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カテゴリー:ワーキングホリデー

ワーホリ手続きは3カ月前で間に合う!でも費用を安くしたいなら6カ月以上前からが鉄則!

公開:2019/06/13 著者:三浦 愛香 2521 Views

留学の準備開始時期は人それぞれです。

それがワーキングホリデー(ワーホリ)になると、さらに目的が人それぞれなので、準備開始のタイミングもさらに広がる傾向にあります。

半年~1年以上前から密に計画を立てて実現させるタイプの方もいれば、「行きたい!」と思ったら即行動に移して、数か月後には出発してしまうタイプの方もいるでしょう。

 

国によっては、ワーホリビザ申請ができるタイミングが決まっていたりもしますので一概には言えませんが、一般的にワーホリの手続き・準備は3か月あれば間に合います。

 

例えば、カナダはビザの定員数が決まってるので早い者勝ちです。また、イギリスやアイルランドは抽選制なので、ワーホリビザの抽選に応募する時期が決まっています。オーストラリアやニュージーランドであれば、1年中いつでもビザ申請できるので融通が利きます。

ワーホリビザの申請時期が間違わないことを前提として3か月前でも間に合いますが、6か月以上前から進めていただく方が費用を抑えられてお得になることもたくさんあります。

それでは、なぜ早めに手続きを開始した方が費用を抑えることにつながるのでしょうか?

ギリギリの準備だとビザが間に合わないことも

ワーホリビザの取得にかかる日数は各国や移民局の担当者によっても変わってきます。そのため、先にビザ申請を開始したAさんより後にビザ申請を開始したBさんのビザの方が、早くビザがおりることもあり得ます。

渡航予定日から3か月を切ってからビザ申請を始めても間に合うケースが比較的多いですが、過去にはカナダのワーホリビザ申請にトータルで半年ほどかかり、渡航時期を先延ばしすることを余儀なくされたケースも実際にあります。

もしくは申請費用を支払ったがビザがなかなかおりないため、「出発日は変更できない!」という理由から、急遽渡航先を変更して、別の国のワーホリビザを申請し直したケースもありました。

 

大学休学してワーホリする方や、帰国日が変更できない方は、海外滞在できる日数が1日でも減ってしまうのが嫌な方もいるため、こうした措置を取る方も中にはいるのです。

 

こんなことにならないように、ワーホリビザをこれから申請する方は半年ほど前からの着手が無難と覚えておきましょう。

インターネット上の情報を調べると、「手続きは3カ月間あれば大丈夫!」といった紹介も多く見かけますが、それはその人個人の体験談に過ぎません。人によっては、1カ月でワーホリビザを取得し、準備して出発できる人も実際います。

その人個人のワーホリ体験談を基準に準備をしていくと、後から痛い経験をすることになるかも知れませんので、インターネット上の情報をそのまま鵜呑みにするのは危険な場合もあることを覚えておきましょう。

 

航空券を安く手配できる

特に欧米圏の場合は、半年以上前からの早い航空券購入がお勧めです。

 

直近の航空券と渡航半年以上前に購入する航空券では、往復10万円以上の差が出ることも珍しくありません。

 

早めに航空券手配を開始することで、無駄な出費を抑えることもできるわけです。

特にLCC(格安航空会社)が就航している都市に渡航する場合、費用はかなり抑えられます。

ただし、多くの人も安く渡航したい気持ちは同じですから、早めに動かないと売り切れになってしまいまうのです。

 

要するに、安いチケットから順番に売れて行くので、手続き時期が遅れれば遅れるほど、高いチケットを手にする可能性が高くなることを意味します!

 

なお、航空券の購入は学校やビザの手続きが完了して、渡航が確実になってから航空券の購入を進めていくことになります。そのため、ワーホリ準備は前もって早めに動き出すことが大切ですね。

航空券の手続きが遅くなると直行便の席が売り切れてしまい、慣れない国での乗り換えをしなくてはいけないというデメリットもあります…。

 

→ 飛行機チケットは安いモノから売り切れて行くことを知っておこう!

 

語学学校のキャンペーンで費用がお得になることも

語学学校では学校ごとに独自のキャンペーンを行っているところがあります。もちろん、一部の学校に限られますが。特に長期申し込みの場合は、このキャンペーンを使うことで通常より数万円授業料がお得になったり、無料でコースをアップグレードできたりします。

準備がギリギリになってしまうと語学学校をゆっくり調べる時間が取れなくなってしまいます。そして、学校選びに時間を割けないために、こういったお得なキャンペーンを見逃してしまうこともあります。

早い段階で学校リサーチを開始し、こういったお得な情報を見逃さないようにしましょう。

 

また、キャンペーンは期間限定で行われるので、早めに準備に動いておけば、より幅広い学校のキャンペーンを選択することができます。

 

手続き開始が遅れれば、当然準備期間も比例して短くなることを意味します。その短い期間に出ているキャンペーンの中からしか選択することができません。

選択肢が狭くなることは、皆さんにとってマイナスでしかありません。余裕を持って手続きした方が良いという理由が、こうした部分にも理由があるのです。

 

ギリギリで手配した方々の失敗談

冒頭で述べた通り、3か月を切ってからのワーホリ準備でも大抵間に合います。

ただし、自分が思ったようなワーホリ生活が送れなかったり、無駄な出費につながったりするリスクがあるのです。

以下では具体的な失敗談を見て行きましょう。

 

1. 生活費の捻出が間に合わなかったパターン

渡航間近のワーホリ準備開始だったため、どの程度の予算が必要かも把握しておらず、無計画状態でカウンセリングに訪れたCさん。

ワーホリの渡航日程はずらせないと言う事で、現地でかかる生活費など十分に貯めることができないまま渡航することになり、費用カツカツの生活を余儀なくされました。

自分が用意していた額よりもはるかに現地での生活費がかかることがわかり、急いでアルバイトを探すも、なかなか採用してくれるアルバイト先が見つかりません。

 

語学学校で十分に通える予算も無く、英語力も片言の身振り手振りの状態。さらには、日本人が少ない方が良いという理由でマイナー都市への渡航を希望したため、観光客や留学生も少なくアルバイト求人が少ない都市だったのです。

 

「もっと前もってワーホリ準備をして必要な費用を計算し日本で貯金ができていれば、こんなに貧しい生活をしなくて済んだのに…。」と現地で後悔した頃にはすでに時遅し。

最終的に日本食レストランでアルバイトを見つけることができましたが、あまりやりたくないお皿洗いの仕事。しかし、背に腹は代えられません。

稼いでは生活費で消えるといった自転車操業状態の日々が続き、Cさんのワーホリ生活は終了しました。

 

→ せっかくのワーホリなのに、その日暮らしの生活になったら悲惨です…。

 

2. 歯科治療が間に合わなかったパターン

以前私が担当したお客様のDさんは、ワーホリの準備期間が短かったため事前に歯医者に行く時間が無く、そのままワーホリ先のオーストラリアへ渡航しました。

オーストラリアで食生活が変わったこともあり、渡航後まもなくして歯の痛みを感じるようになったDさんは、地元の歯医者で治療を受けることになりました。

実は歯科治療は、保険が適用されません。

 

1回の治療で掛かった実費は200ドルほど(約1万6千円)。さらには、1回の治療で終われば良かったのですが、痛みを感じるほどの重症なので何度か通院することになり、その出費は痛いものとなりました。

 

後日、「余裕をもってワーホリ準備を始めて、きっちり日本で歯科治療を済ませていけばここまで費用がかかることはなかったはずです…。」と仰っていました。

「ワーホリへ行く前に何をしておけばいいですか?」とよく聞かれます。その際、私はお金を貯めること、英語を勉強することはもちろん、皆さんが意外と見落としがちな「歯科治療を済ませておくこと。」をいつもお勧めしています。

…と言うのも、海外では歯科治療が保険でカバーできないことが多く、1回の診察でも数万円かかってしまうことがあるためです。

 

→ 歯の治療は日本で完治してから出発するように!

 

余裕を持って行動することにマイナスは無い!

 

同じワーホリといえども準備を早めに開始しておくことで、費用を抑えることができるパターンもあれば、ギリギリに準備することで本来かからないはずの費用がかかってしまうパターンもあるのです。

例えば、語学学校の学生寮2人部屋に申し込んで費用を抑えるつもりが、ギリギリでの準備開始となったため1人部屋にしか空きがなく、予算オーバーしてしまったケースもありました。

また、ギリギリに手続きすると、リサーチ不足から現地で予期せぬトラブルに巻き込まれるリスクがあることも分かって頂けたと思います。

 

多くの方は、「思い立ったが吉日」とばかりに、今すぐにでもワーホリに出発したい気持ちは分からなくもありません。

 

しかし、ワーホリは数日~数週間の海外旅行とは違うのです。仕事を辞めたり、大学を休学したりして、1年間の長期スパンで海外生活に挑むことになります。気持ちが高ぶって前のめり気味になってる方は、海外旅行気分は捨て去りましょう!

私もこれまで多くのお客様のワーホリの手続きを担当していますが、やはりワーホリ生活で充実して過ごしている方々は、しっかりと準備をされている方です。

計画的に行動しないと、後から後悔するのは自分自身です。「間に合えば良い!」という観点ではなく、心の余裕を持って半年以上前から行動して欲しいところです。

 

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