションを受けました。このオリエンテーションでは、学校の規則について、授業コースや時間の流れ、アクティビティについて、語学学校近辺の施設の紹介など、詳しく説明してくれました。

また、学校の連絡先や日本人スタッフの連絡先など、詳細の書かれた資料も紙媒体で渡してくれたのでとても安心でした。

 

その後、英語のレベルチェックテストを1時間ほど受けました。マーク方式のテストで、リスニング、リーディング、グラマー、ライティングテストを受けた後、1対1でのスピーキングテストを行いました。

スピーキングテスト担当のJOSHはとても優しく、また楽しくテストという感覚を忘れて、沢山話すことができました。このレベルテストの結果は、次の日に分かるということで、少し気になりながらも一日目が終了。

テスト終了後はフリータイムだったため、同じ場にいたブラジル出身の人と友達になり、楽しい会話をすることができました。

 

午後は時間も十分にあったため、エグリントン駅周辺を歩き、図書館やスーパーマーケット、銀行やレストランの場所を確認しながら散策をしました。日本と違う部分を見つける度に、ワクワクした気持ちになりながら歩いた一日目でした。

 

多国籍で充実したCCNM寮の日々!

私が、UMCに通っている間滞在していたのは“CCNM(The Canadian College of Naturopathic Medicine)寮”です。この学生寮は、カナダのカレッジに通うネイティブのカナダ人に限らず、私のようにトロントの語学学校に通う生徒たちも滞在できる寮になっています。

CCNM寮は、4階までありとても大きな寮で、寮内を歩いているだけでも多国籍な人たちに出会うことができます。学生寮と言っても自炊のため、一人暮らしをした経験のない私にとって、また一つ新たな環境でした。キッチンは共有で広く使えます。

食事を用意している最中に話したことをきっかけに友達になり、今では遊ぶ仲になった友人もいます。CCNM寮はセキュリティがしっかりしており、シャワーやトイレもとても清潔です。冷蔵庫が一部屋につき一つ付いているのもGood!

 

レジデンス・アドバイザーもフロア毎に担当がいるため、生活には不自由することなく、過ごすことができました。

 

月一回、フロア毎のミーティングがあり、CCNM寮で生活をしていて、気づいたこと、思ったこと、疑問に感じたこと、もっとこうしてほしいこと等を共有し合う場があります。

レジデンス・アドバイザーを中心に皆で意見交換をしあって話し合えたことは、とても良い経験になりました。また、皆でお菓子を持ち寄って、食べながら話したことも良い思い出です。

これに加えて、私がカナダ留学していた頃は、丁度ワールドカップ2018の最中で、世界中が盛り上がっていたこともあり、皆でテレビのあるラウンジに集まって鑑賞することもありました。特に中南米の人たちは、ワールドカップに対する熱意がすごかったことが今でも強く印象に残っています。

 

→ ワールドカップのポスター前で記念撮影

 

自由の利く一人部屋と、皆で集まることのできるラウンジを活用して、バランスの取れた楽しい日々を送ることができました。

 

ほとんどの日本からの留学生は、最初にホームステイを選ぶことが多いので、最初は「寮で良かったのかな?」と思うこともありました。

上記でも触れたように、学生寮には同じように、語学学校に通う人たちが沢山いますし、また、ネイティブのカナダ人とも話す機会が多く、とても自分のためになり、良き時間を過ごせました。

今となっては大親友の台湾人の友達も、このCCNM寮で出会った人です。どこに素敵な出会いがあるか想像のつかないところも、「留学の醍醐味だな!」と寮生活を通じて強く感じました。

 

積極的に行動することで多国籍な友達が沢山できた!

私がカナダ留学で嬉しかった最大のポイントは、沢山の国籍の友達を作ることできたことです。

UMCには元気一杯のブラジルやコロンビア、ベネズエラの中南米の人たち。優しい心の支えとなる日本人を含めた韓国や台湾などのアジア人がバランス良く在籍しています。

私は滞在先であるCCNM寮とUMCで一緒だった、台湾人のレベッカと意気投合。レベッカを通じて、他レベルのクラスの生徒とも一緒にお昼を食べたりして、友達の輪を広げることもできました。一人から広がる大きな友情の輪を実感。

 

お昼ご飯の時間は、カフェテリアに多くの生徒たちが集まるので、隣の席に座った人に勇気を出して話しかけてみるなど、友達を作る努力もしました。

 

自分から話しかけることで、勇気を出す練習にもなりましたし、たわいもない会話の練習にもなるので、とても良い訓練であったなと思います。

沢山の友達を作ることで、レストランやバーなどに一緒に行く機会も増えますし、放課後には図書館に一緒に行って勉強をすることもありました。

カナダの図書館は、日本ほど静かにするような風潮がないため、カフェの飲み物やお菓子を持ち込むこともできますし、フランクに友達と立ち寄ってました。カナダでお馴染みのティムホートンズのコーヒーやドリンクを買って図書館に持ち込み、友達と勉強をして沢山話して帰るのがお決まりでした。

 

また、ワールドカップの試合観戦するために、国籍関係なく皆でスポーツバーに行くことも多くありました。授業中で試合が見ることができない時は皆でうずうずしながら耐えて、休み時間になった途端にテレビのある場所へ集まったり…。(笑)

「国境を越えて、皆で楽しくスポーツ観戦をできることに幸せだな…。」と思うことがこの時期は多くありました。

 

→ 親友のレベッカと記念撮影

 

次の記事では、UMCの授業風景やアクティビティ風景などの学校生活を掘り下げます!
80 %の人が「役に立つ」と評価! 「参考になった」投票数(4件)/全投票数(5件)
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この記事を書いた人
留学・ワーホリ経験者
渡辺 裕美(HIROMI WATANABE)

東京都東久留米市在住、都内大学4年生。1年間休学をし“2カ国留学(フィリピン・カナダ)”に挑戦。大学での熱心な英語クラスの先生とクラスメイトに影響され、大学2年生後半に留学を意識し始める。フィリピン語学学校でTOEICスコアを150点伸ばし、カナダ・トロントへワーホリビザにて移動。日本での経験を生かし、アパレル関連にてワーホリ経験を積む。趣味はダンス。普段はダンスサークルや実行委員等に所属し、様々なコミュニティで活動する。国籍関係なく友達といる時間が私の至福の時。

留学中に何度かスランプに陥ることもありましたが、沢山学び、沢山の人々との出会いの中で、自分の強みや弱みを見つめ直すかけがえのない大切な期間となりました。国籍を超えた一生の友情を築けたことが私の留学の財産です!

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