【アメリカ留学体験談】大学休学して語学学校と大学留学を経験した留学生インタビュー | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

【アメリカ留学体験談】大学休学して語学学校と大学留学を経験した留学生インタビュー

公開:2018/12/21 著者:三浦 菜摘 874 Views

今回はアメリカのロサンゼルスに1年2カ月留学した「織野 さおり」さんにインタビューを行いました。

織野さんは留学ドットコムのインターン生としても活躍しています。自身の留学経験を、「これから旅立つ多くの留学生の力になりたい!」と日々頑張っています。

※当記事は同じインターン生の三浦が聞き手に回り、織野さんにインタビューを行いました。

 

織野さんは単なる語学留学だけでなく、現地大学までチャレンジされてます。大学留学となると現地学生が中心なので、語学学校の時に比べて環境は一変します。

 

アメリカ留学を考えている方の中には、大学進学を視野に入れている方も多いのではないでしょうか。今回は織野さんが体験した大学生活も含めてご紹介したいと思います。

 

織野さんのアメリカ留学中の基本情報
留学先都市: ロサンゼルス郊外・オレンジカウンティ
留学期間: 2016年3月 ~ 2017年6月
語学学校: Kaplan International, Whittier
大学: Orange Coast College

アメリカのロサンゼルスに留学しようと思った理由

 

三浦
アメリカのどの都市にどれくらい留学していましたか?

織野

カリフォルニア州ロサンゼルスの郊外にある語学学校(Kaplan)に4ヶ月と、カリフォルニア州の違う地域にある大学に8ヶ月、合計で1年2ヶ月留学しました。

大学1年生の3月から次の年の6月までで、日本の大学を休学して行きました。

三浦
なんで留学しようと思ったんですか?

織野
昔から留学願望はあったのですが、高校卒業までずっと陸上競技をやっていて忙しく、留学のチャンスがありませんでした。大学に入って陸上競技を辞めたので、これを機に留学しようと決めました。

三浦
なるほど、ではもともと英語は好きだったんですね!

織野
好きでした!

三浦
留学準備で大変だったことってありましたか?

織野

大変だったのは、学生ビザを取る時でした。ビザを取るには面接が必要なんですが、アメリカ大使館がいつも混雑しているので、朝イチで面接に行かなきゃいけなくて・・・。しんどかったです。(笑)

あとは、留学資金を貯めるのに大学1年生の時は毎日バイトをして、1年間で100万円貯めました。(笑)

三浦
アルバイトで100万円は凄いです…。(笑)ちなみに、留学前に語学面で準備していたことはありますか?

織野
カレッジに入学するには英語のスコアが必要だったので、TOEFL-ITPの勉強をずっとしていました!

三浦
カレッジだとスコアが必要なんですね!ところで率直な疑問なのですが、なんでカリフォルニアにしたんですか?

織野

アメリカ英語が学びたいと思ってたいたのですが、寒いのはあまり好きじゃなくて。(笑)寒すぎない場所という事で西海岸を選び、その中でも一番行きやすいところということでカリフォルニアにしました。

あえて郊外にしたのは、LAのど真ん中だと遊んでしまいそうだなと思ったからです。(笑)

三浦
なるほど。私も寒いところ苦手なのですごく共感します。(笑)

 

語学学校とホームステイでのエピソード

三浦
では、続いて語学学校について質問しますね。学校初日のエピソードや記憶に残っている思い出があれば教えてください。

織野

現地ではホームステイをしていたんですけど、到着初日に部屋にいたら知らない女の子が突然部屋に来て。(笑) 誰だろうと思ったら隣の部屋でホームステイしている同じ語学学校に通う中国人の子だったんです。

そこから必要なものの買い物などいろいろ手助けをしてくれて助かりました。学校初日はオリエンテーションや、パソコン上で語学力のテストをしました。

三浦
ホームステイだったんですね!滞在先の様子はどうでしたか?

織野
ホームステイはビジネスでやっているところも多いっていう噂を聞いていたのですが、私の場合は本当にその通りでした。(笑)

三浦
夜ご飯を一緒に食べたり会話したりはしなかったのですか?

織野

夜ご飯は一緒じゃなかったです。マザーが作った料理をいつも冷蔵庫に入れてくれていたので、それを好きな時に一人で食べるスタイルでした。友達の中にはファミリーとたくさん交流して楽しかったって言っている人もいるので、当たりハズレがあると思います。

 

あとは地域にもよるんじゃないかと。ホームステイの目的がファミリーとたくさん話すことであれば、そうした条件をリクエストした方が良いです。自分でホームステイエージェントを依頼する場合は、口コミで評判をチェックすべきですね。

三浦
なるほど、私がイメージしていたホームステイとは少し違いました。(笑) 語学学校の授業はどんな感じでしたか?

織野

クラスは5つにレベル分けされていて、1クラス10~15人くらいでした。授業はお昼過ぎまでで、基本的にはレベル別のテキストに沿って授業を進めていく感じでした。

面白かったのが、月に1回くらいみんなで公園とか外に遊びに行くっていう授業がありました。(笑) 授業の一環で、みんなでスタバに行ったこともありました。

三浦
なんだか楽しそうな学校ですね!(笑)教室内の授業だけでなく、学校の外に飛び出して交流するような雰囲気は、まさに語学学校ならではですね。

 

→ 見渡す限り広大な大地!こうした風景はアメリカならでは!

 

語学学校を経て現地大学も経験!

三浦
4ヶ月語学学校で勉強したあと大学に通い始めたということですが、大学はどういった環境でしたか?

織野
大学は大変でした(キッパリ)。授業はそんなに多くなかったのですが、宿題の多さが尋常じゃなかったです。

三浦
それは辛いですね。授業で話される言語は全て英語だと思うんですが、そこは問題なかったですか?

織野
語学学校で英語力をつけてから大学に入ったので、問題ありませんでした。ところどころ分からないところもありましたが、基本的には理解できました。でもやっぱりネイティブの人たちの英語は違うなと実感しました。

三浦
大学ではどんなことを勉強したんですか?

織野
私が行っていた大学では航空学の授業があって、それを学んでいました。やっぱり日本では勉強できない珍しいものを学びたいと思ったので!

三浦
確かに日本の普通の大学では、航空学ってなかなかないですよね!振り返ってみて、大学と語学学校の違う点はなんでしたか?

織野
語学学校はめちゃくちゃ楽しいです。宿題も少ないので、他の留学生とワイワイ楽しく過ごしていました。一方で大学はとにかく勉強漬けという感じでした。毎日毎日勉強でした…。でも、現地の学生の生活に触れたりできるので刺激的で良かったです。

 

留学中の生活スケジュールについて

三浦
続いての質問になるのですが、放課後や週末はどのように過ごしていましたか?

織野
語学学校で勉強していた頃は、コロンビア人や韓国人の友人と放課後や週末はよく出かけていました。

三浦
課題とかはそんなに忙しくなかったのでしょうか…?

織野
課題はそんな忙しくなくて。(笑)家に帰ってからでもすぐできるかなって言う感じでした。なので、結構毎日遊びに行ってたかもしれません…。(笑)

三浦
例えばどんなところに出かけてましたか?

織野
よく行ってたのはそうですね、ボウリングとかはよく行ってたかもしれませんね。

三浦
ショッピングなどは行きましたか?

織野
私が通っていた語学学校は郊外にある学校だったので、街自体はすごく小さくて近くにショッピング行くことはあまりなくて。でも、たまに車を持っている友人がアウトレットやロサンゼルス市内の方へ連れて行ってくれてショッピングをすることはありました。

三浦
すごく楽しそうですね…!!

織野
すごく楽しかったです!ディズニーランドやシックスフラッグスなどのテーマパークに行くこともあって、本当に思い出たくさんです!でも、めちゃくちゃ太りました!(笑)

三浦
あー!私も留学してた時はめちゃくちゃ太りましたね!(笑)ほんと、食生活は気を付けないとですよね。(笑)ある意味一番注意すべきところかもしれないですよね。(笑)

織野
本当にその通りだと思います。大学に通い始めて自炊するようになって、体重が一気に落ちましたね。

三浦

やっぱりじゃあ、現地の食生活が体重に影響するという事ですね…。やっぱり注意しないと…。

食生活はなんだかある意味カルチャーショックみたいなところありますよね。他にカルチャーショックを感じる事って何かありましたか?

織野
うーーーん。なんだろう…。(悩む)あ、ピザがめっちゃでかい!(笑)

 

→ カリフォルニアにあるテーマランド「パラダイス・ピア」

 

アメリカ留学での成長や感じたこと

三浦
その他に留学が終わってみて感じた事とか、改めて振り返ってみて思った事とかがあれば教えてください!

織野

えっと。留学に行って良かったとすごく思っています。英語力もそうだし、世界中に色んな友達ができたことがすごく良かったです。今でもFacebookとか Instagramでも繋がっていて、お互いが帰国してからも「今こういうことしてるんだな。」って気にかけている関係ができたのが嬉しいですね。

日本で地震があった・台風の被害が出てるというニュースがあると「今日本大丈夫?さおりは大丈夫?」というような連絡をくれる友達ができたのが大きかったです。

あとは、あの1年間を経験して、自分の価値観が変わったなというか…。私が留学を通して1番感じたことは、「すごく日本の事が好きになった」っていうことでした。

三浦
へぇ~!それはどうしてですか?

織野

他の留学生たちと交流する中で、「日本のこういうところって凄いよね!」といった、今まで当たり前だと思っていた日本の良いところを外国人から教えて貰いました。日本のファッションやテクノロジーは素晴らしいんだな…と。

外国人から見た日本の印象を聞く機会が本当に多くて、改めて「日本って良い国なんだな~」と再認識させられました。長期的に日本から離れてみて外から日本を見たことで、改めて日本という国の良さを感じることができます。

すごく、「日本人でよかったな~!」って思った留学生活でした。

三浦
なるほど~。それはすごく大きなことだと思います!では、留学を終えてみて英語力はどうでしたか?

織野
英語力は…。帰国後に受けたTOEICの点数は855点でした。でも私実は留学前にTOEIC受けてなくて。(笑) (笑)

三浦
(笑)(笑)どれだけ伸びたかわからないじゃないですか!(笑)(笑)

織野
そう、どれだけ伸びたかわからないんです。(笑)でも、TOEFL-ITPのスコアは460点くらいだったので、TOEICだと大体450~500点くらいだったのかな…?ITPのスコアは帰国後560点まで向上しました。

三浦
おお、それはすごい!

織野
英語力もしっかりスコアにも表れているので、良かったかな…と。

三浦
自分の体感で、リスニングやスピーキングの成長は感じましたか?

織野

リスニングは本当に変わったと思います。びっくりするくらい聞き取れるようになりました。スピーキングに関しては、留学前は本当に全く英語しゃべれなかったので…。

べらべらしゃべれるようになったわけではないですけど、意思疎通を取れて接客も平気でできるようになりました。

三浦
英語を使えるようになって、何か変化はありましたか?

織野

そうですね。私は今年の2月には平昌オリンピックのボランティアとして活動したのですが、活動中は英語がメインでした。あとは再来月には外務省のプロジェクトでアメリカに派遣されることになってて…。

やっぱり、英語力がついたことでいろんな新しいことにチャレンジできるようになったし、そういう面では人生変わったかなーと思っています。

三浦
なるほど!ありがとうございます…。では最後に!これから留学にチャレンジする人にメッセージを!

織野

なんだろう。でも、留学にいくことに勇気をもって欲しいということですかね…!私の場合、大学を休学したので1年卒業が遅れることになります。

これから留学に行かれる方の中にも、仕事や学校があるからどうしよう…と悩んでいる方もいると思います。

でも、わたしは、やらずに後悔するよりはやってみて後悔したほうがいい!と思っているので、迷っているのであれば、是非行くべき!

三浦

是非行くべき!ということですね。それに、留学生活は絶対楽しいですもんね!

本日はありがとうございました。

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