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カテゴリー:ワーキングホリデー

私がオーストラリア・ワーホリ中に働いた空港のケータリング企業ってどんなとこ?リアルな仕事内容をご紹介!

公開:2020/05/04 著者:高島 明季子 178 Views

ワーキングホリデーの人気な仕事先として挙げられるのは、日本食レストランやカフェ、ホテル業、オーストラリアならそれに加えてファームジョブなどでしょうか。

一般的な仕事であれば、周囲から経験談など話を聞く機会が多少なりともあるでしょうし、働くイメージも何となく湧きやすいかもしれません。

実際に私もオーストラリアのワーホリ中に複数の仕事を経験しています。その模様は、以前コラムでも紹介しているので気になる方はチェックしてみてください。(おまけで友人が経験したレアジョブも!)

 

 

上記の漁師の仕事のように、一般的な仕事以外が気になる方や、周囲とは違う経験ができる職場で働いてみたいと思う方もいるのではないでしょうか。

やはり、せっかくのワーキングホリデーであれば、オンリーワンのワーホリ経験をしてみたいと思う気持ちも良く分かります。

 

私もそれなりに人気どころの職種を経験できたので、新しいジャンルの仕事に挑戦したいと思っていた矢先にゲットしたのが今回紹介する「ケータリング」の会社です。

 

今までの飲食業やファームジョブとはまた全然違った仕事内容だったので、とても新鮮でワーホリ中にいい経験ができたな~と感じました。

ワーホリをしている方、またはこれから考えている方も、コロナウイルス渦中にはなりますが、参考までにこんな仕事があるんだ…というのが少しでも伝わればと思います。

実際にどんな職場だったのか、仕事内容はどんな感じだったのか、ケータリングの職場体験談をご紹介していこうと思います!

空港のケータリング企業とは?

 

空港のケータリング企業とは、具体的に説明すると「機内食事業」です。

当然、日本国内でもこういった会社がありますし、航空会社がグループ会社として展開しながら扱っている場合もありますよね。

これまで機内食を利用していた側の立場ですが、提供する立場になるのは面白い経験です。

 

私が働いていた所では10カ国以上の航空会社と提携しており、業務委託として機内食を作っていました。

 

「機内食」と一口に言ってもお客様一人分のものを作るのに、その裏側には様々な工程があり正直驚きました!

職場環境は食品を扱うのでもちろん衛生面にはとても厳しく、また時間内に終わらせないと飛行機に詰め込めないのでとにかく時間勝負です。

そんな時間が限られている中、全て均一な仕上がりにしないといけないので、見た目やグラム数も統一して盛付けなければなりません。さらに、作る数も繁忙期は1日トータル5,000~7,000食にもなります。

 

とにかく見た目のキレイさ均等さかつスピードも求められ、たくさんの種類もこなすので常に頭が回転しており、正直めちゃくちゃ忙しいのです!

 

また私の担当していた職場は日本人はおらず完全英語環境でしたし、今までのように接客英語の定型文を使えば事が済むとか、ファームなど黙々と作業を行えばいいという訳でもありません。

状況に応じて指示したりされたり、戦場のような忙しさの中で常にコミュニケーションを取らないといけない結構シビアな環境でしたが、そういった中で働けたというのはとてもいい経験になりました。

 

仕事ゲットまでの流れ

仕事ゲットするまでには、大きく分けて3段階ありました。

 

(1)グループ面接

知り合いのツテで空港内の人材派遣会社を紹介してもらい、グループ面接に参加させてもらえることになりました。

本来ならば、オンラインからの応募になると思います。

 

 

グループ面接には8人が参加していて、派遣先のケータリング会社の事業内容や給料についてなど諸々説明を受けました。

その後、それぞれ自己紹介、経歴、自分の強み・アピールポイントなどを簡潔にまとめ発表していきました。

日本のようなかしこまった感じのグループ面接ではなく、雑談のような雰囲気の中でしたよ。

 

(2)トライアル

後日、合格メールを受け取った人は二次面接へ進みます。

実際にケータリング会社へ行き、人事の人と談笑する和やかなムードの中、社内の説明を受けた後に職場で30分ほどトライアルを行いました。

 

(3)研修&テスト

トライアルを通過した人は、また後日メディカルセンターへ行きメディカルチェックを受け、ポリスチェックもオンラインから受けました。健康状態と犯罪歴がないか調べるためのものです。

それらが問題なく通ったあと、研修を行い簡単な筆記テストもしました。

以上の流れを経ての本採用でした。最終的に私を含め5人が採用されました。

 

機内食ケータリングの時給

カジュアル雇用なので、時給25ドル、土日祝は1.5~2倍アップする条件でした。

この給与水準ですが、オーストラリアでの最低賃金がしっかり守られている一般的な時給だと思います。

オーストラリアの時給に関しては、別のコラムに詳しく書いてあるので参考にして下さい。

 

 

機内食ケータリングの仕事内容

職場内には担当のエリアがいくつもあり、かなり細かく分けられています。

 

食品セクション

・メインミール(主菜)

・サイドミール(サラダ・フルーツ・デサートなどの副菜)

・ブレッド(航空会社によって異なる様々な種類のパンをパッキング)

・ビジネスクラス

・ファーストクラス

・キッチン(一般食・宗教食)

 

設備類セクション

・トレーのセッティング(カトリーやカップ、水、お菓子など)

・ミールカートのセッティング(機内食収納用のワゴン)

・運搬

・洗い場

・クリーナー

 

またシフトもモーニングとアフタヌーンに分かれていました。

 

→ 帰国時に作っていた機内食が現れた時は感動しました!

 

私が担当していたのはメインミールのパッキングエリアでした。2人1組のペアで、私は3つの航空会社を担当しました。

 

朝食と夕食があり、それぞれ2~3種類のミールを用意します。各ミールには様々な食材が使われていて、それらの情報は全てiPadで管理されていました。他にも盛り付け方、グラム数なども載っているので、それを参考にしながら正確に詰めていきます。

シェフたちが作った様々な食材や食品は、一般食用、宗教食用、野菜室、スペシャルミール室など計10ヶ所の冷蔵室に細かく分けて保管されています。

そのため、どこにどの食材があるか覚える必要があったり、他にも容器、物資など多岐に渡り何百種類のありとあらゆるモノの場所を覚えたりする必要もありました。メインミールを作る作業ですが、2人1組になり役割分担で作業を行っていきます。

 

ポジション①の主な仕事

・食材や必要な道具を揃える

・とにかく盛り付け

・片付け

 

ポジション①は、食材などがどこに保管されているか把握し、作業中何度も行き来しなくて済むよう一度に必要なものを揃えます。

あとは流れ作業で容器に盛り付けていくのですが、多いもので1種類のミールだけで200食以上あったりするので、とにかく時間勝負でスピーディーに詰めていきます。

 

ポジション②の主な仕事

・盛り付けのヘルプ&ミスがないか確認

・パッキング

・ミールカートに積み込んでいく

・ペーパーワーク

・運搬エリアにカートを運ぶ

・ポジション①の子に指示等

 

ポジション②は、最終確認を行いながらパッキングをしていき、指定された数・種類のものをそれぞれのカートや収納棚に正確に積み込みます。数のミスや入れる場所を間違えないよう注意を払います。

また要領良くこなさないと時間内には終わらないので、タイムスケジューリングをして流れを止めないよう①の子に先回りの指示もしていきます。状況に応じて、スーパーバイザーと相談しながら作業を進めていくこともあります。

他にはペーパーワークと言って、各航空会社から送られてきたその日の内容の書類に目を通して、数や種類など自分たちの管理表への書き写し、作業時間や温度なども書き込みます。

 

私は初めの2週間はポジション①を行い、その後にポジション②を任されるようになりました。

 

その他、他のエリアにヘルプで入ったりもするので、サイドミールやブレッドエリア、トレーセットなども行ったことがあります。

 

→ こういった軽食などのセッティングはトレーセットの担当で、箱の組み立てから行います。

 

 

仕事の1日の流れ

各担当エリアで全く1日の流れが違ってくるのですが、私の場合は以下の通りでした。

 

1. 7時スタート、初めに行うエアラインの食材やその他諸々作業に必要なものを準備・ペーパーワーク。
2. エアラインAの朝食・夕食を3種類ずつ盛り付け&パッキング。
3. 片付け・ペーパーワーク。
4. 朝食休憩。エアラインBの準備をして、朝食・夕食を2種類ずつ盛り付け&パッキング。
5. 片付け・ペーパーワーク。
6. ランチ休憩。
7. エアラインCの準備をして、夕食を2種類盛り付け&パッキング。
8. 片付け・ペーパーワーク、15~17時に終業。

 

時間内に終わらなければもちろん残業です。

自分たちの仕事が早く終われば、他のエリアのヘルプに入ることもあります。

休憩時間以外は1日中立ちっぱなしで、物を運んだり移動も多かったりするので結構体力も使います。

 

働いてみて感じた事

幸運にも知り合いの紹介のおかげで、この仕事をゲットすることができました。今までワーホリで働いてきた中で、一番内容の濃い仕事を経験できたんじゃないかと思います。

 

勤続年数11年のスーパーバイザーの人には、「過去に日本人の子が働いていた記憶はないよ。」とも言われたので、よほどラッキーだなと思いました。

ケータリング会社で働く同僚は、どんな経由でこの仕事をゲットしたのか気になったので、周りに聞き込み調査してみました。私と同様に知り合いの紹介や、オーソドックスにオンラインで応募したという回答もありました。

しかし、レジュメを直接会社に配りに来た人もいるという話も聞きました。意外とレストランやカフェなどと同じ方法でも、視野を広げれば他ジャンルの仕事もゲットできるんだと感じました。

 

仕事においては、細かい規則があったり時間勝負だったり、ミスが許されない、さらに日本語が使えないというかなり厳しい&忙しい職場でした。しかし、その環境の中で働けたことは私にとって当然プラスの経験でした。

 

仕事中はもちろん厳しいですが、従業員の人たちと仲は良く、特に日本人が珍しいのか声を掛けてもらえることが多かったです。

海外は日本ほど縦社会ではなく年功序列という制度もないので、年齢や勤続年数関係なくフレンドリーに接してくれますし、仕事もその時の出来をちゃんと評価してくれます。

反対に手を抜いていたりいい加減な仕事ぶりなら、他のエリアに移動させられたりたらい回しになる場合もあれば、シフトを減らされたり、最悪に仕事に呼ばれなくなる事もあります。

 

そんな日本とはまた違う環境下・システムの中で、ワーホリを通して多国籍なワーカーと一緒に働くことができてとても貴重な経験になりました!

 

ワーホリ出発前の準備をしっかりと!

 

現在はコロナウイルスの影響で失業してしまったり、ワーホリ・留学が延期になってしまったりと、先行きが見えずなかなか身動きができない中ではあります…。

全員が同じ条件下なので、あまり後ろ向きのことは考えず、前向きの行動を実行するようにしましょう。

 

この自宅待機の時間を有効に活用して、渡航先の仕事事情を下調べしてみたり、レジュメを完成させたり、英語の勉強に力を入れたり、色々やれることはあります。

 

いざ状況が良くなってきた際に既に準備万端な状態で臨めるよう、今だからできることに集中してみましょう!

私もワーホリ中には色々な仕事を経験しましたが、これらは事前のリサーチ、英語力、コネ、これらが上手く合わさっての結果だと思います。どれか1つでも欠けていたら、ここまでの経験はできなかったかも知れません。

今一度ワーホリや留学の目標や目的を検討したり、やりたい事・挑戦したいことをまとめたりと、モチベーションを高めて行きましょう!前回のコラムで「計画表の作り方」を紹介しているので興味のある方は、そちらも是非参考にしてみてください。

 

 

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