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「グループ経営校」vs「個人経営校」のメリットとデメリットを検証

公開:2019/03/29 著者:水野 瞳 85 Views

インターネットで語学学校を見ていると、同じ名前の学校がよく出てくることあります。

例えば、”ユーロセンター”と言うグループ校は、トロント校、ロンドン校、ケンブリッジ校など複数キャンパスを持っています。

つまり、複数キャンパスを持っているため、インターネット上で見かける頻度が多いのはグループ校と言うことになります。

 

前述のユーロセンターやカプラン、EC、LSI、ILSCなどは世界的規模で語学学校を展開しているグループ校になります。

一方で、学校名に「〇〇校」や「〇〇キャンパス」とつかない語学学校は、世界で唯一の語学学校になります。

グループ校には、既述のように世界中にキャンパスを持つ学校もあれば、Regent(イギリス)やNavitas(オーストラリア)、ILAC(カナダ)といったように一つの国の中だけで複数展開している語学学校もあります。

 

幅広く展開するグループ校と個人経営の語学学校では、どちらのタイプがより良い語学学校なのでしょうか?

 

これは、学校選びをしている皆さんから良く頂く質問の1つです。

今回は、グループ校と個人経営校のどちらが良いのかを考えてみたいと思います。それぞれのメリットとデメリットを炙り出してみたいと思います。

グループ経営校と個人経営校の主な違い

まず主な項目を一覧で確認してみましょう。以下の表では、5つの項目について項目について違いを比較してあります。

もちろん、各学校によっての特色もあるので、全てのケースに当てはまるワケではありませんが、大まかな違いを捉えて頂くと良いでしょう。

 

グループ経営 個人経営
コストパフォーマンス
講師の質
ホームステイの質
1クラスあたりの人数 多め 少なめ
その他の特徴 ・最先端の教育システム
・複数キャンパスで学べる
・生徒と教師の距離が近い
・アットホームな雰囲気

 

コストパフォーマンスはグループ校が有利

コストパフォーマンスに関しては、多くの学校を経営するグループ校のほうが有利な傾向にあります。

グループ校では、マネジメントや施設管理などの部分を一括して本部が請け負うことができるため、学校運営コストが抑えられるためです。

また教材などもグループ校の分を一括仕入れすることにより、安く購入できることができ、その分授業料を低く設定することも可能です。

 

個人経営校では価格競争すれば直接学校経営に響くため、グループ校に比べると授業料が高くなる傾向があります。

 

しかし、個人経営校は、学校の設備から教材選びなどの全てはオーナーの管理の元行われるため、フレキシブルに学校の状況をみて適切な選択が行われます。

生徒(お客様)の声を反映しやすい、小回りが利くのは個人経営校の最大の特徴です。結果的に生徒が過ごしやすい環境が整っている場合があります。

 

インターネットの口コミ投稿を見ていると、大絶賛の感想が良く見られるのは、個人経営校の方が多くみられる傾向にあります。

 

そして、個人経営校でも小規模校であればあるほど、その傾向は強くなる傾向にあるように感じます。

学校経営者が学校の現場で働いている学校は、生徒の声を即座に反映してフレキシブルに対応しているからでしょう。

 

どちらもメリットのある講師の質

語学学校としてはグループ校では知名度が高いため、講師に応募してくる人材の数が多くなります。

皆さんも就職活動を想像してみてください。中小零細企業よりも大企業の方が “安定していて良い企業“ というイメージを持つはずです。そして、家族も周囲も含めて多くの方は、大企業に就職した方が良いと考えているはずです。

 

結果として、優秀な人材は知名度のあるグループ校に集まりやすい傾向にあります。

 

また、講師のトレーニング制度が整っていたり、キャンパス間で講師のレベル差が出ないように講師採用基準が明確になっていたりと、根底がしっかりしているイメージです。

学校の規模が大きくなれば講師数も多くなるため、授業が入っていない講師を集めてトレーニングする時間を取りやすくなります。トレーニングをシステマチックに行っているので、教師によってムラが少なくなるのもグループ校の特徴です。

 

つまり、トレーニング制度を持ったグループ校は、講師陣に一定の質が確保されています。

 

一方、個人経営の場合は、講師の頭数に余裕はさほどありません。グループ校のように確立されたトレーニングシステムがあり、システマチックな講師のトレーニング制度を充実させることまでは難しくなります。

しかし、各講師の授業の質は、オーナー(校長)が厳しくチェックしています。オーナーが直接指導することから、オーナーの教育方針に沿った授業が提供されます。

 

もし授業の質や態度が悪い講師がいたら、すぐにオーナーの耳に入るため、即座に問題点を改善できるのが個人経営の良さでもあります。

 

グループ校は学生数も多くクラス数も多いため、授業が合わない時はクラスを変更して貰える可能性が高くなります。

逆に規模が小さい個人経営校の場合、クラス数や生徒数も少ないため、クラスを変更することは難しくなります。

 

ホームステイの管理体制

語学学校につきもののホームステイですが、個人経営校のほうが優れている印象です。

 

その理由として、グループ校では多くの場合、外部のホームステイ専用の業者に一任しているケースが多く、その場合は各ファミリーの管理まで行っていません。

 

そのため、ビジネスライクなホームステイの可能性が多くなります。

グループ校でもホストファミリーを自己管理している語学学校の場合は、個人経営校と変わりません。一方、個人経営校でもホームステイ専用業者に丸投げしている場合も無いとは言い切れません。

学校側が管理しているのかどうかは、自分で確認することは困難です。気になる場合は、私たちの方でお調べしますので、お気軽にお問い合わせください。

 

なお、学校側が学生寮を完備している場合は、学生寮を推奨している可能性が高くなります。その場合は、外部のホームステイ業者を利用している可能性が高くなります。

 

一般的に個人経営校は、学校のある地域のコミュニティの一員がホストファミリーであるケースが多くなります。

語学学校がホストファミリーと直接やり取りをすることにより、学校とホストファミリーの間に信頼関係が構築され、生徒が安心して過ごせる環境作りにつながります。

 

そうした地域密着型の語学学校の場合は、ホームステイ先でも問題が起こり難く、万が一問題があってもスムーズに解決されるケースが多いです。

 

しかし、ホームステイは人によって感じ方が変わります。ホームステイの良し悪しは、その人の求める環境によって印象がガラッと変わってしまいます。

そのため、学校側が独自にホームステイ管理をしているからと言って、トラブルが起こらないという保障はありませんので、誤解の無いようにお願いします。

ホームステイの良し悪しに関しては、以下の記事で紹介してるので、是非併せてお読みください。

 

 

ひとクラスあたりの生徒数は違うのか?

よく知られているグループ校は、生徒も多く集まります。また学校の教室も大きめで、一度に多くの生徒を受け入れることもあります。

春休みや夏休みといった時期に短期留学すると、留学生の数が一時的に増えます。そのため、「クラスに生徒数が多かった…。」という声が聞かれたりします。

 

つまり、グループ校では、1クラスあたりの生徒数が多くなる場合があります。

 

反対に個人経営の語学学校は学校としてのキャパシティーも小さめであるため、一度に受け入れる生徒の数も限られてきます。

グループ校との差別化でもありますが、先生の目が行き届きやすく、アットホーム感を出すため、少人数制をウリにする学校が多いのが個人経営校の特徴です。

 

個人経営校の中でも小規模校は、ひとクラスあたりの生徒数も制限されてることが多くなります。

 

個人経営校では、クラス数もグループ校に比べると少ないため、学校全体の生徒との交流を持つことも可能です。

個人経営校では、ハロウィンやクリスマスといったイベントも学校全体で楽しめ、アットホームな雰囲気を楽しめることでしょう。

 

学校の雰囲気やマネジメントにも特徴あり

グループ校では、同じ国内に複数のキャンパスを持っていることが多くあります。そうした複数キャンパスをもつ語学学校の中には、異なるキャンパスで就学できる学校があります。つまり、生徒が2つの都市に行きたい場合、両方の場所で学ぶことができます。

またグループ校になると、単純に学校規模が大きくなり、管理システムも構築されています。授業を受け持つ講師と生徒の相談にのったりするアドバイザーなど、スタッフが役割分担されて働いています。

個人経営校ではスタッフ数が少ないため、授業を受け持つ講師やオーナーが直接生徒の相談に応じるケースが多くなります。そのため、学校全体が一つの大きな家族のような感じで、アットホームな雰囲気が強くなります。

 

個人経営校の優れている点として、生徒の声が反映されやすいのが特徴です。

 

どうしてもグループ校では、生徒からの要望が出たとしても即座に決めることができません。

また、一人の意見が反映されることは少なく、複数の声が上がってきて初めて本部へ相談され、その決定には時間を要します。

個人経営の語学学校では、多くの生徒の意見はそのままオーナーに届きます。そして、オーナーも直接学校を見ているため、対処が必要である場合スピーディーにその改善に努めてくれる傾向にあります。

 

これは授業についても同じことが言えます。

グループ校では決まったカリキュラムを、どのキャンパスでもしっかり守って運営しています。つまり、キャンパス毎で教育の質に対し、格差が発生しないメリットがあります。

個人経営校では、授業を受け持つ講師にある程度の裁量が与えられていることが多くなります。その時のクラス内の理解度などを見て、自由にカリキュラムをアレンジし、効率良く学習が進められます。

 

講師の裁量によって授業内容が変わるため、合う合わないのバラつきが出やすいのも個人経営校だとも言えます。

 

グループ校でも教師の個人差があるので無いとは言えません。しかし、バラつきが出ないように管理を徹底しているのは、グループ校の方がより強いと言えるでしょう。

個人経営で小規模の場合は、不満があっても学校側に伝えづらく、生徒が我慢してしまう事例も過去見受けられました。講師の頭数が少ないことに加え、講師と生徒の距離感が近いこともあって、講師との関係を悪化させたくないという気持ちが働くためです。

 

どちらのタイプが良いかは人それぞれ

グループ校と個人経営校の様々な項目で見比べると、グループ校の方が優れているように感じられますが一概にそうとも言えません。個人経営校もあまり目立たないけれど、こうして見ると良い部分があることが分かって頂いたのではないでしょうか?

語学学校を選ぶ時には、それぞれに特徴があります。それらを確認して、自分にはどのポイントが合っているかを判断することが大切です。

 

また、現在はグループ校であっても、個人経営校時代に人気が高くなり、国内にキャンパスを増やして拡大して行った学校もあります。

 

そのような学校は全国展開のグループ校に比べて、グループ校としての質の高さを追求しつつ、アットホームな個人経営の良さも残している場合もあります。

最近は、IT技術の普及が顕著です。生徒のケアや個別学習をオンラインサポートする仕組みも増えており、工夫をしている語学学校も増えてきました。

 

それにより、個人経営でも価格競争力を持ち始めている語学学校も現れています。

 

大切なのは、自分の求めるポイントが合致するかどうかです。私たちカウンセラーはお客様のご要望を聞きながら、ご希望にあう語学学校をご提案させていただきます。

語学学校選びに迷いそうになったら、お気軽にお問い合わせください。

 

 

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