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ワーキングホリデーとは?留学との違い・特徴・メリット・デメリットをプロが徹底解説!

公開:2020/07/07 著者:中山 大輔 1593 Views

ワーキングホリデーの国比較【北欧州エリア】

続いて、東ヨーロッパの国々を紹介していきます。

 

スウェーデン

 

・人口: 約1,000万人

・最大の都市: ストックホルム

・面積: 約45万 km2

・1人あたりのGDP: 約53,000 USD

・レストランの缶コーラ価格: 約230円(€1.9・120円計算)

 

 

スウェーデンの特徴

・14の島からなる島国で広大な北方林や氷河が有名。

・教育、医療、福祉大国で学費や医療費などが無料。

・シャイで几帳面で、真面目。落ち着いている国民性。

 

→ 社会保障が手厚いことで有名なスウェーデンは、生活面で最も安定している国として有名です。

 

スウェーデンと言えば、IKEAのような北欧デザインの家具、サーモン、ヘビメタなどが有名ですね。また、消費税率がサービスや物品によってはなんと最大25%とかなり高いですが、一方で福祉大国と知られています。老人ホームも入りやすく、教育機関、医療機関の学費や医療費もなんと無料です!

暗くて寒い冬が続くスウェーデンですので、ドンドン出かけるというよりは自宅のインテリアや照明にこだわり、オシャレで居心地の良い時間や空間を大事にしています。

特にスウェーデンではフィーカと呼ばれるコーヒー休憩タイム(10時や15時台)が特徴的で、男女平等、ゆっくり、平和的な考えを持っている人が多いと言われます。

 

ノルウェー

 

・人口: 約540万人

・最大の都市: オスロ

・面積: 約45万 km2

・1人あたりのGDP: 約75,000 USD

・レストランの缶コーラ価格: 約330円(€2.74・120円計算)

 

 

ノルウェーの特徴

・氷河地形のフィヨルドを初めとする雄大な自然。

・北欧で一番物価や税金も高いが、福祉や教育は充実。

・自然と祖国、家族を大事にする国民性。

 

→ ノルウェー人は時間に正確でシャイな人が多く、日本人に近い国民性と言われます。

 

ノルウェーはスウェーデンと同じように福祉や教育がしっかりしていますが、実は北欧で一番物価や税金が高かったりします。そのため、隣のスウェーデンに買い出しをする事もあるようです。また、ノルウェーは入江に住んでいた商人が海賊となっていったバイキング達が築いた国で、氷河地形のフィヨルドが有名ですね。

ノルウェーでは物価が高いので外食文化はあまりなく、自宅で集まって食事をするのが一般的です。

ちなみに、北欧諸国に漏れずノルウェーでも日が短いため、天気や外気温にかなり敏感で、少しでも太陽が出ていれば日光浴。夏場は水温を気にして、チャンスがあれば湖や海で泳ぐという気持ちが強いと言われます。(笑)

 

デンマーク

 

・人口: 約560万人

・最大の都市: コペンハーゲン

・面積: 約4万 km2

・1人あたりのGDP: 約56,000 USD

・レストランの缶コーラ価格: 約390円(€3.23・120円計算)

 

 

デンマークの特徴

・童話作家のアンデルセンを生んだおとぎの国。

・幸福な国として有名で手厚い社会保障。

・シンプルな生活を大事にする国民性。

 

→ デンマークは男女平等の考え方が強く、個人主義も強いのが特徴的です。

 

デンマークは、世界でも幸福な国として有名で高福祉国家としても知られています。税金が最大68%という高さにも驚きです。しかし、手厚い社会保障により、なんと教育費や医療費、出産、介護も無料というからすごいですよね。

また、北欧独自の私立学校グループ「フォルケホイスコーレ(Folke højskole)」も特徴的です。フォルケホイスコーレとは、「評価や成績のない、ゆったりとした環境で学んで自分の人生、生活を考えよう。」という教育機関で、学費や食費を含まれた寮で生活が行われます。

フォルケホイスコーレでは税金の補助があるため費用が格安ですが、学位や資格は一切取れないため、まさに「自分の人生と生活をリセットして改めて考えよう。」という目的の教育機関です。

 

ちなみに、デンマークではシンプルな生活を大切にする「ヒュッゲ(HYGEE)」の考えをすごく大事にしています。

日本語にあえて訳すとすれば、「心地良い空間や自分の好きな時間の過ごし方、そうした心の持ち方」という意味。

ディベートが好きで自立心や平等の意識が強く、幸福感や充実感を大事にする人が多いと言われています。

 

リトアニア

 

・人口: 約280万人

・最大の都市: ヴァリニュス

・面積: 約6万 km2

・1人あたりのGDP: 約17,000 USD

・レストランの缶コーラ価格: 約170円(€1.4・120円計算)

 

 

リトアニアの特徴

・森と湖の国と呼ばれ、大小4,000もの湖がある。

・バルト三国の中で一番の国土、人口を誇る。

・信仰深く真面目で警戒心が強い国民性。

 

→ リトアニアは自然豊かな環境が特徴的な国です。

 

リトアニアはバルト三国(リトアニア、エストニア、ラトビア)の一つで、3国の中では一番面積が大きいです。

地理的な状況から左右の国からいろいろな圧力を受けやすく、近隣から長く支配を受けていたという経緯があり、そうした関係からリトアニア人は警戒心が強いと言われます。

近年はロシア領となっていましたが、19世紀に独立を果たしました。

 

日本人はバルト三国としてひとくくりにしがちですが、その中でもリトアニアはバルト三国で唯一13~15世紀で独立国でした。

また、3国の中で一番人口が多いという特徴があります。

国土の70%が農地で28%が森林、そして数多くの湖があるため自然豊かな渡航国を求める方には魅力的な国と言えます。

 

エストニア

 

・人口: 約130万人

・最大の都市: タリン

・面積: 約5万 km2

・1人あたりのGDP: 約19,000 USD

・レストランの缶コーラ価格: 約200円(€1.7・120円計算)

 

 

エストニアの特徴

・1,500以上の島々からなる複雑な国土の国。

・ロシア領だったため、ロシアとのつながりが強い。

・IT国家でSKYPEを開発したのもエストニア。

 

→ IT先進国ということから英語も通じるため、日本人にとって生活や観光もしやすい環境です。

 

エストニアはロシア領(旧ソビエト連邦)の一部だったという事もありロシアとのつながりが強く、国内にもロシア人が25%ほどいます。母国語はエストニア語ですが、国内にマルチリンガルが多く、ロシア語、ドイツ語など多言語を話す人も多い。

ちなみにロシア人は声が大きく感情が豊かな人が多い一方で、エストニア人は理性的な人が多いと言われます。真面目な国民性で冬場はスウェーデンやフィンランドに出稼ぎに行く人も。

また、世界一アルコールの消費量が多いと言われるくらいお酒好きで、サウナやパーティーなども好まれます。マイナス30℃でも仕事をする一方で、暑さには弱いため、寒さに強い日本人には魅力的な国になるかもしれませんね。

 

アイスランド

 

・人口: 約36万人

・最大の都市: レイキャヴィーク

・面積: 約10万 km2

・1人あたりのGDP: 約70,000 USD

・レストランの缶コーラ価格: 約270円(€2.23・120円計算)

 

 

アイスランドの特徴

・火山活動によって出来た島で200を超える活火山。

・火山と氷河、オーロラの国。

・国と言うよりは町や村という感覚で国民が生活。

 

→ アイスランドは人口密度が低く、のんびりと過ごしたい方に最適な国です。

 

アイスランドという名前なのでめちゃくちゃ寒そうですが、実は海流の関係で北海道よりも暖かいと言われています。(冬でも-5℃程度、夏場は最高気温で10℃程度)

アイスランドはバイキングによって開拓された場所で、外部から新しい人をずっと受け入れていた歴史があります。

そのため、フレンドリーで男女平等という考えが強く、世界初の女性総理大臣はアイスランド人だったという事実もあります。

 

農作ができないため、食料や生活用品はほぼ輸入品となり物価は高めです。

一方で、人口が35万でほとんどが首都に滞在している事から、顔見知りの人が非常に多く村のような小さな社会となっています。

火山と氷河のコントラストは絶景で、なんとオーロラは珍しくないという土地柄ですので、自然をこよなく愛するアイスランド人と仲良くしたい方にはピッタリの国ですね。

 

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