セカンドワーホリはどのくらいの人が申請しているのか?統計が示す意外な事実! | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

カテゴリー:ワーキングホリデー

セカンドワーホリはどのくらいの人が申請しているのか?統計が示す意外な事実!

公開:2018/06/08 著者:片桐 健一郎 3323 Views

オーストラリアのワーホリビザは、基本的には最大1年間の滞在可能なビザです。ただし、この1年の滞在中に、以下の条件を満たせば、さらに1年の滞在が可能になります。

 

・指定された郵便番号の地域
・指定された日数(88日)
・指定されたお仕事

 

つまり、オーストラリアに最大2年間の滞在が可能になります。2年間のワーキングホリデー滞在は、他の国にはないオーストラリアの大きな魅力の1つとも言えるでしょう。

以降、1年目のワーキングホリデービザは、通常ワーホリと呼びます。2年目のワーキングホリデービザを「セカンドワーホリ」と呼ぶことにします。

指定されたお仕事というのは、ファーム(農場)以外にも漁業や鉱山業、建設業といった職種も含まれています。外国人のビザ発給を担当している移民局の統計によると、95%の人がファームでのお仕事を選んでいるようです。

 

それ故にセカンドワーホリの権利を取得するための仕事は、「ファームで働く」というイメージになっています。

 

セカンドワーホリは、2年間続けての滞在も可能ですし、一度帰国し再度1年間申請することも可能です。ただし、31歳の誕生日を迎える前にビザ申請が必要です。つまり、セカンドワーホリ申請権利を持っていても、31歳になった時点で権利は消失します。

オーストラリアのワーホリビザと日本人について

ビザ発給管理している移民局の発表によると、世界中の提携国からオーストラリアのワーホリビザの申請数は、毎年20万人程度です。オーストラリアの人口は2,000万人強なので、ワーホリ滞在する人口は、オーストラリア人100人に対して1人の計算になります。

ちなみにワーホリビザの「取得」をしている日本国籍は、この数年8,000人程度を保っています。セカンドワーホリビザを「取得」している日本人は、これとは別に年間約2,000人と移民局は発表しています。

 

ファームの経験者は意外に少ない?

ワーホリビザが8,000人いる中で、セカンドワーホリが2,000人なので、概ね4人に1人がファームに行き、セカンドワーホリを申請していることになります。

このデータを皆さんに伝えると「意外に少ないんですね。」と言うリアクションが返ってきます。実際、私も同じ印象を受けています。

この2,000人の中には、ファーム生活が気に入って、引き続き田舎での生活を続けている人や、そのままオーストラリア一周旅行に出る人もいます。つまり、都市に滞在している期間が短い方も、この2,000人の中には含まれます。

 

また、「この時期に、以前働いた場所に行けば仕事がある!」という経験のある人は、2年目の滞在期間中に同じファームに働きに行く方が時々いらっしゃいます。

そう思うと、日本人からファーム情報を手に入れよう、経験者の話を聞こうと思っても、意外にファーム経験者を見つけるのは難しかったりします。

また、ワーホリは自分と同期に入国した仲間と過ごす傾向が強いため、入国間もないワーホリと経験豊富なセカンドワーホリが出会う機会は少なく、また一緒に過ごす機会も少ないのが現状です。

 

セカンドワーホリの情報収集は、現地でワーホリ仲間伝いに教えて貰う、バイト先でセカンドワーホリと知り合うと言った方法になるでしょう。また、留学ドットコム現地オフィスでも情報提供をしていますので、セカンドワーホリを考えている方はご相談ください。

 

セカンドビザは申請しても100%取得できるものではない!

移民局の統計によると、日本人国籍のセカンドワーホリビザ申請に関して、95%以上の確率でビザを発給していると発表しています。

 

つまり、5%弱の人はセカンドワーキングホリデービザ申請が却下されているのです!

 

実際、セカンドワーホリビザ申請をしている生徒を近くで見ていますが、この統計結果が示すように大半の方は問題なくビザ取得ができています。しかしながら、少数の方はビザ取得ができていません。数は少ないものの、ビザ申請が通らないことはあります。

実はセカンドワーホリビザが取れていない方は、以下の共通点があります。

 

・実際にお仕事をしっかりしていない。
・移民局から求められている書類を集めていない。
・移民局からの連絡に対応しない。(気付いていない!?)

 

移民局からの連絡はメールで届きますが、当然メールは全て英語で記載されています。英語ができないため、何が書かれているのか分かっていない。または、迷惑メールだと思って削除する方もいます。

「しっかり仕事をしていない」なんてどうやって調べるの?と思いますよね!働いたことを証明する書類を農場主に貰い提出するため、どこで働いたか移民局側は把握しています。抜き打ちでファームの雇用主にチェックが入ることもあるようです。

しっかりした職場で定められた期間以上を働いたのであれば、心配し過ぎる必要はありません。そして、しっかりルールに沿って申請すれば、さほど難しいものではないですが、5%の確率で却下されているので気を緩めないようにしましょう。

 

留学ドットコムは先輩ワーホリの体験談が豊富!

留学ドットコムには、セカンドワーホリ経験者からファーム体験談が多く集まっています。その中には、良かったという体験談もあれば、嫌な思いをしたという体験談もあります。

残念なことに、ファームで働きたいというワーホリビザの方をターゲットにして、搾取を考える悪い雇用主がいるのも事実です。特にオーストラリアに来たばかりで、労働環境や給与状況が分からないで来た人は、悪意のある雇用主にとって格好のターゲットです。

実際、散々働かされて、給与は相場の半分やそれ以下のケース。働いたことを証明する書類作成を依頼すると、拒否して取り合ってくれない。ワーホリ側の英語力が無いことを逆手に取って、皆さんの労働力を搾取する悪徳業者が実際あるのです。

 

しっかりと情報収集した上で確実なファームを選択しなければいけません!

 

しっかりとしたリサーチも大事ですが、騙されないためにも最低限のコミュニケーションができる英語力を身に着けた上で出発しましょう。遠く離れた田舎の地域に行くのですから、最後に頼れるのは自分だけです。

留学ドットコムでは過去の経験談をたくさん集めて、その知見から皆さんにアドバイスをしています。セカンドワーホリを考えている方は、どの地域のどのファームに行くか決める時には、必ず相談してくださいね!

80 %の人が「役に立つ」と評価! 「参考になった」投票数(4件)/全投票数(5件)
この記事は参考になりましたか?
こちらの記事も人気です
戻る
国名から記事を探す
戻る
カテゴリーから記事を探す
戻る
開始日を指定
戻る
終了日を指定
戻る
タグから記事を探す
個人カウンセリング予約
資料(パンフ)請求