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【フィリピン留学】フィリピンからロックダウンの現状をお伝えします!

公開:2020/04/01 著者:佐藤 高史 3016 Views

自宅待機指示が出ているフィリピンですが、軟禁生活がこんなにも退屈で生産性の無い暮らしだとは予想以上です。

私はクリエイティブ性が高い訳でもないし、登録者数1,000人とかいるユーチューバーでもありません。だからと言って、勉強しようって机に向かえるほど向学心がある訳でもない至って普通の人間です。

日本のニュースを見ていると、渋谷なんかは普通に皆でカラオケしている人もいるようですね。いつも通り満員電車で通勤しているヒトも多いようで、ほとんど変わらない生活を過ごしているようで正直めちゃくちゃ羨ましいです!

 

フィリピンで今カラオケ行ったりしたら、最低でも警察にしばかれます。その前に営業してないか…。最悪捕まることも考えられるので、悪ふざけでもそんな事が出来ないような結構マジで皆が自粛生活に取り組んでいます。

コロナ感染者が半分以上を占めるマニラ近郊では無意味に夜8時以降の外出や、外出許可書を持たないで外出するとあっさり捕まってしまうようです。その結果、マニラ市の拘置所は超過密状態が続いています。

囚人たちは窓の無いトイレで5~6人一緒に便器の横で寝たり、手足は隣のヒトの腰や膝に置いたり寝返りも勿論出来ないような状況だそうです。

 

そんな過密状態って経験したことないですよね。知らないオッサンがパーソナルエリア(半径1メートル以内くらい)にいるだけでも嫌悪感を抱くのに、目の前に鼻毛出てる顔があったりしたら最悪過ぎて寝れません。鼻毛出てる女子の方が断然カワイイ。

これはまだ一つの例ではありますが、3月中旬以降から日本とフィリピンのコロナ対策は全く異なります。フィリピンではかなり厳しく取り締まれていますが、フィリピンがどんな状況なのかはツイッターでフォローしない限り日本からは解らないですよね。

私の住んでいるクラークエリアは、マニラからバスで2~3時間程の距離で同じルソン島ですが地方都市の1つとして位置づけられます。同じルソン島ですが、マニラ近郊に住む友人や日本人のツイートを見ていると、マニラ近郊は地方より警察官がガチです。

 

先にも伝えた通り一家に一枚の外出許可書を持参しないとマニラでは捕まりますがクラークエリアではまだ大丈夫そう…と言っても外出許可書持参は必須です。

 

そのクラークエリアでも隔離生活(近所のスーパーやコンビニなら外出可能)が一週間経ち、現場ではどのような状況なのかを今回もお伝えしていきます。

ローカルエリアであるクラークの概況

ちなみに、現地ではタクシーやジプニーといった公共の交通手段は停止となっており、トライシクルというサイドカーみたいな乗り物しか営業していません。

しかし乗客が激減しているせいか、トライシクルも僅かに走ってるくらいなのでトライシクル使って移動したはいいけど、帰りが捕まらない可能性が大きいです。

そのため隔離生活中の私は基本チャリで移動です。日中の気温が37℃で炎天下のチャリは15分走っただけでも結構暑いんです。

 

 

3月30日(月)時点のクラーク周辺。まずはフィリピンの代名詞とも言えるジョリビーですが、ドライブスルーのみ営業。店頭で食べられないとなると、無性にあのチキンをかじりたくなります!

ドライブスルーなら可能?俺はチャリをドライブしている。だからチャリでドライブスルーいけるんちゃうか?!と思い、早速チャリでドライブスルーしてみまーーーせん!しません!大人ですから。

 

 

エリア毎に設置されているチェックポイントは相変わらず厳重です。

毎回思うのが、チェックしている自衛隊みたいな格好している人達、厚着しなければならない上に外での仕事は本当にお疲れ様です…と日本語のニュアンスで伝えたいです。

 

 

3月27日(金)に翌日から近所のこのスーパーも閉まるという噂が蔓延し、当日は激混雑していましたが、何故か普通に営業しています。

日本でもあるように、この不透明な確実性の微妙な情報が出回るのは至って普通のコトです。フィリピンに長年滞在しているヒトは理解できるんですが、情報が本当に錯綜します。

そしてコロッと覆ったりするので、これはもう慣れて想定内のコトとして考えるしかありません。

 

 

道中のバランガイ(町を構成する自治単位、武蔵小杉とか早良区とかざっくりそんな感じ)の出入り口にはこのように設置されています。このバランガイIDを持っていないと通行出来ないことになっています。

 

フィリピン最大級のコリアンタウンの状況

 

チャリで15分くらいでしょうか。いつもは多くの韓国人とネエチャンたちで賑わうフィリピン最大級のコリアンタウン。

近所に住む韓国人が車で食材を購入しに来ていますが、とにかくこのエリアに人が少ない。

 

 

 

オープンしているのは、ドラッグストアスーパーのみ。

この一週間以内で、ドラッグストアの店内が明らかに変化していることに気づきました。

 

 

飛沫感染予防のビニールが店頭スタッフとお客の間にビッチリと貼り付けられています。この徹底さを見て、コトがより深刻になってきているのを実感させられます。

コリアンマーケットの店内を覗いてみるとどうでしょう。

 

 

 

商品はいつも通り十分に陳列されています。これでフィリピンのインスタント商品を食べ飽きても安心です!コリアンインスタントを食べればOK!

そう私はジャンクフードが好きです。この時は食べた事の無いコリアンインスタントをしこたま買いこんで、バックパックに詰込み店を後にします。

 

 

コリアンタウンでは、一部のレストランとカフェはテイクアウトのみ営業しています。けど、「そこまでしてコーヒー飲みたいんかな?」と疑問に思いますがカフェやレストランはこんな状況でも営業せざるを得ないんです。

家賃は勿論、人件費も払わなければならないので少しでも稼ぐ必要があるんです。これは日本もどこの国でも同じ。

ヒトが集まって感染する場を提供するのは控えたいが、店側からしたら固定費を払わないとならない…。

 

 

それは路上販売しているフィリピン人も同じですね。たまたま見かけた路上のカニ販売。ってカニか?!しかも結構デカくて、野球のグローブくらいのサイズはあります。

 

 

ジロジロ見ていたら、おっちゃんが寄ってきて「1キロ500ペソやで!ほれ、買いね買いねー!」と上野のアメ横みたいなノリです。

4匹で3キロは軽くありましたが、カニを買ったことがないので安いんだか高いんだかよくわかりません。

 

 

買う気は無いけど調理方法を聞いてたら、通り掛かったアメリカ人が丁寧に「まずは水を沸かして、その中にカニとガーリックとなんやらかんやらぶっこむねん。そんでもって茹であがったら頭かち割って、かっ食らえばええんや。」みたいな説明…。

 

 

すごい真剣に説明してくれましたが調理が面倒なので、とりあえずセンキューセンキューです。

そしてこのアメリカンのおっちゃんは4キロほど買って行きましたが、こんな風に普通にアメリカンが出現するのがクラークならではの特徴です。

 

ダウンタウンの概況

 

カニ以外にもいつものストリートでは変わらないフィリピンらしい商品が並んでいます。写真はブコジュースというココナッツの果肉入りとほんのり甘いジュース。

 

 

カメラを向けると、みんなが笑って返してくれるのは変わらない日常ですね。

 

 

しかし、このローカルマーケット、お客の数がほんとにまばらで活気というものを全く感じられませんでした。

今はまだ僅かながらお客が買いに来ているけど、来月になったらここの人らはどうなっちゃうんだろう…と出口の見えない何とも言えない気分になります。

 

 

先週も訪れた近所のショッピングモールですがこちらも先週と同じようにスーパーのみ営業しています。

 

 

店内を一通り歩き回りましたが変わらず商品は十分に陳列されていて物流は滞りなく流通していることが伺えます。

 

 

みんなが大好きパンシットカントンもフレーバーが揃ってきてる!

 

 

トイレットペーパーゾーンにも十分在庫があるんですが、画像中央部分にある通りお一人様何個までという注意書きがあります。パニック買いを引き起こさせないためですね。まあでもこれだけの在庫があるコトがお客を安心させるアピールとなってます。

そんなら平和やなーと思っていたら、やっぱりこいつらだけがパニック買いされてます!

 

 

 

超人気の現地スナックとかっぱえびせんが無残な現場となっていました。

そして、今回は主食である食パンがほぼ無い!

 

 

これには驚かされました、先週来た時にはびっしりと在庫が陳列されていたのに、今回はまるまる無くなっています。

 

フィリピンのコロナ対策と現状

今回はコリアンタウンとダウンタウンエリアの現状をお伝えしましたが、政府からのコロナ対策に変化は無く、依然として外国人の出入国は出来ない状況。

フィリピン全土の感染者数は3月31日(火)時点では2,000人を超しました。

マニラの一部地域では、医療従事者に漂白剤を掛けるなど、有り得ないコトが起きています。半面、医療従事者に食事を提供しようという民間企業も動き始めています。

 

ではフィリピンのボリュームゾーンの貧困層はどうなのかというと、ドゥテルテ大統領が貧困層に4,000億円規模の経済支援計画を発表されましたが、これが末端まで行き届くのかも不透明。

既に一部地域では食料の配給が始まっていますが、聞くところではホントに一部のエリアだけで、しかもスーパーの袋くらいの食糧だけで2週間分。しかも一世帯当たりの人数とは関係なく、一律1家族につき1袋まで。

フィリピンにいると分かるんですが、バランガイというエリアには本当に多くの家庭が壁一枚で密集して暮らしています。

 

そんなに密集しているエリアを管理すること自体が不可能というのも分かります。けど、この状況を知って何も行動に移せないのはもどかしいだけ。

 

今オレができるのは何か…。そう考えた時に真っ先に浮かぶのがムハマド・ユヌス。2006年ノーベル平和賞受賞者でバングラデシュの経済学者でありマイクロクレジットの創始者です。

ざっくり説明すると、彼は貧困層の人々がお金を必要としていて、その金額が彼のポケットマネーで賄える額だったので、それならば貸してあげましょうというとてもシンプルなコトを実行したのが始まりです。

けど、オレの場合は無作為に何人もの人々にお金を貸すことは出来ません。そこまで自分も余裕があるわけでもない。けど出来るコトは今やる。

 

という事で、以前自分が持っていたお店のスタッフにコンタクト取ってみました。案の定、仕事もストップして給料も未払い状態であることを確認したので、とりあえず二人にお金をあげました。

フィリピンではGcashというキャッシュアプリがあり、仕組みはLINE Payみたいなやつです。そのアプリを二人にインストールさせて送金完了。

お金をあげる事に賛否があるのは承知ですが、今彼らは家族と共に生きるためのお金が必要なんです。だから、あげる。

 

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