短期語学留学体験談 ~10校以上の語学学校を体験してみて フランス語編~ | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

カテゴリー:勉強方法のコツ

短期語学留学体験談 ~10校以上の語学学校を体験してみて フランス語編~

公開:2019/09/30 著者:小松 久里子 144 Views

留学と言うと、最初に語学留学をイメージするかと思います。

私は語学学習が趣味で、その延長でこれまで10校以上の語学学校に通いました。

 

どれも1か月~長くても半年未満の短期語学留学だったのですが、実はそれは同じ言語ではありません。

 

最初は英語、その後にフランス語、スペイン語、そしてイタリア語と勉強しました。

短期語学留学した国で言うと、イギリス、アイルランド、フランス、スペイン、イタリアに留学しました。

前回英語学校編をお送りしたので、今回はフランス語語学学校での経験などを元にどうやって語学を勉強したのか、学校での生活がどうだったのかをお送りしたいと思います。

 

フランス語短期語学留学

これはフランスに限らず、全ての言語の語学留学に言えることですが、留学はなるべく長期の方が良いと言われます。

もちろんそれは長ければ長いほどそれだけその言語のインプット量が多くなるからだと言えます。

けれど短期留学であっても、その留学成果を最大限に高める方法はあります。逆に長期留学であっても、環境が充実していなければ、単に時間をロスしているだけで終わるケースもあります。

 

その留学期間内で、その期間内に誰とどうやって過ごしたのか、また学校や住居の環境が語学力向上に影響してきます。

 

私はフランス語の語学学校に短期で4回留学をしました。毎回異なる環境で、語学力向上や友達関係など色々違う経験ができました。それは学校が違うからでもありますし、住居形態が異なっていたことも関係します。

私が多くの語学学校に通って思ったことは、語学学校そのものの授業形態や設備ではなく、授業の後に他の国の友達とどんな風に一緒に過ごし、どれだけ外国語を話していたかが一番重要だと感じました。

海外に行く一番の利点は、現地の人と学習言語でコミュニケーションを取ることです。ということは毎日どれだけその言語に触れているか、それが語学学習にとって最も重要なことかもしれません。

 

→ フランス語のクラスは1クラスの人数も様々。

 

なので、実は色んな語学学校に通いながらも、あまり授業の事は覚えていません。

 

何を勉強して、どんなことを覚えたか…。もちろん文法の勉強など役に立っていないわけではないのですが、どんな教科書を使ったのか、そういう事はあまり覚えていません。

逆に授業の後に友達とどこに行って、どんな風に遊んだのか、そういう事は今でも覚えています。たまにゲームのような面白い授業などがあった時や、学校で面白いイベントがあった時などは繊細に覚えていたりするものです。

そういう意味では授業形態そのものより、その国でどう毎日を過ごしたかがとても重要でした。という事は、その国での現地の人、他の学生との交流がうまくいった留学が、その人にとって良い留学に繋がるとも言えるでしょう。学習言語のインプットの量にもよりますが、滞在の質にもよるという事です。

 

私は、フランス語の語学学校留学は4回しましたが、PARISから電車で1時間ほどのルーアンという町のアリアンス・フランセーズという有名語学学校に2回、各1か月間、リール大学の夏期コースに3週間、そしてストラスブール大学付属の語学学校に1学期間語学留学をしました。

各留学での授業形態も、また住居形態も異なっていたので、環境と友好関係、そして語学力の関係性についてお話していきたいと思います。

まずは各学校の授業形態、住居、友達作り、語学の上達について、そして更に詳しく体験談をお話していきたいと思います。

 

→ 留学先が都会か田舎でも環境は変わります。

 

ルーアン、アリアンス・フランセーズ1回目(1カ月)

授業形態

午前1日4時間、週20時間、クラス人数10人~15人程度。エクスカーションは少な目。

 

住居

語学学校で見つけてくれた、フランス人大家さんの離れのキッチン付きの部屋を間借り。

 

友達作り

クラスメートの多外国人の子たち、多クラスの日本人学生、大家さんの家の息子さん。

 

語学の上達

語学力もまだまだの時期でしたが、クラスメートの子と話をして、多少フランス語を話す事に慣れました。

 

総評

夏休みの時に最初に留学の為にフランスの語学学校に行ったルーアンは、ジャンヌ・ダルクで有名な街でした。最初はパリに行こうかと思ったのですが物価も高いため断念。パリから電車に乗って1時間で、語学学校も比較的安かったアリアンス・フランセーズに行くことにしました。

宿の手配は学校でしてくれました。ホームステイや貸し部屋などいくつかオプションがあり、私は貸し部屋を選択し、学校からほど近い、街の中にある家の離れの部屋を借りることができました。

授業は1日4時間、途中に休憩を挟みます。先生はずっと同じ先生で、時間ごとに文法の勉強や読解などをします。クラスメートは主に他の国の子が多かったのですが、皆授業が終わると他に何かしていたのか、結構すぐに帰ってしまう子も多く、あまり友達が作りやすい環境ではなかったです。

 

中には大学に通っていたけれど休み期間にさらに語学の勉強が必要だと語学学校に通っている子、オーペアをしている子などもいて、比較的皆忙しかったようでした。

ただ、貸し部屋の大家さんともたまに話をする機会があったので、フランス語に接する機会は多少ありました。

学校ではあまり課外授業もなく、そういう意味でも友達作りには適していない環境だったかもしれません。

 

春休み期間に留学だったこともあり、エイプリールフールと重なりました。学校全体で「XX先生が今日結婚されるのでお休みです。」という嘘をつかれ、すっかり信じた私たちは花を買って皆で市役所に行ったのを覚えています。

先生はたまたま風邪でお休みだったのですが、その後皆でお茶に行ったのを覚えています。

そういう何かしらイベントなどがあると、他の子と話す機会も増えるので、やはりイベントの多い学校の方が良いと思います。

 

ルーアン、アリアンス・フランセーズ2回目(1カ月)

授業形態

午前1日4時間、週20時間、クラス人数10人~15人程度。エクスカーションは少な目。

 

住居

大家さんのいるアパートの1室を友達とシェアルーム。

 

友達作り

クラスメートの外国人の子、日本人の子。

 

語学の上達

フランス語、たまに英語の生活だったこと、1か月だと語学力向上はあまり実感できなかった。

 

総評

春休みにも、また同じ学校に留学することにしました。ただし、この時は私がフランスに行こうと思うと話していたところ、その頃仲良くしていた韓国人の留学生の子が一緒に行きたいということに。

二人分申し込みをし、住居は宿代を安く上げるために二人でシェアルームを申し込みました。そのため、語学学習という点では住居ではあまり有効ではなかったかもしれません。授業は上記と一緒ですが、クラスメートや先生も変わったので、多少雰囲気は変わりました。

こういう私立の学校は、大抵初心者以外は毎週月曜、もしくは毎月決まった日に学校に入学できるので便利です。ただし、何時でも入学できることは転校生のような感じでもあるので、分からないことがあったり、既に周りが友達同士だったりするケースもあって、輪の中に入り難い場合もあります。

 

フランスの授業ではよくあるなと感じたのは聞き取りの授業で、先生が読んだものを聞き取って書きとっていくというものでした。

これは個人的には苦手で、慣れるまでかなり時間がかかりました。

最初に聞き取りの授業の仕方を教えてくれなかったので、やり方が分からなかかったというのが一番の問題だったと思います。

 

例えば、その読み方なのですが、日本語で言うと、

「むかしむかしあるところに、(てん)おじいさんとおばあさんがいました。(まる)おばあさんが『(かぎかっこ)これから川に洗濯に行って来ます。(かぎかっことじ)』と言って…。」

と読んでいくのですが、私はこの(てん)(まる)(かぎかっこ)と言うのを文章の中のものだと思って、一生懸命それすら文字で書いていました。

 

学校にいつでも入学できるというのは利点でもありますが、こういう部分では欠点でもありました。

 

この時は中級のクラスだったのですが、この時はたまたま同時期に来ていたスイス人の子がクラスに二人いました。

しばらくすると夜に飲みに行ったりすることも多くなり、それ以来、毎日授業の後には「今日はどこ行く?」とお互いで話すようになり、一緒に遊びに行くことが定番化してくれたお陰で他の子も一緒に誘って夜に出掛けることも多くありました。

最初の留学の時に、あまり皆と出掛けたりしなかったと言いましたが、その時のクラスは初級のクラスで、やはりお互いのコミュニケーションにも問題があったと思います。

 

やはり、語学がある程度お互いにできないと意思疎通も難しく、友達になることはもちろん、一緒に出掛けることが難しいのかな、という印象です。

 

リール大学夏期コース(3週間)

授業形態

午前1日4時間授業、その後午後にはいくつかエクスカーション。

 

住居

大学寮、シェアルーム。

 

友達作り

同じルームメイトの語学力が自分より上の子達と寮で夜まで遊ぶことが多く、主に外国人の友達、数人日本人の知り合いも。

 

語学の上達

自分よりも語学ができる外国人の事一緒にいたので、フランス語に接する機会も多く、ある程度語学力向上につながった。

 

総評

3回目の留学はリール大学付属の夏期コースに参加しました。

全寮制で、寮も授業も同じ敷地で行われ、食事も食堂での全食付きで、ちょっと合宿のような、以前ご紹介した『ハリーポッターのような学校生活⁈中高生の夏休み短期語学研修』に似た、大学生を中心に開校されていました。

もちろん、大学生以上の方の参加もありましたが、大学付属という事で、メインは大学生でした。

 

 

24時間、夜まで他の学生と一緒というのは利点で、クラスの子よりも寮の部屋が同じ子達と仲良くなりました。彼女たちに日本のトランプ(大富豪)を教えたら、すごく気に入ってくれて、毎晩トランプをして遊んでいました。

面白かったことに、「大富豪」「富豪」「貧民」「大貧民」という言葉はそのまま訳さず教えていたので(意味は教えていたのですが)フランス語の中に「JE SUIS DAIFINMIN!(私大貧民!)」、「QUI EST DAIFUGO?(誰が大富豪?)」なんていう風な会話が飛び交っていて面白かったです。

この時はクラスメートより、同じ部屋だった自分よりも語学力が上の子達と食事を一緒にして、夜も遊んでいたので、語学力向上にはつながったと思います。

 

一番良いのはネイテイブの人とコミュニケーションを取ることですが、自分の語学のレベルがまだ低い時には自分よりもその語学のレベルが上の学生と一緒にいるだけでも、語学学習につながります。

 

日本人の学生さんも数人いましたが、あまり一緒にいることがありませんでした。日本人がグループ内に複数名いても、他の国籍の学生もいつも一緒のため、皆での会話はいつもフランス語でした。

ただ、学校で最期のお別れ会のイベントで、同じ国の学生が一緒になって何か披露するという企画があったので、その時には全日本人学生と一緒に集まって、日本の歌を歌ったり、踊ったりしました。

大学付属の語学コースなどでは入学日程が選択できないですが、逆に皆全員同時期に学校を開始し、同時期に終わるので他のクラスの子と仲良くなりやすい印象がありました。

 

→ 当時、大学付属の授業が行われていた校舎。

 

ストラスブール大学付属語学学校(1学期間)

授業形態

週20時間、授業は大学の授業のようにバラバラ。エクスカーションも少な目。クラスの人数は語学の授業20人ほど、オプション授業は30人~50人ほど。(オプションの授業は中級レベル以上が選択可能)

 

住居

自分で探さないといけないので、先ずは私立の食事付き寮に1か月、その後キッチン付き貸し部屋に滞在。

 

友達作り

クラスには人数が多く、友達作りには適していない環境。特にフランス長期滞在者が多く、そこで友達を作ろうという意識のある人は少ない。

オプション授業の演劇の授業は、アクテイブで他の学生と一緒に活動することが多く、仲良くなりやすい。また、学校終わりが一緒だったので授業の後に一緒に飲みに行くこともしやすい。

 

語学の上達

期間も多少長かったため、また、オプションの授業は語学の授業そのものではなく、外国人向けに簡単な「フランス文化」、「メディア」、「発音」などの授業があり、フランス語で他の教科を勉強するというのは語学学習に役立った。

特に、演劇の授業は、フランス語の勉強にかなり役に立った。

 

総評

大学付属の語学学校は通常通年、もしくは1学期間と長期のものが多く、授業が大学の授業のようにバラバラなこと、そして学校以外に他のことをしている人も多く、友達を作るのにはかなり時間がかかる印象でした。

また、授業が皆バラバラのため、友達作りは特に難しかったです。また、大学構内には日本語学科もあり、日本語を勉強している学生にも会える機会があります。ただ、待っていても向こうから来てくれることはないので、自分からアクションを起こすことが大事です。

逆に、演劇の授業のように体を動かしながら他の学生と一緒になにかをするという授業は、仲良くなりやすく、学校の後に出掛けたりすることも多くなりました。

 

こういう語学レベルの関係ない授業だと、自分よりも語学ができる学生にも会えるので、この演劇の授業のお陰でフランス語が上級の子達と一緒に遊ぶ機会が多くなり、自分の語学学習にもかなり役立ちました。

 

→ 大学の講義用の教室だと人数も多い。

 

短期留学なら一生懸命に限られた時間を過ごそう!

長期留学の方が、友達が作りやすく、語学の学習につながると思います。しかし、逆に長期な分だらける期間も出てきてしまい、日本語も話したくなることもあります。

長期の語学学習者の方の中には、最終的に日本人の子達とばかりつるんでいる学生や、せっかくだからと旅行ばかりしている学生もたまに見かけます。

語学留学は長期の方が良いと言うイメージがありますが、一概にはそうとも言えない事例も体験してきました。

 

ですから、短期留学だからマイナスという先入観を捨てて、短期だからこそ集中力が続いて集中して学ぶ意識を持つことで、留学の成果は高まります。

 

長期留学だと、「まだまだ時間があるから…。」と自分に甘くなる部分もあるでしょう。ずっと全力疾走できないので、やっぱりたまには息抜きする時間も必要です。

しかし、息抜きのつもりが、周囲の環境などに流されて、そのまま最後までダラダラしてしまって時間が過ぎ去ってしまったエピソードはたくさんあります。

つまり、短期であろうが長期であろうが、その時間の過ごし方によって語学力が向上する人と、そこまでしない人がいるのです。

 

語学留学はもちろん短期よりも長期の方が良いというのは期間が長ければ長いほど語学インプットが多いと思いがちですが、その環境を活かすかどうかはその人次第なのです。

 

今回は私が体験した色々な形での短期留学をご紹介しましたが、自分に合った学校や期間を選んで、有意義な留学生活を送って下さい。

 

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