フィリピンで格安短期留学!セブのCPILSで学んだ1週間の短期留学体験談 | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

フィリピンで格安短期留学!セブのCPILSで学んだ1週間の短期留学体験談

公開:2020/03/28 著者:長谷川 優 491 Views

海外留学に興味があるけど、勇気が出ない、お金がない、格安留学ってどうなの?

1週間から留学出来るけど意味あるの!?など、様々な理由や疑問で飛び出せずに迷っている方は多いのではないでしょうか?もちろん、私もその1人でした。

 

私がちょっとの勇気で踏み出して、フィリピンのセブ島留学に挑戦しました!

 

私がフィリピン留学したのは少し前の話になってしまいますが、英語学習と海外旅行にハマってしまった原点となったフィリピンでの格安留学についてお話ししたいと思います。

私が格安留学を決めた理由

フィリピン留学を選択した理由は、完全に「予算」です。

当時、私は学生でしたし、親に頼れる家計状況ではなかったので、自分の貯金や奨学金の一部を利用して留学をするしかありませんでした。

 

それでも、「英語を身につけたい!知らない世界を見てみたい!」という思いを諦めきれず、調べるうちに格安留学について知りました。

 

1週間からでも留学可能ということで、思い切って挑戦することにしました。

大学を休学する余裕はないし、看護学生の夏休みって他と比べるとそんなに長くもないのです。なので、夏休みの合間を縫ってのお試し程度の気持ちでした。

 

セブ島の語学学校の概要

私がお世話になった語学学校は、セブ島にある CPILS(Cebu Pacific International Language School) と言う学校です。フィリピン留学の中では、老舗の語学学校になります。

生徒は日本人と韓国人が半々くらいの印象。たまに南米やヨーロッパからの生徒もいるそうです。

当時の費用になりますが、1人部屋で1週間、レッスン料、学生寮の宿泊費、食事3食付き、空港送迎全て込みで当時およそ5万円でした。

 

現地には日本人スタッフもおり、到着時から滞在中にはとてもお世話になりました。出発前の日本語でやり取りができ、申し込みなどメールや電話でサポートしてもらっていました。

航空券も学校側に依頼した記憶があります。急に決めた渡航だったことや、北海道からだったので直行便がないことなどから、ソウル経由で往復10万円くらいでした。

当時は本当に無知で、格安航空や航空券比較ということすら知りませんでしたから、航空券はもっと節約できると思います。初めて1人で国際線を乗り継ぐのはとても緊張しました。

 

物価は日本と比べて安いので、外食や週末のアクティビティ費用、お土産などで2~3万円ほど持って行きました。

物価について特に鮮明に覚えているのは、ドライマンゴーが日本の約半額で購入できる!ということです。フィリピンと言えば、マンゴーとバナナのイメージが強いと思いますが、季節が合わせて行けば美味しいマンゴーがたくさん食べられますよ!

マンゴーが大大大好きな私は、大量のドライマンゴーやジャム、クッキーなどのマンゴー製品を買えるだけ買って、スーツケースに詰めて帰国しました。

 

→ フィリピンではマンゴーが驚くほど安価で食べられます!

 

レベル分けとレッスン内容

多くの語学学校と同じように、毎週月曜日からクラスが開始となっています。レッスン開始前に、レベル分けテストがあります。面接スタイルで1人ずつスピーキングテストをしたのですが、なんせ初めての経験だったので強く記憶に残っています。その反動で、筆記試験の記憶はほとんどありません…。(笑)

レッスンはマンツーマンクラスが2コマ、3~4人の少人数のグループクラスが1コマでした。マンツーマンレッスンでは、話さないと何も進まない上に気まずい雰囲気になってしまいます。

そのため、「意地でも何か話さなければ!」という気持ちになり、単語を無理矢理並べてでも何かを発して伝えようとしていました。文法や発音などの間違いを恐れず英語を話すトレーニングになったと思います。

 

先生は私と同じくらいの年齢層が多く(当時20代前半)、全員フィリピン人でしたが、訛りは全く気になりませんでした。初めての留学だったので、私自身が訛りだのアクセントだの気にしていられるレベルではなかったのですが、とても良くトレーニングされた先生方とのことです。

超短期間だったにもかかわらず、最後のレッスンの日に先生からお手紙をもらって、初めての英語で書かれた手紙ということもあり、とても嬉しかったです。私も何か一言でも用意しておけばよかったです…。

Facebookなどを気楽に連絡先交換できるオープンな関係だったので、帰国後もSNS上ではありますが、やりとりは続いています。ちなみに、学校によってはトラブル防止のために禁止しているところもあります。

 

→ 少人数で行われるグループクラス。

 

学校生活とセブの治安について

生活する部屋やダイニングルーム、売店やジムなどは学校内に併設されているので、クラスルームまでは数分で着きます。部屋にはバスルームもついていますし、勉強用の机もあって結構便利でした。

常夏のフィリピン。覚悟はしていましたが、同期の部屋にはゴキブリが出たとのことでした…。北海道出身の私は当時、ゴキブリなんて見たことがなく、かなり怯えていましたが幸い1週間のうちに遭遇することはありませんでした。

ちなみに、外壁には小さなヤモリがたくさんいて、これまた驚きましたが、すぐに慣れました

 

当時、私は極度の人見知りで、「知らない人と部屋をシェアするなんて出来ない!」と思い1人部屋を選びましたが、これは自分の中でかなり後悔しています。なぜなら、レッスンはマンツーマン、少人数クラスは全員日本人だったので、先生意外と英語を話す機会がほとんどなかったからです。

幸い、バッジメイトという同日に入学してきた日本人のルームメイト達の韓国人グループと知り合い、放課後一緒に遊んだりディナーに行ったりと英語を使っての生活を楽しむことが出来ました。ですが、部屋でも英語を使っていたら、さらにスピーキングの練習になっていたワケで、そこは後悔しているポイントです。

もちろん、日本人との出会いもかけがえのないものですけどね。ですが、レッスン以外で英語を使って会話力を伸ばせるかは環境がかなり大事だと思います。もちろん、1人部屋のメリットもあるし、複数人部屋のデメリットもあるかと思いますが、英語力をより伸ばしたいなら相部屋の方が良いです。

 

私個人としては人見知りということで1人部屋にしてしまった部分を後悔しているので、勇気を持って飛び込んでみるのも大事なことだと学びました。

 

治安についてですが、学校の出入り口には警備員が常時数名いて、外から見るとまるでVIPが入るような場所のように見えました。それは、「学校の外ではそのくらいの警戒心がないといけませんよ。」ということを意味します。

特に女性は外を1人で歩かないで団体行動をするか、出来れば男性と一緒が良いとも言われました。

CPILSのキャンパスは市内に位置しており、基本的に学校周辺の治安はそこまで極端に悪いと言うことではありません。しかし、「留学生=お金がある」と思われることもあるから、留学生は狙われやすいとのこと。

 

最初に凄く脅かされた感じでしたが、用心のため誇張してアナウンスしてくれているのかな…と。お陰で何事もなく楽しい放課後生活を送ることができました。

 

体調管理にも用心!

校内には、ミネラルウォーターを補給するタンクがあちこちに設置してあります。理由は、水道水をそのまま飲むと、お腹を壊してしまう危険性が高いためです。

歯磨きやうがいもミネラルウォーターでした方が良いという話も聞いていたので、結構気をつけていました。しかし、たった1週間の滞在なのに見事にお腹を壊してしまいました…。

フィリピン人の先生は普通に飲んでいるって言っていたのに…そこまで違うものかと思うくらい辛かったです。

 

ちなみに、水か食べ物にあたった時は、下痢止めは飲まず、体から毒素を出しましょう。そして脱水にならないように、水分補給をしてください。

 

スポーツドリンクの粉末を日本からお薬代わりに持っていくと、電解質を補給できるので、こういった時に便利です。

ただでさえ蒸し暑い国ですから、普段から熱中症対策として持って行くのも良いと思います。

個人的には、このお腹を壊した一件で、スポーツドリンクの粉末は海外旅行の必需品となりました。

 

帰国前の週末アクティビティ!

5日間のレッスンを終えて、あっという間に卒業してしまいました。せっかく常夏のリゾート地であるセブ島に来たのですから、帰国前にアイランドホッピングというアクティビティに参加することにしました。(前日までお腹を壊していましたが、何とかなりました。)

船に乗って近くの島へ行き、シュノーケリングをしたり豪華なランチを食べたりしました。初めてのシュノーケリングは、カナヅチの私にはちょっと怖かったのですが、初めて見るキレイな海の中の世界を見ることが出来て感動しました!

私は北海道の海沿いで生まれ育ちましたが、地元の海は遊泳禁止だったのです。そのため、このような経験は今までしたことなかったので、本当に感動しました。

 

→ 帰国前のアクテビティでフィリピンの海を満喫した!

 

セブ留学の総論

たった1週間のセブ留学でしたが、マンツーマンレッスンを通して英語をとにかく自分から発するトレーニングが出来たのは本当に大きかったです。

 

僅か1週間の短期留学であっても、話す機会はたくさんあったので、英語を会話のコミュニケーションツールとして使う楽しさを学ぶことが出来ました。

 

改めて、「英語をもっと使って向上させたい!」という思いが強くなり、それが翌年のフィジー留学につながりました。そして、その次へ、次の次へ、そして今の海外生活につながっていくことになります。(笑)

短期であろうと初めての留学は、迷いや不安がつきものです。最初から長期で飛び出す勇気が無いなら、私のように1週間からの海外旅行感覚のスタートでもいいと思います!

それだけでも勇気のいることは私自身が経験していますので、良く気持ちが分かります。

 

ですが、フィリピン留学に一歩踏み出した決断と行動が、人生の新たな選択肢を与えてくれました。

 

このフィリピン留学の体験記が、留学を決断できずに迷っている方々の背中を押すことが出来たら嬉しく思います。

次回は、フィジー留学の体験記を書きたいと思います!

 

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