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【大学生必見!】「就職活動」と「海外留学」どちらがメリット高いかを検証してみた

公開:2019/11/14 著者:田中 麻裕 40224 Views

大学生になると、在学中に留学をする方は、数多くいらっしゃいます。

ですが、大学生活は勉強にサークルにアルバイトと、思っている以上に忙しいのが現実。気が付いたらあっという間に就活時期になっているなんてことは、ごくごく普通のことです。

時間を作れても、春休みか夏休みの1カ月程度の短期留学が精一杯…。

 

留学は若いうちにしておいた方が良いって聞くし、留学するなら長期で行きたい!

「いつ留学すれば良いのか分からない…」と思ってる方も多いのではないでしょうか。

海外留学を考えてる多くの大学生は、以下のような悩みを持っています。

 

・「いつか留学をしたい!」と思ってて、気付いたら大学4年生に…。
・就職活動をしてるけど、留学した方が良いと思ってる。
・社会人になってから仕事を辞めて留学するのは不安…。

 

留学をしようしようと思っていたのに、気が付けば就職活動真っただ中になってしまったという人もいるのではないでしょうか?

留学は検討したけれども、就職活動を続ける方もいらっしゃいます。就職活動を中断して、留学を決意される方もいらっしゃいます。

大学卒業後の進路として、「就職して社会に出る」と「海外留学をする」のどちらの選択肢が良いのか検証して行きたいと思います。

 

大学1~3年生の方は大学休学留学の解説動画をご覧ください!

 

ベストは大学在学中に留学すること!

今回は就職活動が始まっている大学4年生に注目していますが、留学に最適な時期がいつか分かるでしょうか?

 

一番良い時期は、大学3年生以前の就職活動が始まる前の段階。長期休みや休学制度を利用して留学をする方法です!

 

新卒採用は、日本社会ではメリットが大きいのは誰もが知るところです。

応募条件に「新卒」と記載のあるものは、新卒でなければ応募自体ができません。また、経験が無くても様々な職種や企業に挑戦できるというのは、新卒の強みです。

そのため、就活が本格的に始まる4年生になる前に、留学に挑戦するのが、大学生にとって一番良いタイミングです。

 

TOEIC800点を取得して、就活に突入するのがベスト!

大学生でTOEIC800点越えを持っていれば、「スーパー大学生級」の評価になります。

そして、1年間の留学期間があれば、TOEIC800点は物理的に取得可能なのです。

 

自分自身のキャリアにマイナスがない形で留学し、就活で周囲のライバルと大差をつけて就活するなら、「大学休学留学」で間違いありません!

留学ドットコムで、大学生で多いのは、3年次に休学をして留学をするパターンです。

 

「留学もしたいけど、新卒で就活もしたい!」という大学生は、大学2年次には留学計画を立てて動き始めましょう。

 

 

就活せずに留学しても大丈夫?

上記で紹介の通り、留学のベスト時期は、大学3年次までの休学留学です。

しかし、既に4年生になってしまった大学生の場合、時間を巻き戻すことができません。

大学4年次で留学する決断をする場合は、大学卒業後の留学になるケースが殆どです。

 

そこで抱えるのが「今留学しなければ、就職後に留学なんてもうできないかもしれない…」といった気持ちと同時に、「大学卒業後、就職をしないで留学して大丈夫だろうか…」という不安ではないでしょうか?

 

大学卒業後に留学をした場合、一体どのようなことが考えられるのでしょうか。

まずは、考え得るメリットとデメリットを見てみましょう。

 

<メリット>
・英語力を伸ばすことができる
・将来の選択肢が広がる
・グローバルレベルでのコミュニケーション能力を取得できる
<デメリット>
・就職の際は、より具体的な能力を求められる
・新卒枠での就職活動ができない

 

 

英語力を伸ばすことができる

留学で英語の勉強に時間を割くことで、英語力の向上を望むことができます。

英語力を就職活動でアピールする場合、それなりの結果は求められます。どのように英語学習を進めるべきか、プランニングはかなり重要になってきます。

 

日本に帰国後、就職活動時に留学結果を一つのアピールポイントとして使いたい場合、最低でも日常英会話をできるレベル(TOEIC700点以上)は必要です。

 

特に英語を使う企業の場合には、TOEIC700点以上を応募の最低条件としているところも多くあり、1年間留学したならTOEIC800点以上を理想としたいところです。

 

 

中でも国際業務や国際分野で仕事をしたい場合、TOEIC800点以上が条件になっている場合が多くなります。

では、どの程度勉強すればTOEIC800点以上まで届くのでしょうか?

これは、現時点での自分の英語力によっても変わってきますが、例えば、TOEIC450点程度の人がTOEIC800点以上を目指すには、一般的にはおおよそ2,000時間程度の勉強時間が必要と言われています。

 

1日6時間勉強したとして、333日掛かる計算です。気分が乗らない日もあれば、風邪を引いたり、友達に誘われて1日中遊んだりする日もあるでしょう。そうした時間も加味すると、TOEIC800点到達には、約1年間掛かる根拠が分かって頂けると思います。

 

将来の選択肢が広がる

留学を終えた時に、上記で紹介したTOEIC800点以上など、具体的に自身の英語力を示せるものを持っていれば、エントリーできる企業の選択肢は大幅に増えます。

特に大企業などは、TOEICの点数を募集要項に入れているところが多いです。逆を返せば、英語力がないという場合、それだけで応募できる企業が限られてくるということ。

将来海外に関わる内容の仕事をしたいという場合には、しっかりと結果を持って留学を終えることができれば、就職活動の際に応募できる企業の数を増やすことができます。

 

グローバルレベルでのコミュニケーション能力を取得できる

留学を通して取得できるのは、決して英語力だけではありません。考えもつかない状況に直面したときの対応力や、異文化で生活する適応力、異文化を理解する受容力など、留学で得られるものは英語以外にも多くあります。

多くの企業が留学経験者に期待しているのは、英語力だけではありません。留学経験がなくても、TOEIC900点台を獲得している人もいます。英語力は「応募資格を得た」という事に過ぎません。

企業側は、英語力と共に期待しているモノがあります。

 

それは、海外で培ってきた精神的なタフさやバイタリティです。

 

日本は良くも悪くも丁寧で親切な国と言えます。ファミリーレストランなどでも十分なカスタマーサービスを受けられますし、カフェやショップなどでも丁寧な対応をして貰えることが多いのではないでしょうか?

そのため、多くの日本人が高度なサービスに慣れてしまっているとも言えます。

しかし、一歩日本を出れば、日本での常識は通用しません。お店に入っても、日本のような懇切丁寧なサービスは期待できません。授業中に発言をしなければ、それは意見がない人と受け取られます。

 

海外では、自分から行動を起こさなければ、誰も何もやってはくれません。

 

上記に加えて、親も友達もいない。しかも全て英語でコミュニケーションを取らないといけない。そのような状況の中、はじめての土地で生活を開始する経験は、思っている以上に不便でストレスがかかります。

日本でも、誰も知らない土地に引越しをしたら、慣れるまではかなり大変ですよね。それが日本語さえ通じない場所に行き、道なき道を切り開いていくことは、大変であることは容易に想像できます。

そのような状況の中、まとまった期間を頑張ってきた人たちは、自発的で困難にも対応できる強さを身に着けて帰ってくることが多いです。

 

多くの企業は、このタフさと自発的な行動と言動に期待を寄せています。

 

世界中でグローバル化が進む中、多くの分野で日本も例外なく海外とコミュニケーションを取る必要が出てきています。そのような中、受け身では思うように他国企業とビジネスを進めることはできません。

対等にビジネスを進めるためにも、英語コミュニケーション能力を持っていることに加え、海外文化に精通した人物は重宝されます。

自己主張の強いタフな外国人相手にコミュニケーションを行えるスキルは、海外経験者でなければ、身に着かないスキルであると言えます。

 

就職の時に具体的な能力を求められる

次に、デメリットを見ていきましょう。

上記でも触れたように、留学後の就活生に求められるのは即戦力です。

新卒者の場合、即戦力になるようなスキルを具体的に備えていなくても大きな障害にはなりません。一方で、新卒ではない場合は、すぐに現場に出せるほどの、英語力とコミュニケーション能力を求められます。

 

留学後、TOEICなどの英語力を示せる具体的な資格を持っていない方がいますが、かなりの減点ポイントです。また、スコアを持っていても700点にも到達していない場合、留学経験をアピールすることは難しいと思って良いでしょう。

 

ただ、短期留学でも休学留学であっても、就活で留学の成果をアピールするなら、TOEIC700点以上持っていないことには、評価に値しないのは同じことです。

しかし、新卒という肩書であれば、留学で結果が出せなかった失敗も水に流してくれる場合も少なからずあるということで捉えて頂くと良いでしょう。

 

新卒枠での就職活動ができない

当たり前のことですが、新卒枠での就職活動はできません。

既卒者枠で就職活動をする場合、上記で触れたように、具体的なスキルを持っている必要性があります。多くの就活市場では、実務経験をアピールする形となります。一方、大学卒業後の留学生の場合は、「高度な英語力」を武器にできる状態で帰国しなければなりません。

企業の中には、即戦力として既卒者を積極的に募集するケースもあります。しかし、新卒者よりも採用に関しては、プラスアルファの能力が求められます。帰国後の就活を見据えて、しっかりとした準備が必要と言えます。

 

 

大学卒業後の留学と就職してからの留学はどちらが良い?

これは、良く頂く質問の1つです。

大学卒業後、就職して3~5年で留学するなら、キャリアに大きなマイナスはありません。

日本では採用時に年齢も大きく影響することは、誰でも知ってることです。

 

一般論として、20代半ばでの再就職は大きなマイナスはありませんが、30歳前後の再就職はハードルが上がります。

 

もちろん、周囲のライバルよりも希少性の高い実務経験(社会人経験)があって、TOEIC900点以上など持っていれば、年齢が30歳だろうとマイナスにはなりません。

しかし、一般的に希少性の高い実務経験を持ってる方は稀です。

ご自身のキャリアにプラスになる留学としたいならば、留学はできる限り若いうちに行った方が良いという結論になります。

 

大学卒業後すぐに留学する場合は、帰国後の就活で年齢の心配はありません。

しかし、新卒ではありませんので、プラスアルファのスキルを求められます。就活で有利になるためには、留学で成果を出すことが求められます。

企業が求める英語力の最低ラインはTOEIC700点以上。英語力のある人事の方であれば、1年あれば、700点程度は普通に取れることくらい知ってます。就活でも納得して貰える結果として、800点以上は欲しいところです。

 

大学卒業後すぐの留学でも、社会人経験がある方の留学でも、留学の結果をTOEICで証明することができなければ、何れも評価は受けられません。

 

あとは、歳を重ねると就活で不利になるワケですから、少しでも若いうちに留学しておいた方がベターと言うことになります。

 

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大学卒業後の留学でも留学ドットコムがナビゲート!

今回は、「就職活動」と「海外留学」どちらのメリットがあるのか見てきました。

 

現在、あなたが大学生であるなら、在学中の「休学留学」が一番です。

 

しかし、すでに卒業間近となってしまっている場合、海外に携わる仕事をしたいという場合には、留学という選択も良いでしょう。ただし、しっかりと結果を持って帰国する必要があるという事は、念頭に置いておく必要があります。

一方「新卒」という枠で就職活動をしたい場合には、そのまま就職活動を行うのが良いでしょう。留学先は決して逃げたりはしません。就職してお金を貯めてから、留学に挑戦すると良いでしょう。

 

就職してから留学する場合、20代半ばを目処に留学するのがキャリアにとってベスト!

 

留学ドットコムでは、帰国後の就職サポートまで対応しています。

どのように留学するのがベターなのか。どのくらいの英語力が必要なのか。効果的に英語力を伸ばす方法。そして、帰国後の就活を想定した留学プランを立てることが、どれだけ大事なことなのか。成功への近道をナビゲート差し上げましょう。

迷ってるなら、まず相談です!留学で成果を出せるように、効果的なアドバイスをさせて頂きつつ、プランを固めて行きたいと思います。

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