【フィリピン留学体験談】フィリピン・スービックに高校卒業と同時に留学!《前編》 | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

【フィリピン留学体験談】フィリピン・スービックに高校卒業と同時に留学!《前編》

公開:2020/01/07 著者:鈴木 智也 468 Views

高校卒業後、大学に進学せずに海外留学するという選択肢も少しずつ増えてきました。

ただ、身近に経験者がいない人も多いのではないでしょうか?「どうやって留学先を選んだのか?」、「語学学校での生活はどのようなものなのか?」多くの疑問があると思います。

そんな疑問に答えるべく、今回は高校卒業後にフィリピン・スービックで語学学校iYES Language Schoolに留学している竜青君にインタビューを行いました。

 

 

コラム前編では主に以下のことについて、お話をしていただきました。

 

・フィリピン・スービックへの留学を決めた理由
・語学学校での生活

 

また、コラム後編では主に以下のことを、語っていただきました。

 

・フィリピン・スービックでの生活
・今後のキャリア

 

この記事を書いている私は、今回インタビューにご協力いただく竜青君が在籍している語学学校に12月より学生マネジャーとして来たばかりです。到着後3日の私ではありますが、プライベートな内容まで余すことなくお話してくれました。

高校卒業後、すぐに語学留学を検討している方やフィリピンの語学学校の情報を探している方には、大変参考になる内容だと思います。

この記事を通じて、語学留学を検討している高校生に少しでもリアルな情報が届くと嬉しいなと思っています。

インタビュイー、竜青君のご紹介

今回インタビューを行ったのは京都の高校を卒業後、フィリピン・スービックで語学留学をしている竜青君です。

 

上野 竜青(うえの りゅうせい)君のプロフィール

・2019年3月に京都府の高校卒業

・2019年4月よりiYES Language Schoolに語学留学

 

フィリピン・スービックへの留学を決めた理由

鈴木
今回はインタビューを快く引き受けてくれてありがとうございます。それでは早速、何故フィリピン留学を決断したのか教えてください。

竜青君
今回の留学の目的は、英語の勉強をしたいという部分が一番です。

鈴木
日本の大学に進学して英語を勉強するという選択肢はありませんでしたか?

竜青君
日本の大学の場合、外国語学部に行ったとしても英語を話せるようになるとはあまり思えませんでした。授業や日常生活において日本語を使う機会の方が多いと思ったので。それでは4年間の時間が勿体無いなと思ったのです。

鈴木
日本の大学に在籍して交換留学の制度を使うことや、休学してワーキングホリデーという選択肢はありませんでしたか?

竜青君
そのような選択肢も検討しましたが、自分には合わないと思いました。

鈴木
どのような部分が合わないと思ったのですか?

竜青君

僕の性格的に大学に進学した場合は友達と遊んでしまい、だらけてしまうと思いました。そのため、海外に出て厳しい環境の中で英語の勉強をしたいと思いました。

また、友人関係も一度リセットになるので、より勉強に集中できる環境を手に入れられると思いました。

鈴木
何故そのように感じたのですか?

竜青君
たまたま、高校3年生の8月に2週間 iYESに語学留学に来たことがあります。その経験から、「英語を勉強するなら海外で!」という意識をもつようになりました。

鈴木
何故iYESに語学留学をすることになったのでしょうか?

竜青君
偶然母の旧友がスービックに住んでおり、旅行に行くことになりました。その期間中、語学学校に通ったのが最初のきっかけですね。

鈴木
親の勧めで語学学校を選びましたか?

竜青君
高校時代の留学に関してはそうですね。親の旅行のついでに英語の勉強をした感じだったので。ただ、今回の長期留学の時は、自分自身がフィリピンのスービック、iYESで勉強することを決めました。

鈴木
まず初めに他の国ではなく、フィリピンを選んだ理由を教えてください。

竜青君

初めてのステップとしては、フィリピンがいいなと思いました。

その理由は、フィリピン人の英語が個人的にはすごく聞きやすかったからです。ビギナーレベルから始めるには、ちょうど良いと感じました。

鈴木
どのような点が聞きやすいと感じたのでしょうか?

竜青君

イントネーションの部分ですね。僕は京都出身で多くの外国人旅行者と話す機会があったのですが、その際にアメリカやヨーロッパの人が話す英語のイントネーションは難しいと感じていました。

トーンの上げ下げが難しいというか。フィリピン人の英語のイントネーションは、日本人に似ているような感覚があり、その点で聞きやすいと思いました。

鈴木
その他にフィリピン人の英語について、何か感じたことはありますか?

竜青君
英単語という点でも、比較的簡単なボキャブラリーを使っているなと感じます。英語が公用語ではありますが、ネイティブではないからかと思います。

鈴木
次にスービックというエリアや、iYESを選んだ理由を聞かせてもらえますか?

竜青君
セブやクラークなどに結構知り合いがいるので話は聞きました。しかし、2週間の短期留学の経験から、感覚的にスービックがあっていると感じたのでスービックにしました。

鈴木
iYESを長期留学でも選んだのは何故?

竜青君
他の語学学校は行った事ないので比較は難しいのですが、高校時代の2週間の短期留学でも英語が上達したのを感じられたから選びました。

鈴木
高校時代の短期留学でフィリピン英語を体験できていたのは良かったですね。

竜青君
そうですね。

 

→ 高校時代の短期留学の思い出。

 

語学学校での生活

鈴木
それでは、現在の1日の大まかなスケジュールを教えてください。

竜青君
毎日4コマ(50分×4)の授業を受けています。午前中から授業を受けて、途中ランチ休憩を挟んだ後、3時半まで授業を受けています。その後はフリータイムですね。

鈴木
意外と授業数は少ないように思うのですが、何か理由はありますか?

竜青君
語学留学開始直後は、母親の知り合いが経営するホテルでインターンもしていました。授業の後にインターンをする感じでしたので、4コマにしました。今はインターンをしていません。

鈴木
ホテルでのインターンはいかがでしたか?

竜青君
到着直後は英語が全然できなかったですし、働いた経験がアルバイトを含めてなかったので、非常に苦労しました。

鈴木
どのようにして、インターンでの業務を英語でこなせるようになったのでしょうか?

竜青君

iYESでは個人の希望に沿ったカリキュラムを準備してくれます。僕の場合、お客様対応など実際の業務を想定したスピーキングの授業や、ホテル業務で使用する専門的なボキャブラリーの授業を受けました。

授業で勉強した後に実際のインターンでその内容を使ったので、自然とインターン業務を英語でこなせるようになっていました。

 

→ ヘッドティーチャーと。カリキュラムの相談をたくさんしました。

 

鈴木
ちなみに、留学前の英語力はどの程度でしたか?

竜青君
英検準2級は取得していました。文法的な部分に関しては、最低限の勉強は日本でしてからきました。TOEICやTOEFLなどは受けたことがありません。

鈴木
今の英語力はどのような感じでしょうか?

竜青君
こちらでテストを受けていないので、客観的には分かりません。ただ、英語力の向上はスピーキングという点でも、文法的な理解という点でもしっかりとできていると思っています。

鈴木
どのような時にスピーキング力の向上を感じることができるのでしょうか?

竜青君

最初に来た時は日常会話も難しかったですが、今は日常会話なら問題はありません。昔は英語を聞いてから理解し、話すまで考える時間が必要でした。

現在は英語を英語として捉え、反射的に話せるようになっています。今はだいぶ自然な会話のキャッチボールができるようになりました。

鈴木
文法的知識の向上を感じる時はどのような時でしょうか?

竜青君

会話をしている時に、誤った文法の文章に違和感を覚えるようになりました。フィリピンでは公用語が英語とはいえ、ネイティブではないので文法のミスなどが時々あります。

三人称単数のミスとかに自然と気付けるようになりました。実際の文法的な知識をコミュニケーションの場で理解できるようになりました。

鈴木
どのようにしたら、そのような英語力を身につけることができましたか?

竜青君
授業で文章を見て、聞いて、覚えて、実際にインターンや生活の中で使ってみる機会がたくさんありました。先生も繰り返し教えてくれたので、身についたと思っています。

 

→ マンツーマンレッスンの様子。

 

鈴木
インターンを終えた現在、カリキュラムはどのようなものですか?

竜青君
よりスピーキング力を向上したいと思っているので、スピーキングに特化したカリキュラムを組んでもらっています。生徒の希望や状況に沿って、先生たちは柔軟にカリキュラムの対応してくれていると思います。

鈴木
留学期間中に状況が変わることありますよね。その対応のきめ細かさは、長期留学者にとっては大切ですよね。

竜青君
そうですね。渡航前は意識しにくい部分かと思いますが、カリキュラムの柔軟性などは長期留学者こそ、しっかりと調べておいた方が良いと思いました。

鈴木
どのような授業内容ですか?

竜青君
例えば、先生にお題を出してもらって即興で話すなどの内容です。先生がすごく多くの引き出しを持っているので、たくさん話すことができるのが良いですね。

鈴木
マンツーマンの授業は合っていますか?

竜青君
初心者こそマンツーマン授業の方が良いと思います。グループ授業だと話す機会が限られてしまいますし、他の学生がいると集中できにくいですし。マンツーマンレッスンを沢山受けられることが、フィリピン留学の醍醐味だと思います。

鈴木
フィリピン人の先生は、どんな感じでしょうか?

竜青君
フレンドリーな人ばかりですね。国民性だと思うのですが、おしゃべりが大好きです。こういうところもマンツーマンの授業には向いているかなと思います。すぐに友達みたいになりましたね。特に英語のレベルが低かった時は、その親しみやすさがありがたかったですね。

鈴木
友達みたいとはどんな感じですか?

竜青君
授業で色々と教わることは当然ですが、授業外にみんなでゲームをやったり、ご飯を食べに行ったり、遊びに行ったりします。ランチ休憩とかも、自然と英語の授業みたいになっていて、お得だなと思いますね。(笑)

 

→ 先生や友人とボキャブラリーゲーム。

 

鈴木
距離感が近いところがフィリピン留学の魅力でしょうか?

竜青君

そこは大きいと思います。私にとっては友達と一緒に勉強する、教えてもらうみたいな関係がすごく居心地が良いですね。ただ、他の語学学校にいる友人の話を聞くと、先生と生徒という関係を厳格化する学校もあります。大規模校になると、その傾向は多いようです。

とは言え、全員が先生との距離感が近いのが好きというわけではないと思います。今後留学を検討している方は、留学前に知人が語学学校にいれば話を聞く、エージェントを通す場合でも現地の生徒と話す機会を作ってもらって情報を聞く、様々なコラムを読むなど工夫をすることで、ご自身の性格に合った学校を選ぶことで充実した留学生活が送れると思いますね。

 

まとめ

前編では竜青君が高校卒業後に語学学校へ進学した経緯や、留学先としてフィリピン・スービックを選んだ理由、在籍する語学学校の特徴やフィリピン留学の魅力について語っていただきました。

高校生の皆さんに、少しでもリアルな情報が届けられていれば嬉しいです。

コラムの後編では、フィリピン・スービックでの生活や留学終了後にどのようなキャリアを形成したいのか、赤裸々に語っていただきます!後編も乞うご期待!

 

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