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外資系シニアマネジャーから見た若手ビジネスパーソンが英語を勉強する重要性とは?(後編) ~iYES Language School~

公開:2020/02/03 著者:鈴木 智也 214 Views

本コラムでも前編と中編に引き続き、フィリピン・スービックの語学学校に留学中のNoriさんにインタビューをしています。

前編と中編を見ていない方は、是非そちらもご覧になってください!

 

 

後編となるこちらのコラムでは、留学先のiYES Language School(以下iYES)の雰囲気やスービックの生活環境についての感想や、英語を勉強された上での今後のキャリアプランなどについて教えていただきました。

また、若手ビジネスパーソンが英語を勉強する重要性についても教えていただきました。

若手ビジネスパーソンの方だけでなく、今後就職を控えている学生の方まで幅広い方に見て頂きたい内容です。

 

iYESの雰囲気

鈴木
今回勉強されているiYESの雰囲気について、どのように感じられましたか?

Noriさん

年齢や国籍、先生や生徒、インターンなどという立場関係なく、ファミリー感があって風通しの良い環境だと感じました。正直年齢的に他の留学生は若い方が多いので、最初はジェネレーションギャップあるかと思いましたが、全くそんなことはなかったです。

渡航した直後にクリスマスパーティーに参加させてもらい、その時に口にマシュマロを詰め込まされて、発音ゲームをしました。40歳を過ぎてこういうことすると思いませんでしたが。(笑)そういうのも含めて楽しかったです。非常に良い経験になりました。

鈴木
マシュマロの件はすいません。(笑)iYESを代表して謝罪させてください。(笑)他の生徒さんとの関係性などはいかがでしたか?

Noriさん

社会人経験の方だけでなく、若い年齢の人と食事などで交流する中で若い人のパワーを感じることができ、イメージが変わりました。海外にいる方は自分の信念を持っていたりする人が多く、刺激をもらいました。20代の方とは仕事を含めて話す機会が少ないので、これも良い経験になりました。

鈴木
学校スタッフなどはいかがでしたか?

Noriさん
全く問題なかったです。生徒をしっかりと見ようとしてくれていました。在籍する生徒がいかに勉強しやすい環境になるか、気にかけている感じがありました。単語テストのサンプルを作ってくれるなど、そういう姿勢が良かったですね。

 

→ iYESのクリスマスパーティーでマシュマロを食べさせられた思い出。

 

スービックの生活環境

鈴木
そう言ってもらえて、インターン一同嬉しいです!iYESのあるスービックの生活環境について聞かせてください。治安はどのように感じられますか?

Noriさん
治安の問題は特にありません。渡航前は出張で行くことの多いヨーロッパと比較して正直フィリピンに対してネガティブなイメージがありましたが、それは先入観だったことがわかりました。

鈴木
食事の面ではいかがですか?

Noriさん

ご飯が主食で、非常に良かったです。フィリピン料理は味付けが日本寄りの感じなところも良いです。語学学校や滞在しているホテルの周辺には日本料理や韓国料理を食べられるレストランも多くあるので問題ないです。

フィリピンは物価が非常に安くて、おいしものを食べられるのが良いですね。ビールとしゃぶしゃぶで1,000円を切るなんて、日本ではありえないですから。

鈴木
安くて美味しいご飯が食べられるのはフィリピン留学の魅力ですよね。環境面はいかがですか?

Noriさん
大気汚染など、特に気にならないです。昔行った北京とかの方がひどかった印象です。また、スービックは人の数が限られているので、ごみごみとした東南アジア独特の作り・風貌・匂いを感じることもありません。

鈴木
勉強に集中できる環境でしたか?

Noriさん
そうですね。社会人は静かな環境での留学を望むと思うので、スービックは丁度良い環境だと思います。

鈴木
スービックのすぐ外のオロンガポには行かれましたか?

Noriさん
はい、行きました。

鈴木
オロンガポは一般的なフィリピンの環境だと思うのですが、あのような場所で語学留学をするとしたら、どのように思いますか?

Noriさん

人や車の交通量・騒音が気になってしまい、勉強するには多少ストレスが溜まると思います。スービックでは簡単にオロンガポを行き来できるので、レッスンのない日に刺激を求めて外に出かけるくらいでちょうど良いですね。

スービックの安全な環境と、少し歩くだけでリアルな東南アジアを感じられる二面性があるのがちょうど良いですね。

 

→ 学校近くの行きつけの韓国料理屋のランチ。

 

今後のキャリアについて

鈴木
今後のお仕事では、どのように今回の経験を活かしていきますか?

Noriさん
個人としては、出来ればダイレクターのポジションを目指します。

鈴木
ダイレクターとはどのようなポジションなのでしょうか?

Noriさん
日本語でいうと取締役くらいでしょうか。現在自社にはシニアマネジャーと取締役の間に役職が存在しません。もっとハードに勉強しなければ当然不可能ですが、フィリピンに来させてもらったので目標は高いです。

鈴木
凄いレベルの目標ですね。

Noriさん

目標・志は高くチャレンジしていきます。燃えますね。この年齢で目標があって、そこに対する高いハードルにチャレンジできる環境があるのはありがたいですね。

日系企業の場合は、上がりのポジションが見えているケースもあると思いますが、ヨーロッパ系の私の会社は違います。何も目標がなくただ単に仕事をするのではなく、自分でポジションを手に入れられることが魅力ですね。

鈴木
組織に対しては、いかがですか?

Noriさん

2つの観点から活かしたいです。あくまで私の勝手な考えですが1つ目は経営陣が今よりさらに経営に特化した新たなチャレンジをする時間を作りたいです。現在経営陣は長期的な戦略を練った上で、それをヨーロッパの本社に英語でレポートをしています。

英語のレポートの部分などを少しでも私ができるようになれば、その分当然経営陣に時間が生まれると考えるので、是非チャレンジしていきたいですね。

鈴木
もう一つはどのようなものでしょうか?

Noriさん

英語ができることで、キャリアアップした社内での成功事例になりたいです。中途入社者しかいない会社なのですが、近頃入社してくれる人は英語ができる方が増えてきています。

そういう人だけでなくて入社10年以上、45歳過ぎてからでも努力次第で英語ができるようになり、キャリアアップしていくことで社内の若手に刺激を与えたいですね。

鈴木
社内の雰囲気を変えるということでしょうか?

Noriさん

そうですね。私が英語をできるようになることで、あの人でも英語できるようになったのだから、自分も挑戦しようというマインドを持ってもらいたいですね。残念ながら現状は、英語は無理というという人が多いです。

そうではなく、彼ら自身が英語を話せることで武器が増え、そのことで人生の選択肢が増えることに早く気付いてもらいたいですね。外資系ですから外国人とコミュニケーションを取る機会が当然あります。

若い人が仮に英語ができるようになれば外国人とコミュニケーションをとる機会もありますし、そのことでよりユニークな発想を得られるようになると思います。英語ができるだけで、個人としても会社としても世界は広がると思います。

鈴木
今回の留学を応援してくださったご家族には、どのように今回の留学での経験をお伝えしようと思っていますか?

Noriさん
早いうちに家族で海外旅行に行きたいと思っています。子供は英語を勉強していますし、子供が大人になる頃はもっと英語が当たり前になると思っていますので、そのサポートしたいですね。

鈴木
お子様の英語だけを考えるとアメリカなどの選択肢もあると思いますが、どうでしょうか?

Noriさん

いきなり欧米に行くことはハードルが高いように感じます。マンツーマンレッスンではなく、グループレッスンが主流なところも懸念事項です。また、移動に十何時間もかけて、物価の高いところに行く必要はないと思います。

フィリピンならば授業料や食費などを含めて考えたら、半分から1/3くらいの費用で済むことも魅力的です。

鈴木
やはり海外でしか出来ない経験はありますか?

Noriさん

そうですね。海外に行くことで視野が広がるメリットを今は実感しています。それを若いうちに子供には味わってほしいので、海外経験を積ませたいですね。

次の夏休みに、1週間程iYESに子供と親子留学したいと思っています。フィリピンは物価が安くて移動時間も短く人々も優しいので、最初に海外経験を積むには良いところかなと思っています。

鈴木
そう言ってもらえると、嬉しいです!何故iYESが良いと思われますか?

Noriさん

先生やフィリピン人のフレンドリーさ、スービックの環境面が魅力的です。親子留学となるとフィリピン人が一緒に遊びやご飯に行くなど、どこまで面倒を見てくれるかが大事だと思っています。

その点、iYESなら心配がないと思っています。また、フィリピンなら町の食堂などで子供同士での触れ合いなども期待できそうなのも魅力的です。発展途上国を小さい頃に子供に見せるのも大事かなと思っています。

海外旅行を通じて新たな気付きが生まれると思うので、それを踏まえて自分なりの夢や考えを持ってくれたら嬉しいですね。

 

→ 現地の大学でコーヒーについてのレッスンに挑戦。

 

若いビジネスパーソンが英語を勉強すべき理由

鈴木
最後に、若いビジネスパーソンが英語を勉強する重要性を教えていただけますか?

Noriさん

今後は必ず英語が必要になると思います。それは日系企業も外資系企業も関係ないと思っています。ここから先は、英語を勉強して国際化に対応できないと厳しくなるでしょう。

もし若いうちに気付けないと、定年まで仕事がないかも知れません。現実的なところでは早期退職が日系企業でも増えてきているので、早い内に英語の重要性を気付いて勉強を頑張って欲しいですね。

鈴木
何故若いビジネスパーソンは、英語の重要性に気付きにくいのでしょうか?

Noriさん

若い時は現場の業務が多くなるので、英語の必要性に迫られていない部分が大きいと思います。そのため、将来のことに気付けていないことが多いと思っています。

40代で気付いても既に手遅れで、遅くても30代前半までには気付いて対応すべきだと思います。

鈴木
留学を通じて、若いビジネスパーソンはどのようなものが得られると思いますか?

Noriさん

英語力は当然そうですが、様々な考え方を得られると思います。海外で出会う人とは、年齢や立場を関係なく話ができることが多いです。

語弊があるかもしれませんが、日本の閉鎖的な環境では難しい部分もあると思います。それが会社や世代、国籍を超えてできるので、そこから得られるものは未知で面白く、新鮮なものだと思います。

将来を見据えてグローバル化の時代の流れに乗り遅れないための一歩を踏み出して欲しいと思います。

 

→ iYESの卒業式。

 

【まとめ】 若いうちに世界を経験しておこう!

前編・中編・後編に渡るNoriさんのお話はいかがでしたか?

Noriさんの実体験に基づく今回のお話は、若手ビジネスパーソンの方や今後就職を控える学生の方にとって、英語の勉強が今後どれほど重要なものになるか気付いていただける内容だったと思います。

また、現在親子で海外旅行あるいは留学を検討されている方には、スービックの生活環境やフィリピン人のキャラクターなど非常に参考になるものだったと思います。

 

会社や同僚の方とご家族、すべての方に応援されている姿は特に印象的で、仕事と家庭を両立させていらっしゃったからこそだと感じました。

私も将来家庭ができた時、Noriさんのようになりたいなと思いました。

ただ、今は家庭がないからこそ自由にできるので、その期間を大事に自分に投資をしていきたいと多くの刺激をもらいました。

 

若いビジネスパーソンや学生の方には、是非しがらみの少ない間に海外に飛び出して欲しいなと思います。

 

このコラムが海外に挑戦してみたい誰かに届き、その一歩を踏み出す助けになれば嬉しいです。

 

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