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カテゴリー:ワーキングホリデー

ワーホリで英語力アップが目的なら「2カ国留学」すべきか?そのメリットとデメリットを検証してみた

公開:2018/08/14 著者:水野 瞳 343 Views

私がカウンセリングしていて、ワーキングホリデー(ワーホリ)の目的をお聞きすると、「英語が話せるようになること」という答えが一番多いです。

十数年前までは、海外留学があまり一般的でなく、日本で英語教育は盛んではありませんでした。

 

その時代はワーホリ単独で渡航し、さほど語学学校に通わず、現地で働きながら簡単な意思疎通ができるようになった人のことを「英語が話せる人」と言われてました。

 

その多くの人たちの英語は、しっかり学んでいる訳ではないため、「ブロークンイングリッシュ」と呼ばれる英語です。つまり、文法は表現に誤りが多く、正式なビジネスの場で使うには不適当な英語です。

現代では日本企業でも、世界中で活躍する企業が年々増えています。2000年以降は、英語を使いこなせる人材は、引く手あまたの時代になってきました。

 

現在のワーホリ経験者に求められるのは、ブロークン英語ではなく、「本格的にビジネスで使える英語」が求められます。

 

これからワーホリを計画する人は、就職・転職する前のスキルアップを目指している方が多いのではないでしょうか?

果たしてワーホリのみで、高度な英語力は身につくのでしょうか?そして、どのようにしたら、より効果的に英語力を身に着けられるのでしょうか?今回はその点を検証してみます。

「ビジネスで使える英語力」を身につけるのに必要な学習期間

皆さんは、TOEICの受験経験はあるでしょうか?ビジネス英語って、どのくらいの英語レベルを指すのか、ピンと来ない人もいるのではないでしょうか。

 

ビジネスシーンで必要な英語力をTOEICのスコアで示すと、”785点以上”と言われます。

 

簡単に言うと、留学して来たからには、TOEICで800点オーバーが欲しいところです。多くのワーホリにとって、現実的に到達可能なのでしょうか?

英語が得意ではない方の平均TOEICスコアは、300~400点です。ワーホリの主要欧米圏の語学学校で勉強すると、平均3~4カ月で50~100点のスコアアップが見込まれます。

各スコアからビジネスレベルの英語力到達までの道のりを示したモノが、以下のグラフになります。平均的な留学希望者のTOEICスコアを350点、中級学習者のスコアとして600点、700点からそれぞれスタートした場合と比較しました。

 

日本でも英語学習を行い、700点以上のスコアを持っていたとしても4カ月以上語学学校に通って勉強する必要があるのです。

 

自分の英語力が初心者レベル(TOEIC300点台)だと思ってる方は、2年近く語学学校に通って勉強する必要性があります。これでは、ワーホリの1年では全く足りません!

1年のワーホリで到達できると思いこんで出発すると、計画倒れのワーホリで終わってしまいます。留学で成果を上げられずに終わる人の多くは、こうしたことを何も考えずに見切り発車してしまうことが「失敗の原因」になるのです。

 

【参考記事】
先輩留学生の語学学校の平均通学期間はどのくらい?

ワーホリ単独で身につく英語力

ワーホリできる英語圏の国は、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、イギリス、アイルランドです。これらの国々でワーホリビザを使って、語学学校に通える期間は次の通りです。

 

オーストラリア ニュージーランド カナダ イギリス アイルランド
就学期間の上限 4カ月 6カ月 6カ月 なし なし

 

前述した通り、多くの人がビジネスレベルの英語力を身につけるためには2年近く必要とするにもかかわらず、半数以上の国では語学学校に通えるのは最大6カ月となっています。

 

つまりワーホリだけで十分に英語力を高めることができるのは、日本出発時点で中級程度の英語力を身につけている人に限られます。

 

個人の努力で短期間でも英語力を高める人もいますが、元々天才肌の人か、寝る時間を削って他人の何倍も勉強した人くらいでしょうか。多くの留学生を見て来た立場からすると、これらはイレギュラーなケースです。

ワーホリで滞在している間は、慣れない土地での日常生活と仕事に加え、誘惑も多くあります。実際には、英語の学習だけをする日々とはいかないのが現実です。

さらにワーホリで語学学校に通わなければ、簡単な日常会話はできるようになったとしても、それは「ブロークンイングリッシュ」でビジネスの場では適さない英語になり、相手に好印象を残すことはないでしょう。

 

ワーホリで2カ国留学するメリットとデメリット

上述の通り、欧米圏で仕事に必要な英語力TOEIC750点以上を目指すには、2年近くの時間が必要となります。しかしながら、ワーキングホリデービザでは、2年も就学することができません。

各国で学生ビザを取得して学業に専念することも可能ですが、就労が許可されていない国が多く、学生ビザで学習している期間は働けず留学費用が高くなってしまいます。

 

これらの問題を解決してくれる可能性があるのが、2カ国留学という選択肢になります。

 

2カ国留学とは、ワーホリで渡航する前にフィリピンに立ち寄って、リーズナブルに英語力を伸ばす方法です。この2カ国留学のメリットとデメリットについてご紹介します。

 

ワーホリ単独 2カ国留学(フィリピン+ワーホリ)
メリット ・行きたい国にすぐ行ける ・1:1授業で、短期間で会話力アップ
・語学学校の費用が抑えられる
・就学期間を短く、就労期間を長くできる
デメリット ・学校スタート時のクラスはアジア人が中心
・グループ授業で話す機会が少ない
・就学期間が長くなる
・語学学校の費用がかさむ
・ワーホリ先への入国が遅れる

 

比較してみると、「ワーホリ単独にする意味はあるのか?」というくらい2カ国留学にはメリットが多いことが分かります。

 

もちろん、元々ある程度英語力が高い中級学習者の方ならば、就学期間が短くて済むので、ワーホリ単独でも良いでしょう。しかし、日本人の多くはスコアが取れていても、スピーキングが苦手という方がほとんどです。

欧米圏での語学学校のクラス分けは、文法・語彙力などの他にスピーキングスキルも考慮されます。つまり、スピーキングスキルが無いと、TOEIC700点取得者であろうが、初級者クラスになることもあるのです。

フィリピン留学はマンツーマン授業主体の内容となり、スピーキングを徹底的に磨くことができます。フィリピンで会話力を磨いておけば、ワーホリで語学学校に通う時もスピーキング評価も得られますし、アルバイト探しも有利に進められます。

ワーホリ単独にするか2カ国留学にするかは、自分の英語力と照らし合せて決定される方がよいでしょう。

 

英語力向上を第一目的とするなら2カ国留学がオススメ

ワーホリ中に語学学校に通える期間は、多くの国で限定されています。その限られた期間でビジネス英語や海外就職に必要なIELTSなどの上級英語に取り組むためには、相当な努力が必要となります。

 

せっかく就労体験や旅行が楽しめる自由なワーホリビザで滞在しているのに、毎日英語学習だけで終わるのは非常に勿体ないことです。

 

ですが、勉強しなければ英語力が伸びないので、やらざるを得ません。勉強だけだと勿体ないからと色々なことに手を出してしまうと、今度は勉強する時間が削られます。結果的に英語力が伸びずにワーホリ期間が終わり、その状態で帰国する方が非常に多いのです。

2カ国留学を選択した方はフィリピンで英語の基礎から中級程度まで英語力・スピーキング力を伸ばすことが可能なので、ワーホリ先では上級英語に取り組むことができます。

上級英語にはビジネス英語、IELTS対策、医療英語、TESOLなどの英語講師資格など種類が多様です。そのため、ビジネス英語習得の後に、IELTSに取り組めば、ワーホリからそのまま海外就職を目指すなど進路が広がります。

 

英語力を高めて自分の可能性を広げるには2カ国留学は有効な方法

近年では、1年間休学する大学生ですら、留学期間が限定されているのにも関わらず、2カ国留学する方が増えています。

 

これは、多くの方にとって、留学は海外生活体験だけでお終いではないからです!

 

きちんと将来にもつながり、周囲にもアピールができる留学を多くの方は考えてます。我々プロのカウンセラーは、皆さんの留学プランによって、留学後の結果が見えています。

「行けば何とかなるさ!」とか「自分次第でしょ!」と軽く考えてる方は、今一度自分の留学プランを根底から見直してみましょう。

日本でのスキルアップや海外就職を希望する社会人の方には、2カ国留学こそが最適な留学方法といえるのではないでしょうか。

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