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オーストラリアのチャイルドケア事情とチャイルドケアコースの紹介

公開:2019/12/14 著者:宮本 里穂 401 Views

早速ですが、ワーホリや短期留学後オーストラリアにもう少し残りたいなと思っていませんか?ワーホリの1年間は長そうに見えて、あっという間に時間が過ぎて行きます。実際、私はワーホリ後に学生ビザに切り替えました。

学生ビザに変えるという選択肢では、英語コースだけではなく、ビジネスやツーリズムなどの専門学校に通うパターンもあります。そんな中、長期間滞在したい方や、永住権を狙っている方だとチャイルドケアや調理師のコースをお勧めされることがあるんです。

今回は、オーストラリアでチャイルドケアに携わるとはどんな感じなのか。また、オーストラリアで子育てする際のシステムや種類、その他いろいろを実際にオーストラリア人の子育て中の方に伺ったので、ここでお話できればと思います。

オーストラリアではチャイルドケアの需要が高い

オーストラリアでは、両親とも働いていることが多いです。そのため、デイケア(幼稚園、保育園)や子供を朝早くから夕方まで預けられる場所の需要が高いのです。

小学校に関しても、送り迎えが必須な点や何歳以下の子供を一人にさせてはいけないとか、色々な法律関係からもこのような場所が必須になっていきます。

またオーペアやデミペア、ベビーシッターを頼らざるを得ない状況になるのも、またこのような仕事が多いのも納得です。ベビーシッターの仕事は、きちんとした仕事としてオーストラリアでは確立しています。チャイルドケアの種類は以下のようなものがあります。

 

・Kindergarten / Daycare
・Home care
・Before and After school care
・Vacation care

 

・KindergartenやDaycare(キンダーガーデン / デイケア)

こちらは、保育園や幼稚園で、0歳から5歳まで預かってくれる施設です。朝の6時半ごろから夜の6時半ごろまで預けられるところが多いです。

基本的には、ランチを持たせることが多いですが、給食が出る場所もあるようです。日本のように、お昼寝の時間もあります。デイケアの中でもクラスが分かれており、4歳くらいからキンダーガーテンクラスに進むとアルファベットの練習など少し学習要素も入ってきます。

また月に1回、Show and Tellの番が回ってきます。これは家から何か持ってきたりして、クラスの友達や先生の前で説明をしたりお話をする機会のことです。小学校の低学年でも授業の一環として導入されているものです。人の前で発表することを小さい時から始めているんです。

 

クラスの一人の先生に対する人数ですが、日本より1人の先生に対して見ることができる人数が少ないです。その理由からもチャイルドケアの求人の多さが見受けられます。また、日本人経営の場所もあるそうですよ。

私はオーペアとしてデイケアに行くにあたり日本と違いびっくりしたところが、土足で上がる文化のため、もちろん上履きはありません。その床に簡易の布団を敷いてお昼寝をしているところが個人的には驚きでした。

また、風邪やはしかなどの流行り病が蔓延しやすい、または遷りやすいとも思います。もちろん時期によって蔓延しやすい時期があると思いますが、オーストラリアでは共働きのため、風邪をひいていようが施設に預けてしまいます。そのことから、周りへの影響も大きいという声も聞きます。

 

マスクをしない文化も遷りやすい原因になります。日本ではインフルエンザや風邪が流行る時期は常にマスクをつけますし、私もつけしたいタイプです。しかし、オーストラリアでマスクを着用するとは、重病を患わっている人だと思われるようです。

確かに街中を歩いていてもマスク姿の人は一切見かけませんし、マスク自体売っているのを目にする機会も殆どありません。そのめ、うがい手洗いは必須です。

そういえば、子供たちがうがいをする光景をこちらで見たことがないです…。(笑)

 

・Home care(ホーム・ケア)

こちらは、個人宅で子供を預かってくれる場所です。こちらの長所は融通が利くこと。

短所としては、一例にすぎませんが風邪をもらってきやすい点でしょうか。狭い空間の中で、一人で多くの子供を見るため、衛生面に少し手が回らないところもあるようです。

また、個人宅なので、セキュリティー面を心配する声もありました。

 

・Before and After school care(ビフォー&アフター・スクール・ケア)

小学校の授業外の時間(朝の6:45くらいから、夕方の6:30頃)まで預けられる施設です。日本でも放課後に預かってくれる児童クラブのサービスありますよね、横浜で言う「はまっこ」みたいな。

朝の授業が始まるまでと放課後にあるプログラムで、外で遊んだり、軽い朝ごはん(シリアル、トースト、フルーツなど)の提供があったり、読書など様々取り揃えているようです。

定期的に通っている子供がほとんどですが、急に仕事で遅れそうになった時や、何か緊急事態の時にすぐに電話一本で見てくれるのは安心ですね。親の会社や学校が施設との提携がある場合や収入状況、シングルペアレントといった状況だと割引があるようで、約$15~といったところです。

 

・Vacation care(バケーション・ケア)

こちらは、スクールホリデーの間に預かってくれるものです。ブリスベンがあるクイーンズランド州では、4、6、9月に約2週間、12月から1月にかけて約6週間に長い休みが入ります。

その期間に合わせて、長い休暇を取る親御さんも多いですが、やはり仕事が休めないという方も多くいます。バケーション・ケアでは、普段のビフォア・アフタースクールの内容に加えて、もう少し内容が盛りだくさんです。自転車、料理、化学デーなど楽しいプログラムが用意されていて毎日変わります。

こちらは少し前からの予約が必要です。約$30~50とその日のアクティビティによって変動します。中には、節約も兼ねて友達の親同士いつが空いているかを確認して、この日は家で次の日はそちらでと計画を立てて、バケーション・ケアに行く日をセーブしていたりもします。

 

オーストラリア政府の補助について

シングルペアレンツが多いこの国では、収入やデイケアのタイプや子供の年齢によって補助が付きます。

人それぞれですが、年に何回まで休むことができるという決まりがあり、それを超えてしまうと補助解除の危機です。風邪をひきやすい子だと大変ですね。

その他、障害者の子供のための施設ももちろんあります。

 

チャイルドケアコースについて

将来、デイケアやチャイルドケアセンターなどで勤務をしたいなど、赤ちゃんから小学校前までの子供と関わる仕事をするためのコースです。

チャイルドケアコースでディプロマを取得した場合は、卒業ビザ(おおよそ1年半から2年)の申請ができます。その後、一定の地域(Northern Territory等)で仕事をしたりして、永住権への道につなげることができます。

永住権の申請には2年間、関連の仕事をしたことやスポンサーを得ることが必要なようです。興味がある方は、ビザ関係の難しいことは分からないので、留学エージェントや詳しい方に聞いてみて下さい。

 

チャイルドケアコースでは、保育園でのボランティアが必須です。

学校が決めてくれる場合もあるようですが、働かせてもらえるデイケアやチャイルドケアセンターを見つける必要があります。センターやデイケアの先生方の出身は、国際色豊かで様々な国からバランスよく受け入れている所から、偏ったところまであり、これはセンター長によるようです。

また韓国人向けのセンターなどもあるようで、週2回は自分の国の方、他2回は色々な国の子がいる方にと使い分けているご家庭もあります。

 

CertificateⅢ(ディプロマ前の過程のコース)は、アシスタントの仕事までなので、その先のことを考えているなら、ディプロマ(専門学校卒業程度)まで勉強した方がいいとか。

ディプロマを取るとスーパーバイザーやリーダーとして働くことが可能です。その後、大学にてBachelor(学士)を取得する道も。なお、ディプロマでもセンター長をされている方もいるそうです。

学校は、週2~3日に学校に通う形が多いようです。私の友人でコースに通っていた中国の子は、座学はそこまで大変ではなかったけど宿題やボランティアワークのレポートの量が多かったと言っていました。

 

英語に関しては個人差がありますが、彼女はUpper Intermediate(中上級)レベルでコースを始め、特に座学での語学的な問題はなかったようです。ですが、ボランティアでの保護者との会話に少し難しさを感じたと言っていました。CertificateⅢは、半年から9か月で取得できます。

ディプロマコースも週2日ほどで、1年ほどで取得可能です。近くのデイケアで働いている方は、学生をしながらそこで働いていました。毎日学校があるワケではないので、さらに学費のためにも、勉強・経験のためにもいいですよね。

学校によっては、CertificateⅢからディプロマまで通して資格を取る、2年ほどのプログラムになっている場合も多いです。

 

まとめ

昔は永住権への道に近いコースだったようですが、年々条件が厳しくなり、現在では永住権を取ることが少し難しいようです。

ですがオーストラリアでは、ビザのルールはころころ変わりますし、可能性はゼロではないです。

また、自分の知識スキルを増やして、今後のキャリアにつなげていくのもいいかと思います。

 

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