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感染者が減ってロックダウン緩和?オーストラリアの新型コロナウイルス最新情報

公開:2020/05/11 著者:黒須 千咲 238 Views

こんにちは、オーストラリアのシドニーから「新型コロナウイルス」に関する最新情報をお届けすべく、この留学コラムを執筆しています。

5月8日(金)にモリソン首相より新型コロナウイルスに対する規制の緩和に関する重大発表がありました。

この記事では、オーストラリア政府による規制措置の緩和について、そして私が生活しているシドニーの現在の様子をレポートしていきます!

 

※この記事は5月11日(月)現在の情報をまとめたものです。状況は刻々と変化していますので、オーストラリア政府の公式サイト(https://www.australia.gov.au/)での最新情報のチェックもお忘れなく。

オーストラリアのコロナウイルス感染者数の推移

下のグラフは、オーストラリア国内で1日に感染が確認された数の推移を示しています。

以下のグラフは、5月7日(木)現在のものになります。

 

 

3月中旬から後半にかけて一気に感染者が増加し、1日に500人近くの感染者が確認された日もありました。

この時はスーパーから日用品が消え去り、感染者数の急激な増加を示すグラフを眺めて絶望的な気持ちでした。

 

しかし、3月の後半のピーク以降、テスト数は増えているにも関わらず、どんどんと感染者は減ってきています。

 

感染者数が減っているのは、政府の対策や「Stay Home」を忠実に実行している一人ひとりの努力の結果でしょう。

もちろん感染が少し落ち着いてきているからといって、油断していいわけでありません。

でも、この右肩下がりのグラフを見ているだけでも、やっぱり心が少し穏やかになりますよね。このまま感染者数ゼロを達成できる日が近づくといいな…と願うばかりです。

 

オーストラリア政府のロックダウン対策緩和

5月8日(金)、モリソン首相より7月をめどに安全な経済の下で生活できることを目指して、これまでの規制を3段階で解除するとの発表がありました。

さらにこの日の記者会見でモリソン首相は「我々はウイルスとの戦いに勝利しつつある」とも述べているんです。

オーストラリアで生活するわたし達には、少し安堵をもたらす会見となりました。

 

 

会見内容は、7月に「安全な経済」を実現することを目標に、オーストラリア政府は「新型コロナウイルスに対して安全な豪州のためのロードマップ」を発表するものでした。

 

この発言通り、これからオーストラリアでは以下の3ステップに沿って、日常生活の復活を図る方針です。

 

ステップ1

・自宅への来客(最大5名)

・職場、公共の場での集会(最大10名)

・在宅勤務の推奨

・レストラン/カフェ/買い物の再開

・図書館/コミュニティセンター/プレイグラウンドの再開

・近郊の旅行

 

ステップ2

・自宅/職場および公共の場での集会(最大20名)

・在宅勤務の推奨

・ジム/美容サロン/映画館/美術館/アミューズメントパークの再開

・キャラバンパーク/キャンプ場/一部の州外への旅行

 

ステップ3

・集会(最大100名)

・職場への復帰

・ナイトクラブ/フードコート/サウナの再開

・すべての州外への旅行

・NZや太平洋島峡国への旅行

・留学生の渡航の検討

 

これら3つのステップを3週間毎に見直し、ステップの移行は国全体ではなく、各州・準州政府によって州毎に行われていくようです。

 

また、ステップ1~3に共通して以下のことが求められています。

 

・Social Distancing(他人と1.5mの距離を保つこと)
・衛生管理(手洗いや咳エチケット)
・病気の場合の自宅管理
・COVIDSafeアプリの利用

 

これらのステップが発表され、やっと少しだけ将来の見通しがついたことに安堵したと共に、ステップ3まで回復したとしても「海外旅行」についての記載がないことにさらなる不安を感じてしまいました。

日本からオーストラリアへワーホリや留学で入国できるようになるのか、オーストラリア人が海外旅行できるようになるのか、この辺に関しては今もまったく先が見えない状態です。

「International Travel(国外旅行)」についての規制解除が検討されるのは、ステップ3が達成できた後になりそうですね。

 

NSW(シドニー)は5月15日(金)からステップ1へ

「3段階の規制緩和」が発表された直後の10日(日)、シドニーのあるNSW州では5月15日(金)より州内の規制を一部緩和することが発表されました。

OKとされる活動内容を見ると、ステップ1にあたる内容となっています。

NSW州で緩和が発表された内容は以下の通りです。

 

・屋外での10人以内の集会
・他家庭への同時に5人以内の訪問
・カフェやレストランでの同時に10人以内の着席
・結婚式への10人以内の参加
・葬式は屋内の場合20人以内、屋外の場合30人以内の参列
・宗教行事への10人以内の参加
・感染防止に注意した上で、屋外器具使用
・制限付きでの屋外プール使用

 

以前と比べてだいぶ規制が緩くはなりますが、外出が許可される理由はこれまで通り、「通勤」、「通学」、「必要不可欠な買い物」、「通院や介護」、「運動」の5つのみだそうです。ただ、規制が緩和されるからといって、不必要に外を出歩いて良いというわけではないのでご注意を!

今までテイクアウェイのみオープンしていたカフェやレストランですが、人数制限はあるものの再びオープンするのは有難いと感じる人が多いことと思います。

ただ、10人以内は可とされていますが、Social Distancingを守るためにお店のサイズによっては10人も着席できないところもあるでしょう。

 

オーストラリア政府の発表を受けて…

今回の発表を受けた正直な感想は、「まだまだこれから先もコロナウイルスによって生活は制限されていくんだな…。」といったところです。

コロナウイルスによって生活が制限されてから、既に約2ヶ月が経過。

普通の生活が送れないこと、そして先が見えないことによる不安から多くの人がストレスを抱えて生活をしています。

 

コロナウイルスが話題になり始めた頃は、「数ヶ月の辛抱か?」なんて軽く捉えていましたが、今回の発表を受けて、長い月日をかけて対策していくほどの重大事であることを再認識したように思います。

ただ、これまではロックダウン状態がいつまで続くのかが一切分からなかったこれまでと比べると、今回緩和のステップが発表されたことにより、少しだけ今後を見据えることができるようになりました。

ステップの移行を3週間毎に見直すとのことなので、これから冬を迎えるオーストラリアがステップを逆戻りしないことを祈ります。

 

シドニーでの日常生活の様子

ロックダウンの緩和や実際の日常生活の様子は、オーストラリアでも州や地域によってさまざま。

ここからは、私が今生活しているシドニーの様子を詳しくお届けしていきます。

州全体の対策や、私が日常生活を送る上で感じた変化などシェアします!

 

・ボンダイビーチがリオープン

シドニーを代表するビーチ「ボンダイビーチ」はコロナウイルス対策として閉鎖されていましたが、4月28日(火)よりリオープンされています。

3月下旬に閉鎖されて以来、約5週間ぶりの閉鎖解除となりました。

ただボンダイビーチを利用するにあたって、厳しい「利用制限」はあるようです。

 

・利用はスイミングやサーフィンといった「運動目的」のみ
・平日の7時〜17時のみオープン
・日光浴やビーチでのリラックスは禁止
・ルール違反が目立つようなら再び閉鎖の条件付き

 

このような規制の基でのリオープンとなっています。

個人的には「まだ感染が終わったわけじゃないのに大丈夫?」と少し心配をしていましたが、広大なビーチで他人との距離を十分に保った上でのサーフィンなら感染の心配は低いのかなと思います。

サーフィンやスイミングが日課だったという人にとっては嬉しいニュースであったことでしょう。

 

→ ボンダイビーチは、サーフィンやスイミングなどの運動目的で解放された。

 

・スーパーの品薄は解消

オーストラリアでのコロナウイルス感染者数がピークを迎えていた3月中旬~後半は、スーパーでの買い出しもとにかく悲惨でした。

トイレットペーパーから始まり、卵や牛乳といった生活必需品まで買いだめ客のせいで品薄になっていたんですよね。

しかし、4月に入ってから品薄は解消方向に向かい、5月に入った今ではあれほど入手困難だったトイレットペーパーやハンドサニタイザーも陳列棚にたくさん並ぶようになりました。

 

→ やっとトイレットペーパーが買えました!

 

家にトイレットペーパーの残りがあと1ロールで困っていた時、このトイレットペーパーの山を見かけたときは本当に安堵でした。購入制限(お一人様1パックまで)があるおかげで、皆の手に行き渡るようになって一安心。

ただなぜか「パスタ」は、オーストラリアでは自炊の必須食品だからか、まだ陳列棚が結構スカスカなことも…。値段の高いパスタや、形が変なパスタは買えるといったところ。

その他は本当に何不自由なく買えるようになり、とりあえず問題なく生活できています。

 

・Uber Eatsの配達人が増加

現在のシドニーでの食事は、自炊かテイクアウェイの2択。

毎日3食自炊っていうのもなかなか大変、外食ができない、となれば自然と「デリバリー」や「テイクアウェイ」の需要が高まりますよね。

コロナウイルスで職を失った人も多いのも合わさり、スーパーへ買い出しのため外へ出ると、もの凄く多くのUber eats ドライバーを目にするようになりました。

 

自転車や電動スクーターで大きなリュックを背負って街中を走っている配達員がたくさん。

 

サービス業界やさまざまな会社が経営難の中、Uber Eatsは需要が高まっている数少ないビジネスなのかもしれませんね。

ただ聞いた話によると、ドライバーの数が増えすぎてしまい「デリバリーの仕事を確保できない」という状況のようです。

今のこの状況下では、どんな仕事も困難を極めているのが現状ですよね。

 

・スーパーの感染予防策に感謝

自宅待機の私の唯一の外出先が家の近くの「Woolworths」というスーパーなのですが、スーパーのコロナウイルス感染予防が抜群◎

例えば、不特定多数の人が触る買い物カゴは、使用済みのものを店員が回収し、1個1個丁寧にアルコールで消毒をしてくれています。

カゴだけでなく冷蔵庫の扉や陳列棚など、係りの人がすごく頻繁に消毒をしている姿もよく見かけます。

 

→ 店員がカゴを消毒している様子。

 

また、オーストラリアのスーパーの会計は基本的にセルフレジなのですが、10台以上あるセルフレジが、「Social Distancing(人との距離を1.5m以上空けること)」のため1台ずつ間隔をあけての仕様に。

係員の人がセルフレジのところに立っていて、2人以上で買い物をしている人たちには、会計をする1人以外は外に出て待っているようにと声をかけています。

外出を控える人たちが唯一行かざるを得ない場所だからこそ、徹底的な感染予防が大切ということで、徹底的に対策をしてくれているスーパーに感謝ですね。

 

・これから冬を迎えるシドニー

「夏」を迎える国々が暖かさの訪れと共に状況改善を待ち望む中、オーストラリアでは「冬」を迎えようとしています。

上記で紹介したように、オーストラリア国内の新型コロナウイルス感染者数こそ減ってはいます。

 

もともと冬はインフルエンザなどの感染症が流行りやすい季節だという部分が引っ掛かります。

 

シドニーの冬は日本と比べるとかなり暖冬なので、去年はそこまでウイルスの感染を気にしていませんでした。

が、今年は真冬が近づくにあたってやっぱり心配度が増してきました。

冬を迎えたことで「コロナウイルス再拡大!」なんてことがないように、これまで通り徹底した衛生管理とSocial Distancing、そして自宅待機を頑張っていきたいと思います。

 

【まとめ】 今後もしばらくは危機感を持って自宅待機

 

新型コロナウイルスの感染者数が減ってきて、「規制措置の3ステップでの緩和」が発表されたオーストラリア。

ロックダウン緩和に向けて、最初の一歩を踏み出した段階です。

 

海外旅行の目途はまだ立ちませんので、留学やワーキングホリデーといった渡航はもうしばらく先の発表となりそうです。

 

状況が回復に向かっていると捉えることはできますが、今こそ慎重で責任感のある行動が大切だと思っています。

またオーストラリアでコロナウイルスに関する大きな発表や動きがあり次第、「留学コラム」を随時更新していきます。

自宅での英語学習や離れている家族とのテレビ電話など、今できる楽しみ・目標を見つけて頑張っていきましょう。

 

参考サイト

・Prime Minister of Australia / Update on Coronavirus Measures
https://www.pm.gov.au/media/update-coronavirus-measures-08may20

 

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