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カテゴリー:学校の選び方

フィリピン留学で充実した時間を過ごすために!フィリピン留学のベストシーズンは〇〇だ!

公開:2020/05/14 著者:佐藤 高史 529 Views

「留学にベストシーズンとかあるの?」と疑問を抱くかもしれません。

そして、いつがベストなのか聞いたことないというヒトもかなり多いことかと察します。

 

結論、フィリピン留学のベストシーズンは存在します。断言できます!

 

基本的に皆さんは転職スケジュールやワーホリ、学校の連休といったように自分のスケジュールのみを考慮して留学スケジュールを自分本位で決めているでしょう。

実際に私も自分の転職スケジュールに合わせて留学スケジュールを決めて、カウンセリングして申込に至りました。

カウンセラーさんからしても、お客さんが決めている期日をわざわざ変更の提案までしたいとも思いません。商談内容としたら「希望の期日、予算、優先事項」をキャッチアップして、希望にマッチする語学学校を提案して空室状況の確認。

 

中々マッチする学校が無ければ、オススメの学校を提案して説明してくれるという流れでしょう。これは一般的な商談フローかと想像出来ます。

何故カウンセラーさんから「必要以上の提案が無いのか?」と言えば、顧客のニーズに応えたいと思っているからです。

何とか確保してくれた希望の学校に実際渡航してみたら、数週間後に韓国や日本の生徒がわんさか来て食事も順番待ち、合わない先生がいても変更できる先生が全て埋まっている…。

 

結果、日本人と共有する時間が多くなる、ひしめき合う空間で勉強したけど「フィリピン留学ってあんまり効果が無かった…。」という感想を抱くヒトも少なからず存在します。

 

もっとゆったりと、融通の利く留学なら良かったのに…。それは、アナタの渡航する「時期」の問題です。ヒトって自分の想像と現実に対し、ネガティブなギャップを感じると不満に感じます。そのギャップが大きいとクレームになる訳です。

今回は自粛生活の後に改めて留学のスケジューリングする際の参考資料として頭に入れて、カウンセリング時に役立ててくれればOKです。

物売り業にもピークシーズンがあるように、フィリピン留学にもピークと閑散期が存在します。閑散期に渡航すると意外な特典が享受できることもあるので、そこらへんも確認しておきましょう!

たらればのオススメ時期

 

以下、「コロナが無かったら!」の話しです。

もう色んなイベントがガラッと変わりそうなので、言うのか躊躇いましたが…。

それでも数件、「前年の留学生ピーク期を教えてください。」という問い合わせがありましたので、例年のお勧め時期をご紹介します。

 

もし私が大学生だったら、「冬休みと春休みに渡航、夏休みはバイトしまくる!」

 

夏休みに留学を避ける理由は以下の通りです。

 

・ピーク真っ只中なので安定の人気校は3、4か月以上前から満室→希望校に入れないかも。
・夏を避ける理由は後述するピーク時期のデメリット参照。
・冬休みは年末年始が休校となるが、逆を言うと留学生が少ないのでスケジュール次第では穴場。
・年始は韓国のピークを迎えるため韓国資本は満室だが、日本資本は比較的空室がある。
・春休みは日本の大学生ピークと被るため敢えて韓国資本の学校を選択。日本資本の学校には日本人が多い傾向。韓国のピークは2月中旬で終了。

 

もし私が転職、ワーホリ控え組だったら、「9月以降から留学!」

 

現在社会人の方が退職して留学やワーホリと併せた2カ国留学組にとって、9月以降が適している理由は以下の通りです。

 

・ぶっちゃけ人生を掛けた留学とも言えるので、ピーク時に行って色々とロスしたくない。
・フィリピンの雨季は6~10月で極力雨季は避けたい。洗濯物は乾きにくいわ、外出先でいきなりのスコールやら何かとウザイ事が発生する。
・とは言え、9月から降雨量は著しく低下するので、動けるのであれば早めに動きたい。乾季の12~4月は全然雨が降らないので、超快適に過ごせる!
・同時期に行けば同志もいて、自分では気付けない情報が取得できる。

 

この章はコロナ問題が発生しなければかなり参考となるのですが、如何せん隔離生活がまだまだ続いています…。

いつになったら留学できるのか見通しが立ちませんが、今後のスケジューリングの一助になれればと思い綴りました。

 

2019年の国籍別実績

 

上のグラフはルソン島に存在する人気校の国籍別による2019年間実績(団体含む)です。

見方としては縦軸(生徒数)、横軸(月別)となっており、折れ線グラフによって一年間の生徒数の推移が解ります。

空港ピックアップの生徒数ベースなので、実際の滞在生徒数には多少の誤差はあります。

 

グラフの特徴

・生徒の絶対数にフォーカスすると1、3、6~8月に大きなピークが来る。

・ピークと閑散期の人数を比較すると約4倍の差。

・日本人のピークは春休みと夏休みの約3ヵ月間。

・日本のピーク1ヵ月前に他国のピークが来ている。

 

こちらの学校は韓国資本で複数国から受け入れているので、日本資本の学校だと比率が異なってくるかもしれませんので一つの指標として捉えて下さい。

以前の学校に在籍していた時も韓国資本でしたが、ピーク時期は大体同じですね。

ちなみにですが、「日本人留学生は平均どれくらいの期間留学しているのか?」というのが以下のグラフです。

 

→ 日本人のフィリピン留学する場合は、1ヵ月未満の短期が多い。

 

見ての通り4週間未満の渡航者が60%を占めているのですが、この背景には対象の学校が大学生に人気があるため、4週間未満が大半となっています。

往々にして大学生たちは学校の長期休暇を使って、フィリピン留学しているわけです。転職組やワーホリ控え組は絶対数こそ多くはないのですが、3ヵ月間以上のフィリピン留学を経てからそれぞれの道に進んでいます。

ちなみに、大学生の中でも大学1年から留学して卒業するまでに複数回再留学する子もいます。再留学するメリットは以下の記事で説明しています。

 

 

ピーク期と閑散期のメリットとデメリット

それでは「絶対的にピーク時を外した方が良いのか?」と言っても学校や仕事があるし、春休みや夏休み以外の時期には長期の休みが取れないし…というのが日本の現実ですよね。

いずれにしても、ピーク期と閑散期のメリットデメリットはこんな感じです。

 

ピーク期のメリット

・スケジューリングが容易。

・恋のチャンスが山盛り!

 

ピーク期のデメリット

・国籍問わず生徒数が多い。(最大150~200人になることも)

・細かな融通が利きにくいかもしれない。(クラス変更が不可、食事の時間待ちなど)

・日本人も多く同国籍で固まる傾向になりやすい。(新たな友人は増えますが、友達作りに留学している訳ではないので不利益とする)

 

閑散期のメリット

・各学校から特典があるかもしれない。

・生徒数が少なく多国籍の生徒と話す機会が増える。

・かなりゆとりを持った留学生活を過ごせる。(先生が合わなくても変更の選択肢が豊富、優秀な先生でクラス編成も可能)

・複数人部屋を予約したのに一人で利用する時期が生じることも。

 

閑散期のデメリット

・ピーク期と比較し恋のチャンスが減少気味。(チャンスは自ら作る)

 

以上のことからも、閑散期は事前には分からない多くの特典が享受できる可能性が非常に高いです。具体的には、授業料の割引キャンペーンやお部屋の無料アップグレード、無料で授業が追加できるなどです。

ちなみに、人気校は特典を出さなくてもヒトが来るため出にくい傾向があります。裏を返すなら、特典が大きいとちょっと疑うくらいでいいかもしれません。

例えば、セール売りしているシーンを想像してください。安価なモノに惹かれてその商品を買う購買客。売り手としては安くしてでも売りたい、在庫を無くしたいというのが本音です。

 

このようなミクロな視点で売買契約する際、どこに優先順位を設けるかはアナタ次第です!

 

→ 渡航する時期によって生活環境が大きく変わる。

 

カウンセリング時の確認事項

多額の私財を使っての自己投資となる留学。効率的かつ効果的な時間にするためにも、学校と時期、コース選択は慎重にしましょう。

そこでかなりお世話になりであろうカウンセラーさんたちの存在。ほぼ全スタッフさんは留学経験があり、留学業界のトレンドや情報を学校から収集しているので気になる事はとにかく聞きまくって大丈夫です。

私ならここら辺は伺うという観点から、アナタが留学検討中に確認しておいて欲しいのが以下の事柄です。(基本的な質問事項を除く)

 

1. プロモーションの有無
2. 自分の希望と優先事項を箇条書きにして、カウンセラーさんに自分の立場ならどの学校を選択するかという質問
3. 提案された学校別のピークと閑散期の人数と国籍比率
4. クレームの多寡

 

以下、1つずつ解説していきましょう。

 

1. プロモーションの有無

まずプロモーション(プロモ)の存在ですが、フィリピンには約150校もの語学学校が存在しています。この全ての特徴をインプットするのはAIでない限り不可能です。

その多くの学校からプロモーションの広報メールが来ますが、全てを把握するのもぶっちゃけムリ!人間だもの。

しかし、プロモという特典が存在するのも事実なので、念のため候補となる学校に申込時でプロモの有無を確認しましょう。もしかしたら、何かしらの恩恵が受けられるかもしれません。

 

2. カウンセラーさんに自分の立場になってもらう

私は営業職でもありましたので、実際に三越や他百貨店の店頭でかなり多くのおばちゃんと対峙して売りまくってきました。

接客の際なんですが、多くの販売員は数をこなすと自然と業務的なトークフローになりがちです。これはどの業種にも言えます。

であれば、カウンセリングの際には常に受け身ではなく、時に能動的な質問を投げかけてカウンセラーさんに半ば強引に自分の立場になって一緒に考えてもらってみましょう。こんな質問するヒトはそうそういないので、意外な選択肢が出てくるかもしれません。

 

3. 学校別のピークと閑散期の人数と国籍比率

上述したように学校とエリア毎に詳細な情報は異なってくるので、2か月以上の長期留学する方はこの点においては時間を少しかけてでも確認することをお勧めします。

 

4. クレームの多寡

最後のクレームに関しては、あまり表には出されない情報です。勿論ネガティブな情報なので、販売側からしたら目立たせたくないです。

しかし、案外大事なんです。例えば、寮内の修理を現地で依頼したのに全く修理してくれないとか、現地スタッフが全然機能していないとか諸々あるはずです。

多少のクレームは致し方ない場合もありますが、クレームが多いのはかなり問題。企業において改善がされていないのは言語道断です。クレームが多い学校に入学すると、渡航後に不満が募るリスクが高いので、念のため確認程度しておきましょう。

 

考察と結論

ちょっと今回は簡易的なレポート形式になって、面白みに欠ける内容であったかもしれませんが、ビジネスにおいて前年実績で比較するというのは基本ですね。

この時期にこんな結果となった。その因果関係を追求し、次回に活かすというように改善の連続…。

今回ご紹介した2019年実績は、例年通りの結果となっています。

 

しかし、今年はコロナ問題で日本の入学時期も変更されれば、夏休みや春休みの時期も変更されるのは周知の事実。

 

執筆している時点でも全ての語学学校の入学時期は未確定のため、これからどのような年間スケジュールになるのか誰も検討も付きません。この時点で海外渡航が可能となる時期を明言しているユーチューバーを見かけましたが、マジで詐欺師かと思いました。

つまり、例年の留学シーズンのトレンドも頭に入れておきつつ、最新情報を自分で収集しながら自ら大まかな留学スケジューリングして、カウンセラーさんに語学学校の現状を教えてもらうのが賢明です。

例年の留学ピークと閑散期が、どのように変動するのかをざっくり予測しながら行動に移していきたいです。

 

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