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【フィリピン留学】学生寮の食事はどんなモノが出てくるのか紹介

公開:2018/09/12 著者:齋藤 朱里 1447 Views

現在、フィリピン留学は人気を博しており、年々フィリピン留学へ行く方も増加しています。…と言うのも、フィリピン留学には、以下のような他留学地には無い魅力があるためです。

 

① 授業時間が長い(欧米圏の約2倍)
② マンツーマン授業がメイン
③ リーズナブルな留学費用

 

上記の通り、フィリピン留学では授業時間が欧米圏の語学学校の約2倍あります。充実した学習時間を確保するために、学校側は生活面のサポートまで行います。

その1つが食事の提供になります。

 

フィリピンの語学学校では、留学期間中は学生寮に滞在し、食事も一日3食提供してくれるケースが大半です。

 

食事は1日3回あることで、自炊しようと思えば、買い出し、調理、食べ終わった後の片付けなど、多くの時間を食事に奪われます。

食事面を学校側でカバーしてくれる分、空いた時間を勉強時間に回せるのがフィリピン留学の魅力です。

しかし、食事は海外生活をする上で大変重要な要素であり、食の好みは個人レベルで大きく変わります。実際、食事が合わないということで、ストレスを感じる方もいます。

 

各語学学校で提供される食事内容も異なるため、学校選びの際のポイントに入れて考慮した方が良いでしょう。

 

語学学校で提供される食事はフィリピン料理なのか、日本料理なのか、韓国料理なのか、洋食なのか…。そもそも日本人の口に合うのかと、不安に思う方は多いのではないでしょうか?

そこで今回は、5校の語学学校へのインタビューを参考に、どのような食事が提供されているのかを紹介します。皆さんが抱く不安を解消していきたいと思っておりますので、是非最後までお付き合いください!

フィリピン留学の食事提供のシステム

フィリピン留学の場合、基本的に全寮制で、その施設内の食堂で朝、昼、晩と一日3食の食事を提供しています。各学校によって、食事の提供パターンが異なります。

韓国人経営校はビュッフェ形式が多く、学生時代に給食で使用したような一つの大きなプレートに自分の好きなものを食べたいだけ取って食べます。一方、日本人経営校は1人前毎に決まった量の食事が提供される傾向にあります。

 

欧米圏と異なり、学費の中に寮費や食費も含まれているため、食費の節約ができます。食べ盛りの学生さんにとっては、ビュッフェ形式の学校を選ぶと良いでしょう。

 

授業時間にも大きな差があり、欧米圏留学の場合は平均4~5時間ですが、フィリピン留学の場合は平均で約7~10時間と授業時間が倍近くも違います。

授業に慣れるまではその学習量に圧倒され、疲労が溜まってしまう方も多くいます。

勉強に明け暮れる中で、食事は非常に重要なエネルギー源になると思います。食事があるから勉強を頑張れると、食事を一日の楽しみにしている方も結構いらっしゃいます。

 

フィリピン留学欧米圏留学
宿泊先全寮制ホームステイ/ルームシェア
食事一日3食付き(食費は学費内に含まれるケースが殆ど。)ホームステイ: 2食もしくは3食
シェアハウス: 自炊
授業時間7~10時間4~5時間

 

各学校で提供される食事の紹介

学校生活で最も大切な食事ですが、実際、語学学校ではどのような食事が出されているのでしょうか。

今回はフィリピン留学でメジャーな5校をピックアップし、食事の特徴と写真を紹介していきたいと思います。

 

TARGET Global English Academy(日本人経営)

TARGETでは、平日は朝・昼・晩の3食で、土日祝日はブランチ・夕食の2食を提供。日本食レストランのシェフからトレーニングを受けたキッチンスタッフが作っているため、日本人好みの料理を提供している。

日本食のみならず、洋食や中華、フィリピン料理などを提供しており、日本人生徒からも定評があります。

TARGETの日本人比率は約7割程度であり、日本人好みの味付けを重視しています。留学先でも日本食を味わいたい方には、非常に嬉しい食事ですね。

 

 

 

C2 Ubec English Academy(日本人経営)

多国籍の学校ということもあり、各校の生徒に配慮した料理や味付けに気を付けています。また、日本から調味料を調達しているため、日本人の生徒にも違和感なく味わうことができます。

当校の一番のポイントは日本の調味料を使用している点です。C2は日本人経営ということもあり、7割以上の日本人生徒が在籍しています。そのため、味付けは日本食に近く日本人に対応したメニューが多くなっています。

 

 

 

English Fella Language School(韓国人経営)

学校によって祝日は食事が出ないところもありますが、English Fellaでは365日祝日に限らず3食提供しています。

ビュッフェスタイルで、好きな量を好きなだけ取ることができる形式です。野菜不足にならないように、生野菜サラダを頻繁にメニューに組み込んでいます。

当校は生徒からの声を吸い上げて、野菜を多く提供しています。下記の写真をご覧の通り、一食の栄養バランスも良いですし、何といってもおかずの種類が豊富ですね。

 

 

 

Cebu Globalization ESL Center(韓国人経営)

Cebu Globalization(CG)の朝食は主にシリアルやパンに加え、2~3種類のおかず(ソーセージ、ハム、目玉焼き、スクランブル、野菜炒め)やチャーハンもしくはおかゆに牛乳と豆乳を提供しています。

昼食は4~5種類のおかずとスープ。毎週水曜日はスペシャルデーとして、Jolibee Day、サムギョプサルDay、ビビンバDay、などを提供しています。

夕食はメインメニュー3~4種類に加え、スープ、そしてサイドメニューが20種類、デザートとして果物が3~4種類、ジュース(パイナップルやオレンジジュースなど)を提供しています。

当校は韓国人経営のため、韓国人の好みに合った料理がラインナップされています。しかし、夕食はサイドメニューだけで20種類と非常に種類が豊富なため、自分の口に合うものを選ぶことができます。

 

 

 

EG Academy(日韓共同経営)

経験豊富なプロの料理人が多彩なメニューを提供しています。各国籍の生徒さんの口に合うメニューを揃えており、日本人生徒からの満足度も高いです。

日韓共同経営のため、日本料理、韓国料理、そしてフィリピン料理とバランスよく提供されています。

 

 

 

日系と韓国系の語学学校どちらが良いのか?

以上5校の食事内容を見てきましたが、一般的に日本経営校では日本食を中心として日本人好みの味、そして韓国人経営校では比較的辛い韓国料理が出される傾向があります。

以下では、大まかに日本人経営校と韓国人経営校の食事内容の特徴と違いを紹介します。

 

日本人経営校の食事の特徴

日本のお米より少しパサパサしたお米ですが、お米が主食です。日本人経営とはいっても、日本人生徒の比率が多いだけで他の国の生徒も在籍するため、日本食以外にも洋食屋中華、韓国料理なども出されます。

日本人100%の学校では、ほぼ100%日本食の場合もあります。

 

日本人経営校では、日本産の調味料を使用したり、日本人シェフがメニューを考案したりと、日本人の口に少しでも合うような料理を出している学校が多い印象です。

 

韓国人経営校の食事の特徴

ビビンバやプルコギなど韓国料理が主流となっています。韓国籍ではない学生もいるため韓国料理ばかりではありませんが、全体的に味付けが辛い傾向にあります。

ちなみに、辛い物は「キムチのみ」に留めて、メインの食事には唐辛子を極力使用しないといった、他の国籍の生徒への配慮している学校もあります。

全般的に韓国人経営校の食事は、日本人経営に比べてメニューの種類も豊富で、栄養のバランスは良い印象です。

 

自分の口に合う食事を提供している学校を選ぶために

日本人経営の学校はもちろん日本人比率が多いですし、韓国人経営の学校は韓国人比率が多いです。そのため、在籍する学生に合わせた料理を提供する傾向にあります。

フィリピン留学の場合は授業時間が非常に長く体力消費もするため、食事をしっかりと食べて勉強のエネルギー源に繋げたいですよね。

食事が自分の口に合わなければ学習意欲も低下してしまいますし、自分の口に合わないからと言って食べないと、効率の良い勉強ができなくなってしまいます。もちろん外食もできますが、外食すれば無駄な時間と出費が増えます。

 

自分の口に合う食事を出す学校を選択するために確認すべき要点は以下の5点です。

 

・日本人経営なのか韓国人経営なのか。
・どんな料理が提供されているのか。
・日本人向けのメニューの用意があるか。
・料理スタッフはトレーニングを受けているか。
・他学生からの食事内容の評判はどうか。

 

一般的に「日本人経営か韓国人経営か」は日本人にとって重要な要素です。

 

韓国料理は大半が辛いため、辛い物が得意な人以外は良く検討しましょう。「辛い料理は絶対無理!」という方は日本人経営の学校を選択し、その上でどんな料理が提供されているのかを学校のホームページやパンフレッドでチェックしましょう。

フィリピンは発展途上国ということで、食事にも悪いイメージを持っている方も少なくないと思います。学校側も日々努力を重ね、食事内容のレベルも年々向上している印象があります。

フィリピン留学を検討している方は、食事面を含めて学校内の生活環境を重視した学校選びをすることをお勧めします。

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