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【オーストラリア】入国カードの書き方ガイド!これで英語版もバッチリ!

公開:2019/07/19 著者:堀川 真由美 5144 Views

こんにちは!マユミです!!

海外へ渡航する際に大抵書くのが入国カード。海外に慣れていないと、どう書けばいいのか、案外悩むものですよね。

日本から目的地へのダイレクトフライト(直行便)であれば、日本語表記の入国カードに記入する事ができます。

 

ですが、乗り継ぎがあるフライト(経由便)場合、日本語ではなく英語と経由地の現地語で書いてある入国カードとなることはご存知でしょうか?

 

つまり、英語の入国カードを理解し、正確に記入しなければいけません。

英語に慣れていない人の場合、意味が分からない部分もあって、適当に記入したり間違って記入したりして、入国審査で足止めを食らうなんてことになると大変です!(汗)

今回、私は関西空港からマレーシアを経由してオーストラリアへ入国しました。今回はその際に実際に配られた入国カードを使って、記入方法を説明していきたいと思います。

入国カード表面(Incoming passenger card)

入国カードは、基本的に正直に書くのが大事です。適当に書いたり嘘の情報を書いて、後から指摘されて嘘がバレた場合、別室で尋問を受けたり、罰金を科せられるので要注意!

入国カードですが、全て英語での記入となります。黒か青のボールペンで記入しますので、機内持ち込みの荷物にペンを一本入れておくように!

ちなみに、ペンは飛行機内で貸してくれないので、手荷物に持っていない場合は、入国審査前の記入デスクにペンが置いてあるので、そこで記入することになります。

 

入国審査は長蛇の列になるので、記入デスクで入国カードを書いていたら、列の一番後ろになってしまい、入国審査がか~なり遅れることになります!

 

→ 入国審査の長蛇の列の最後尾になる最悪…。到着後はすぐに入国審査に向かおう!

 

ですから、入国カードは機内で書いておいて、飛行機が目的地の空港に到着したら、速足で真っ先に入国審査に向かうのがセオリーです。

以下、記入欄に1から順番に番号を振りました。一つずつ確認していきましょう!

 

→ 入国カードの表面

 

1. Family/surname
姓(苗字)、いわゆるラストネームです。

 

2. Given names
名前、ファーストネームです。

 

3. Passport number
パスポートナンバー。旅券番号/Passport No.と書かれているところにあるナンバーです。

 

※1~3は自身のパスポートの顔写真が載っているページを確認してください。パスポートと同一表記となります。

 

4. Fight number or name of ship
フライトナンバー自身のフライトチケットを確認して記入しましょう。船での入国の場合は船の名前を記入。船で入国する人はまずいないですね!(笑)

 

5. Intended address in Australia
オーストラリアの目的とする住所。

 

ホームステイや寮、ホテルなど自分がオーストラリアで滞在する予定の住所を記入します。滞在先が分かるようにメモを用意しておくとよいでしょう。

また住所の書き方は日本と逆になっていて、番地からの記入になります。

例)留学ドットコムのシドニーオフィスの住所を記入する場合
Level 3, 155 Castlereagh Street, Sydney NSW 2000, Australia

 

6. State

州名。

 

オーストラリアは6つの州に分かれています。滞在予定先の州名を略称(下記参照)で記入します。

NSW(ニューサウスウェルズ州)/ VIC(ビクトリア州)/ QLD(クイーンランド州)/ SA(南オーストラリア州)/ WA(西オーストラリア州)/ TAS(タスマニア州)/ ACT (オーストラリアキャピタルテリトリー)/ NT(ノーザンテリトリー、北部準州特別地域)の何れかを記入します。

 

7. Do you intend to live in Australia for the next 12 months?

先12ヶ月に渡り、オーストラリアに住む意向があるかどうか。

 

ワーキングホリデーでビザの延長を考えている人でも、ここは ”Noにチェック” をしておくのが無難だと聞いています。余計な質問を受ける可能性があるので、予定は未定ということで原則Noにチェックです。

 


 

If you are NOT an Australian citizen

「もしオーストラリアの国籍を持っていないならば…」

 

皆さんはオーストラリア国籍を持っておられないと思うので、下記の質問にも答えていきましょう。

 

8. Do you have tuberculosis?

結核に掛かっているか。No。感染していたら入国できませんよ。

 

9. Do you have any criminal conviction/s?

犯罪歴があるか。皆さん、間違いなくNo…ですよね?

 


 

PLEASE✖️AND ANSWER EVERY QUESTION – IF UNSURE, Yes✖️
Are you bringing into Australia:

ここからは、オーストラリアへの持ち込み品についての質問です。

質問に対して、所持しているならYES、所持していないならNO、当てはまる方に×をしてください。

 

どちらかわからない場合は、YESに×をしてください。

 

良く分からない場合は、YESにチェックを入れるのがポイントです!NOにチェックを入れたら、その項目に違反していた場合、嘘の申告をしたと責められます。

そんため、良く分からないならYESにチェックを入れるのがセオリーです。もし入国審査の職員に質問を受けたら「意味が良く分からなかったのでYESにした。」と答えましょう。

重複しますが、申告は正直にして下さい。申告せずにいたことがバレてしまった時の方が問題です。

 

10. Goods that may be prohibited or subject to restrictions, such as medicines, steroids, illegal pornography, firearms, weapons or illicit drugs?

禁止されている、または規制されている薬、ステロイド、違法ポルノ、銃、武器、違法ドラック。

 

市販の風邪薬であっても持ち込むならYes。何の薬か簡単に伝えられるようにしておきましょう。

風邪薬ならmedicine for colds/ cold medicine、頭痛薬ならheadache medicineなど…。

薬の持ち込みについては、詳しくは下記のコラムを参照してください。

 

 

11.More than 2250mL of alcoholic beverages or 25 cigarettes or 25g of tobacco products?

2,250mL以上のアルコール飲料または25本以上、25g以上のタバコ製品を持ってるか?

 

12. Goods obtained overseas or purchased duty and/or tax free in Australia with a combined total price of more than AUD $900, including gifts?

海外、またはオーストラリアの免税店で購入した物の合計金額が900ドル以上(プレゼントを含む)を持ってるか?

 

13. Goods/samples for business/commercial use?

ビジネス、宣伝用の商品やサンプルを持ってるか?

 

14. AUD $10,000 or more in Australian or foreign currency equivalent?

10,000ドル以上のオーストラリアドルまたは同等の海外通貨を持ってるか?

 

15. Meat, poultry, fish, seafood, eggs, dairy, fruit, vegetables?

肉、家禽類、魚介類、卵、乳製品、果物、野菜を持ってるか?

 

16. Grains, seeds, bulbs, straw, nuts, plants, parts of plants, traditional medicines or herds, wooden articles?

穀物、種、球根、麦わら、ナッツ、植物、植物の一部、伝統的な薬品やハーブ、木製製品を持ってるか?

 

17. Animals, parts of animals, animal products including equipment, pet food, eggs, biologicals, specimens, birds, fish, insects, shells, bee products?

動物、動物の一部、動物製品・装備、ペットフード、卵、バイオテクノロジー製品、標本、鳥、魚、虫、貝、蜂製品を持ってるか?

 

18. Soil, items with soil attached or used in freshwater areas e.g. sports/recreational equipment, shoes?

土、土が付着した物や淡水についた物。例えば、スポーツやレクレーション用の靴を持ってるか?

 

19. Have you been in contact with farms, farm animals, wilderness areas or freshwater streams/lakes etc in the past 30 days?

30日以内に農場、家畜、農地、山、湖など淡水に触れる所へ訪れたか?

 

20. Were you in Africa, South/Central America or the Caribbean in the last 6 days?

アフリカ、中南米またはカリブ諸島に過去6日以内にいたか?

 


 

DECLARATION

The information I have given is true, correct and complete.I understand failure to answer any questions may have serious consequences.

“宣言 私が記入したこの情報は事実で正確、完全です。私はいかなる質問を答えられなければ、深刻な結果が起こるであろうことを理解しました。”

 

21. YOUR SIGNATURE

署名、サイン。パスポートと同じサインが無難。

 

22. Day Month Year

年月日。ただし日、月、西暦の順番です。

 


 

表面の右下に「TURN OVER THE CARD」と書いてあります。これは、記入は裏面に続くという意味です。

以下、カード裏面の質問を解説します。

 

入国カード裏面

 

YOUR CONTACT DETAILS IN AUSTRALIA

オーストラリアでの連絡先を記入します。

 

23. Phone

電話番号

 

24. E-mail OR Address

Eメールアドレスまたは住所の記入

 

25. State

州名。

 

上記で紹介した州名の略称を記入します。

 


 

EMERGENCY CONTACT DETAILS (FAMILY OR FRIEND)

緊急連絡先(家族または友人)

 

26. Name

名前

 

27. E-mail, Phone Mail address

Eメールアドレス、電話番号、または住所の記入

 

日本の電話番号の場合、日本の国際識別番号の+81に続けて電話番号の頭の0を取った番号を続けます。

例えば、03-1234-5678 であれば、+81-3-1234-5678 と記入します。

 


 

PLEASE COMPLETE IN ENGLISH
以下は英語で完全に入力してください。

 

28. In which country did you board this flight or ships?

どの国から飛行機または船に乗ってきたか。その国名を記入。

 

29. What is your usual occupation?

職業。一番最近の仕事を書きます。

学生: STUDENT、会社員: OFFICE WORKER、アルバイト: PART TIME JOBなど

 

30. Nationality as shown on passport

パスポート記載の国籍。

 

31. Date of birth / Day Month Year

誕生年月日。やはり日、月、西暦の順番で記入します。

 


 

▶︎PLEASE ✖️AND ANSWER A OR B OR C

A・B・Cのいずれか当てはまるところに×をする。

留学やワーキングホリデーの場合、Bに×をつけます。

A・Cには何も書かないように。

 

32. A: Migrating permanently to Australia 

オーストラリアへの永久的な移住

 

33. B: Visitor or temporary entrant

訪問または一時的な入植

 

34. Your intended length of stay in Australia Year Months OR Days

オーストラリアの滞在期間を年月・または日数を記入。

 

こちらも1年と書かないほうが無難。11ヶ月など、少し短めに記入していた方が余計な突っ込みを受けないとか。

 

35. Your country of residence

住んでいる国。JAPANと記入してください。

 

36. Your main reason for travel (✖️one only)

Convention/conference 1/Business 2/ Visiting friends or relatives 3/Employment 4/Education 5/Exhibition 6/Holiday 7/Other 8

渡航の主な理由(適当なところへ1つだけ×を入れる)

会議1/仕事2/友人・親戚への訪問3/就労4/5教育/展覧会6/休暇7/その他8

 

学生ビザでの入国ならEducation、ワーキングホリデーならばHolidayです。

 

37. C: Resident retiring to Australia

Country where you spent most time abroad

帰国する居住者。

 


MAKE SURE YOU HAVE COMPLETED BOTH SIDES OF THIS CARD.PRESENT THIS CARD ON ARRIVAL WITH YOUR PASSPORT.

両面に完全に記入したか確認してください。入国審査の際、この入国カードと一緒にパスポートを見せます。

 

入国カードの提出先は2箇所ある!

因みに入国カードの提出先ですが、2カ所あります。

まず1カ所目が入国審査のエリア。そこで軽く入国カードの記入内容をチェックされます。

記入項目の内容によって、入国審査の職員が入国カードに何やら検疫所職員に向けて「この項目をチェックするように!」という指示を入国カードに書かれる場合もあります。

 

→ 入国審査後にターンテーブルに向かい、預けた荷物を回収します。

 

その後、キャリーケースなど預け荷物を受け取ったら、検疫所へ向かいます。

こちらが入国カードの2カ所目のチェックエリアです。

 

→ 預けた荷物を持って、検疫所で荷物チェックを受けます。

 

職員に入国カードを確認されてます。必要であれば、質問されますので答えましょう。予め用意しておけば、まごつくことなく答えられますよ。ここを通過すれば無事外へ出られます。

 

→ 検疫所のチェックが終わったら、空港の外に出られます。

 

いかがでしたか?ちょっとドキドキしますが、きちんと内容を確認していれば問題はありませんからね。不安なところがあればエージェントさんに確認をとると安心です。遠慮せずに聞いちゃいましょう!

 

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