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カテゴリー:留学の準備

留学に電子辞書は必要か?スマホのアプリで間に合うのか検証

公開:2019/01/25 著者:三浦 菜摘 10502 Views

一口に“辞書”と言っても紙の辞書や電子辞書、最近はスマホアプリも普及してきて選択肢が豊富ですよね。

 

種類が多いためにどれが良いのか、辞書選びに苦労する方は多くいます。

 

そこでこの記事では、「どの辞書を留学に持っていけばいいか分からない…。」と悩んでいる方に向けて最近の“辞書事情”を深堀りしていきます!

是非、辞書選びの参考にしてみてください。

紙の辞書は留学には不向き

まず紙の辞書ですが、こちらは最近の留学ではあまり使われていません。

なんたって 、重い…。

自宅で使うならともかく、留学中に常に紙の辞書を持ち歩くのは苦痛以外の何物でもありませんよね。

 

留学中は生活のあらゆる場面が学習の場ですので、分からないことはすぐに調べられる環境が最優先です。

 

その点で、紙の辞書は留学には不向きと言えます。

 

留学先での辞書事情は?

私の留学経験上では、日本人以外で電子辞書を使っている人はいませんでした。

 

何故かと言うと、海外には電子辞書が無いからです。

 

他の国の留学生はスマホの辞書アプリを使っていました。しかし、多くの場合、分からない単語があれば、その場で先生に質問している場面も多く見受けました。

現実的に電子辞書かスマホアプリかの二者択一になると思いますが、自分の使いやすさで決めれば良いと思います。

それでは、電子辞書とスマホアプリにはそれぞれどんな特徴があるのでしょうか?電子辞書とスマホアプリのメリット・デメリットを検証してみました!

 

電子辞書のメリットとデメリット

電子辞書のメリットとデメリットを、以下にまとめました。

 

メリット1: コンパクトなのに多機能

電子辞書は軽くてコンパクトな見た目によらず、とても多機能です。

 

電子辞書ひとつで和英辞典、英和辞典、英英辞典、英会話集や専門用語集など、様々な書物が収録されています。

 

複数の辞書を参照できることに加え、例文も豊富で発音を確認できる音声機能を搭載したモノもあります。

こんな優れものを使わない手はありません。

 

メリット2: 乾電池なので充電の心配がない

電子辞書は乾電池式なので、現地で充電に困ることがありません。ショッピングセンターに行けば、乾電池は簡単に手に入ります。

 

スマホに比べて、使用できるバッテリー時間が長いのも魅力です。

 

留学したばかりの時期は、分からない単語が山のように出てくるので、常に単語を調べてる感じすらあります。

電子辞書はバッテリー時間が長いので、長時間使用に長けています。

万が一、授業中にバッテリー(電池)が切れても、予備の電池さえ持っていれば、電池交換すればすぐに使用できるのが最大の威力と言えるでしょう。

 

メリット3: 他の留学生との話題作りになる

上記でも触れましたが、電子辞書は海外には無いため、外国人からしたらとても珍しい電子機器だったりします。

私が留学していた時も、電子辞書を使っていると「それは小さいパソコンなの?」とか「どこに売っているの?私も欲しい!」などとよく話しかけられました。

他の留学生との話題作りに繋がったので、そういった意味でも重宝していました。電子辞書は他の国にはない優れた日本製品の一つですから、誇りを持って使いたいものですね。

 

電子辞書のデメリットは値段が高いこと

電子辞書は多機能なだけあって、少し値が張る買い物です。

 

搭載機能により値段差はあるものの、一般的な電子辞書の相場は2万~3万円代です。

 

本格的に英語の勉強を考えてる方にとっては、購入することに躊躇は無いかも知れません。

しかし、数週間の短期留学を考えている方にとっては、購入を躊躇する方も少なくありません。お試しで留学するような方は、スマホのアプリでも良いのかも知れませんね。

一方、留学自体は短期間であっても、英語学習を継続的に続けて行こうと思っている方は、この機会に購入しても良いのではないでしょうか。

 

スマホ辞書アプリのメリットとデメリット

次にスマホの辞書アプリのメリットとデメリットについてまとめました。

 

メリット1: スマホは荷物にならない

今やスマホは肌身離さず持っているアイテムです。言わば、着衣に近い感覚ではないでしょうか。そのため、スマホを荷物になると感じる方は少ないはずです。

アプリはスマホにダウンロードするだけですので、スマホさえ持っていけばどこでも使うことができ、荷物になる心配がありません。

 

メリット2: 低コストで使用できる

電子辞書は1つに色々な辞書が入っていたり、発音してくれる機能が入っていたりとオールインワンの作りになっている分割高です。

 

一方、辞書アプリは無料から有料(3,000円~1万円程度)まで価格帯は様々ですが、総じて電子辞書よりはコストがかかりません。

 

値段が安い分、機能面で物足りないと感じる人もいるので、辞書アプリを購入する際はそのアプリが欲しい機能を満たしているかよく検討しましょう。

 

デメリット1: オフラインで使えない場合がある

オフラインで使えるアプリも多数登場していますが、一部オンラインでしか使えない機能が存在します。外出先でふと調べたくなった時に、オフラインだと使えないアプリがあるので要注意です。

多くの語学学校内には無料Wi-Fiが使用できますが、学生ラウンジ周辺しか電波が届かないケースも多々あります。授業中にWi-Fi使用する学生により、授業の妨げにならないようにするためです。

スマホの辞書アプリを使用する場合は、オフライン使用ができるモノが必須です。

 

デメリット2:語学学校によっては授業中にスマホ使用NG

そもそも、授業中のスマホ使用はNGという語学学校もあります。そのような語学学校であれば、まずアプリを開くことすらできません。

授業で使えない辞書など意味がありませんよね。

 

辞書アプリの使用を検討している方は、留学予定の語学学校がどんなルールなのか確認しましょう。

 

デメリット3: スマホのバッテリー消費は早い

電子辞書のメリット部分でも触れましたが、電子辞書に比べてスマホはバッテリー消費が早いのがネックです。また、バッテリーが無くなった場合、充電するのに時間も掛かります。

スマホはバッテリーを使うので、もちろん使った分だけバッテリーを消費します。海外でスマホの電源が切れるととても不安になります。

 

スマホで辞書アプリを使用する場合は、スマホの使用頻度が圧倒的に増えるため、モバイル充電器を持って行くようにしましょう。

 

デメリット4: スマホの容量が減る

辞書アプリは種類によって、かなり容量を使ってしまうものもあります。あまりスマホの容量を使いたくない、既に容量が一杯だという方は、辞書アプリの使用は避けた方が良いかもしれません。

 

留学生が良く使用しているお勧め辞書アプリ

以下では、英語学習に便利な辞書アプリをいくつかご紹介します。

 

ウィズダム英和・和英辞典2

 

価格:2,900円(2018年12月時点)

三省堂「ウィズダム英和辞典 第3版」と「ウィズダム和英辞典 第2版」をセットにした辞書アプリです。累計28万本以上販売されているベストセラーです。豊富な例文が載っている事に加え、例文から英単語を探すことができる点が高く評価されています。

 

ジーニアス英和・和英辞典

 

価格:5,000円(2018年12月時点)

「ジーニアス英和辞典 第5版」と「ジーニアス和英辞典 第3版」をセットにした辞書アプリです。学校教育で幅広い人気を誇るジーニアス辞典のアプリバージョンです。

 

コウビルド英英辞典

 

価格:2,300円(2018年12月時点)

英英辞典のCollins COBUILD Advanced Leaner’s Dictionary [8th edition]を収録したアプリです。“英英辞典”とは、英語の単語を英語で解説する辞書です。日本の国語辞書をイメージするとピンと来るかも知れません。

英英辞典を使うことで、英単語の意味を知ると同時に英語の読解の練習にもなるので、一石二鳥の学習ができます。また、細かいニュアンスは日本語の訳では伝わりにくいことがありますが、その言語での説明を読むことで英単語を直に理解することができます。

 

Weblio 英語翻訳

 

価格:無料

約990万語もの英単語を収録した英和・和英辞典アプリです。無料とは思えないほど充実した内容ですので、インストールしておいて損はないアプリです。

 

電子辞書はあった方が便利であることは間違いない!

私個人的には、電子辞書を持っていくことをオススメします。

 

やはり、多種多様の書籍が内蔵されている電子辞書の機能性を、スマホアプリで全て補うことはできないからです。スマホの充電容量を気にする必要性が無いのは魅力的です。

特に本腰を入れて英語の勉強に取り組む予定の方は、電子辞書はあった方が便利であることは間違いありません。

 

スマホの辞書アプリにする場合は、有料アプリを購入しましょう。

 

本格的に英語を勉強したいなら、無料アプリの機能だけでは十分とは言えません。

「ウィズダム英和・和英辞典2」や「ジーニアス英和・和英辞典」などの有料のアプリであれば、紙の英和辞典・和英辞典の内容が全て収録されているので、これだけでも英語学習に大いに役立ちます。

予算や欲しい機能によって、その人に合う辞書のタイプは異なります。是非この記事を参考にして、自分にピッタリの辞書を探してみてください!

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