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英語力を伸ばすなら「2カ国留学」を検討すべきか?2カ国留学をするメリットを考えてみた

公開:2019/04/24 著者:松尾 怜奈 309 Views

海外留学と言えば、どこか1つの国で学ぶ留学スタイルが昔は主流でした。しかしながら、近年は2つの国を留学する「2カ国留学」をする人が増えてきています。

 

2カ国留学と言っても、適当に2カ国を選んでいるのではなく、フィリピン留学してから、自分の行きたい欧米圏に留学またはワーホリするプランを指します。

 

旅行目的ではなく、英語力の向上が目的の留学なら、2カ国も行くなんて費用と時間の無駄なのではと考える方もいるのではないでしょうか?

2カ国に行くとなると、航空券やビザなどの手続きや余分な費用が掛かるイメージがあります。

 

しかし、2カ国留学を希望する人が後を絶たないのは、他の留学プログラムにはないメリットがあるからです。

 

このコラムでは、2カ国留学とはどのようなシステムなのか、また2カ国留学が選ばれる理由をお伝えします。

「2カ国留学」とは、どのようなシステムなのか?

まず初めに「2カ国留学」とは、どういったシステムなのか整理しておきましょう。

1カ国目では、より安価な費用で効率的に英語力アップを狙います。2カ国目ではその英語力を活かして、自分の本来やりたかった目的を実行していきます。多くの場合、1カ国目はフィリピン、2カ国目は欧米圏の留学地を選びます。

2カ国目の欧米圏では、フィリピンで培った英語力をさらに伸ばすため、上級クラスでビジネス英語や語学試験対策を勉強する方が多いです。ワーホリであれば、実際に活用してアルバイトやインターンシップを行う方もいます。

 

ちなみに、1カ国目にバリ島(インドネシア)、マレーシア、フィジーなどを選んで2カ国留学する方もいますが、英語力向上の面から見るとフィリピン留学の方が高い成果が期待できることから、フィリピンが断トツで人気が高くなっています。

 

例えば、従来のオーストラリアのワーキングホリデー(ワーホリ)するケースでお話します。多くのワーホリは、オーストラリアの語学学校で最初の数カ月間を学習し、その後アルバイトをする場合が殆どでした。

2カ国留学では、オーストラリアのワーホリで勉強する予定だった「語学学習の期間」をフィリピンに持ってきて、フィリピンで英語学習を行います。

その後、本来の目的であるワーホリでやりたかったこと、英語環境でのアルバイト、インターンシップ、ビジネス英語の習得、などを実行します。

 

物価が安いフィリピンで留学費用を抑えながらも、集中的に語学学習を行うことができ、オーストラリア1カ国で勉強する以上の英語力アップを期待できます。

 

特に英語力向上を目的としている方は、フィリピン留学のウェイトをさらに多くすることで、高度な英語力を身につけることができます。

 

実用可能な英語力を身に着けるのが2カ国目!

ただ海外生活をしているだけでは、英語力を劇的に伸ばすことはできません。身についたとしても、日常生活で耳にするフレーズが多少使えるようになる程度の進歩に過ぎません。

単に海外で生活していても、英語(英文)を意識的に見ることが少ないため、覚えるべき単語や表現を見落としがちになります。

さらに日常の生活では、間違いを修正してくれる人、正しい表現を教えてくれる人は多くはいません。

 

多くの方は、海外生活していれば、その期間に比例して英語力アップしていくと勘違いしている方が結構いますが、そんな事実はありませんので注意が必要です!

 

実際、「英語圏に6カ月以上1年以下の滞在経験がある人のTOEIC平均点は661点」というデータがあります。(下記の参考記事を参照)

TOEIC660点程度の英語力は、最低限の日常生活に対応できるレベルであり、ビジネスの場で使える英語力にも到達していません。

この平均点の中にはしっかり勉強している人も含まれての数字なので、ただ海外生活していただけの人は、TOEIC500点にも満たない方々が多くいるのです。

 

 

TOEICなどの英語試験で高得点を取得したり、ビジネスで英語を活用できる英語力を身につけたりするには、机上での学習や語学学校での勉強を通して、意識的に知らないことをインプットしなければなりません。

英語力に自信の無い方にとっては、勉強に多くの時間が必要になります。しかし、留学生やワーホリの方の中には、留学費用に余裕が無い方も多くいます。

欧米圏の語学学校でゆったりと勉強していたら、時間とお金がドンドン浪費していきます。お金が無くなれば、その時点でアウトです。多くのか方は金銭的理由からアルバイトをしますが、さらに勉強時間は削られて英語力アップは遠のきます。

 

そのため、1日の授業時間が2倍以上と長く、マンツーマン授業が受けられる環境、それでいて留学費用も安価なフィリピン留学を最初に選択しているのです。

 

フィリピン留学にも足りない部分があります。フィリピンで触れる英語は、先生とのコミュニケーションの範囲です。語学学校の先生は分かりやすい英語を話し、さらに生徒の得意・不得意を理解しています。その上で、生徒に気を使いながら話をしてくれています。

生徒同士での英会話も、お互いに理解でいる簡単な英語表現です。語学学校の生活の中で触れる英語は、自分の英語レベルに合わせた英語に触れているケースが多いのです。

いざ仕事や日常生活の中で先生以外のネイティブ相手に会話すると、相手の話すスピードについていけない、イディオムやスラングが分からないといったギャップが発生してしまうのです。

 

自分のことを知らない相手に実践的な英会話をする経験を積むのが2カ国目での目的です。2カ国目では、自分の英語力を磨く場、そして自分の英語力の自信を深める場として理解して頂くと良いでしょう。

 

2カ国目で英語環境のアルバイトをすることで、自分のことを全く知らないネイティブ相手に会話ができます。

欧米圏の語学学校の上級コースで勉強する方は、日本人がほぼいない環境の多国籍かつレベルの高い学生の中で、コミュニケーションを行うことができます。

2カ国留学が支持を集めているのは、「フィリピンでのインプット学習」「欧米圏でのアウトプット学習」の2つの学習を効率的に行うことができるからなのです。

 

フィリピン留学は英語に触れる時間が沢山ある

フィリピン留学での学習メリットは、なんといっても限られた予算の中でも最大限に英語環境に浸ることができる点にあります。フィリピンの語学学校は、授業時間は8時間以上で、1対1のマンツーマン授業が主体で行われます。

フィリピン留学は全寮制で通学時間も無く、食事も3食提供され、掃除洗濯に関するところも学校側でやってくれます。つまり、そうした時間を勉強に費やすことができるのです。

さらに、一部の語学学校では、英語以外使用禁止(母国語の使用禁止)、平日の外出禁止、毎日自習時間が決められている等のルールがあり、より英語漬けの毎日を送ることができるのです。

 

→ 欧米圏の語学学校は12~20名近いグループ授業で行われる。

 

欧米圏の語学学校は、より綺麗な発音で学習できるメリットがありますが、授業料や生活費が高く、1日の授業時間はフィリピンの半分の4~5 時間、12~20名前後のグループレッスンになります。その他の学習は、自主学習となります。

 

フィリピンと欧米圏の学習時間やスタイルの違いを考えると、フィリピンの方が効率的であることは一目瞭然です。

 

フィリピン人は英語が母国語ではないため、若干訛りがあると言われます方もいます。ですが、語学学校で採用される教師は、綺麗な発音の先生を選抜して採用しています。

幼い頃から日常的に英語を使用する生活をしているため、大学教育を受けてきたフィリピン人であればネイティブ同等の英語力があると言われています。そのため、教師の質も欧米圏の教師と比較して、大幅に劣るといったこともありません。

このような理由から、英語力を伸ばすことのみに焦点を当てたい人にとって、フィリピンは最高の学習環境であることが分かります。

 

フィリピンって大丈夫?と思う方

フィリピン留学が英語力アップに最適であることは、何となくわかったと思います。でも、「フィリピンって大丈夫なの?」という漠然とした不安を感じる方は少なくありません。

フィリピン留学のことを知らない人にとっては、そもそもフィリピン人が英語を話すことすら知らなかった人が多いのではないでしょうか。

さらに、フィリピン発展途上国ですから、生活インフラや治安面に不安に感じて当然だと思います。

 

その辺の心配は必要ありません。むしろ、フィリピン留学の方が欧米の留学より規則正しい生活ができて、生活環境は安定しているという声もあるくらいです。

 

一部の例外を除起き、フィリピンの語学学校は全寮制ですから通学がありません。全寮制で教室まで徒歩1分圏内です。また、食事も3食提供される学校が大半です。授業は朝8時からスタートしますので、規則正しい生活を送ることができるのです。

学校の中には売店もありますので、生活に必要なモノは一通り揃っています。外出するのは、週末の授業が無い時くらいです。治安面も昼間の明るい時間帯であれば、さほどの心配は要りません。それでも不安な方は、友達と複数名で出歩けば良いでしょう。

下の写真はフィリピンの語学学校PINESの施設内写真ですが、充実した校内設備であることが分かって頂けると思います。PINESに限らず、充実した設備を持つ学校は多くあります。学校側も学校間で競争があるので、年々レベルアップしていってます。

 

→ フィリピンの語学学校PINESの学生寮内の雰囲気。綺麗に整った環境です。

 

→ ランドリー設備も充実しています。

 

→ ジム設備も揃っており、息抜きに汗を流すことができます。

 

→ 校内には売店も入っており、必要なモノは一通り揃います。

 

実用可能な英語力を身に着ける

欧米圏の留学地は、英語を実際に活用する場としては、最適な環境であると言えます。例えば、飲食店のアルバイトで注文を取る、同僚や上司から指示をもらう、仕事後に友人と遊びに出掛けるといった日常的な場面で英語を使う機会が多くあります。

英語を使うことにさらに自信がつき、国際交流を通してその国の文化、知識をも身につけることができます。

フィリピン留学のみでは、このような実用的な経験、国際交流の面に欠けています。そのため、2カ国目の欧米圏で生活経験することで、真の国際コミュニケーション能力を養い、より完成形に持って行くことができるのです。

 

ワーホリでは英語レベルによって、就くことができる仕事内容に変化が生じます。一般的に、英語力が高ければ高いほど、より英語使用頻度の高い仕事に就くことができます。

 

そもそも英語力が無ければ、相手にされないのです。日常会話ができるレベルの英語力があって、はじめて現地コミュニティの中に入っていくことができます。

つまり、英語力が低い時状態であれば、日本人経営の飲食店やお土産屋を中心に、英語を使わずとも働けてしまう仕事をすることになります。

当然、周囲にいる友だちも英語力の低い取り巻きばかりです。

 

欧米圏に行って外国人の友だちを作り英語環境で生活することで、英語力が伸ばせると思ってる方がいますが、それは厳しいと思った方が良いでしょう。

 

ネイティブからしてみたら、英語が話せない人と友達になる理由がありません。また、外国人留学生は、自分よりも英語ができない人と時間を共有するでしょうか?

相手にとっては、時間を無駄に過ごすだけではないでしょうか?彼らはボランティアではありません。すなわち、相手から距離を置かれてしまうことになります。

結果として、英語力が無い人は、英語力が無い人同士で過ごさざるを得なくなるのです。英語力が無い相手と英語環境で生活したからと言って、英語力アップはさほど期待できません。

 

だから2カ国留学なのです。フィリピンで英語力を身につけた後であれば、英語環境の仕事をゲットできる可能性が広がります。より英語レベルの高い友達もできることでしょう。

 

しっかりとした学習を積んだ後に欧米圏で生活をすることによって、留学効果を最大限に高めることができることを知っておきましょう!

 

→ 海外でアルバイトするなら、英語環境の仕事に挑戦したいものです。

 

何が何でも2カ国留学という考えは捨てよう!

2カ国留学するためには、一定の時間と予算が必要になります。短期間で2カ国目に留学することや、超低予算内に抑えるために語学学校の期間を短くしてしまうようであれば、2カ国留学の効果は期待できません。

語学学校で学習する期間に関しては、英語学習を始めてから効果が出るのにある程度の時間が必要です。例えば、2~4週間のフィリピン留学し、その後欧米圏にワーホリするプランを考えている方がいます。

 

いくらフィリピン留学は効率的に英語力アップができると言っても、(十分な英語力向上を期待するなら)さすがに1カ月未満だと短すぎます。

 

このようなプランでは、あまり意味がありません。英語力が伸びないままワーホリに突入することになり、英語環境の仕事も見つからず、不完全燃焼のまま帰国ということになりかねません。

費用に関しては、フィリピン留学もワーホリも予算を抑えて留学できると人気です。ただ、自分がやりたいと思うことを実行できる最低限の予算は必要です。その予算まで貯めてから留学プランを立てるのがベストです。

 

英語力アップが第一目的の方は、フィリピン留学に絞って、限られた期間・予算を最大限に活用し、集中的に学習するようにしましょう。

 

出発時期をずらせない方は、優先順位を立てて自分のやりたいと思っていることを第一にプランを立てましょう。英語力アップは二の次になっても、やりたいことが実現できれば後悔は無いはずです。

物理的に留学期間が限られている方は、2カ国留学にこだわらず、1カ国に絞った方が良いでしょう。その場合、英語力アップが最大の目的であれば、フィリピンを選んだ方が費用対効果は高くなります。

 

長期留学を考えている方には2カ国留学が最適

2カ国留学はしっかりと英語力を向上させることができ、さらに英語をあらゆる場面で実用できるスキルとして定着できるので、最も高い効果の期待できる留学プログラムであると思われます。

その効果を最大限に出すためには、自分の現在の英語レベルと目標とする英語レベルに合わせた1年以上の留学期間が望ましいです。

数カ月の短期留学や、とにかく安価に留学したいと思われる方は、フィリピン留学に的を絞り、語学学校での学習を優先された方が、より英語力の向上に繋がると考えます。

 

2カ国留学は、英語力を効率的に高める最善の方法として捉ええるべきであって、2カ国留学自体が大事なことではありません。

 

短期留学の方は、自分の優先順位を最優先して、留学プランを立てるのがセオリーです。

時間と予算をかけて長期留学される方は、確実に使える英語力を身につけたいと考える方は、ぜひ2カ国留学をご検討ください。

 

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