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カテゴリー:ニュース

新型コロナウイルスの影響は日に日に拡大!多くの留学生がどんどんオーストラリアから緊急帰国!

公開:2020/03/24 著者:小林 晴妃 198 Views

前回までは、オーストラリアと日本で売っている生活用品の価格や質の違いについて長らく書いていきました。そんな最中、新型コロナウイルスの影響は日に日に拡大を続けています。

そこで、今回は昨今世界中で猛威を奮っているコロナウイルスの影響について、シェアしていきたいと思います。

 

オーストラリアは3月20日(金)から入国規制もはじまり、留学生やワーホリの入国もできない状況となってしまいました。

 

現在オーストラリアに残っている留学生やワーホリにとっては、留学そのものを続行することができるのか、はたまた緊急帰国せざるを得ない状況なのか非常に判断に悩みます。

オーストラリアの現状がどのようになっているのかレポートしつつ、学校側の対応、周囲の留学生の行動について紹介して行きます。

交換留学生は難しい立場

私はプロフィールにも書いてあるように、日本の大学に通いながら、休学扱いではなく単位をもらい、オーストラリアの大学に通っている学生です。そのため休学をして留学している方や、社会人で留学やワーホリされている方などは、自分で今後どうするか判断を決められます。

しかし、私のようなシチュエーションが最も自分で多くのことを決めるのが難しい立場にあると思います。なぜなら、交換留学生や、単位認定留学生などは日本の大学の指示に従う必要があるからです。

実際にオーストラリア以外の国に留学している多くの同学部の友人は、日本の大学から帰国要請があり、緊急帰国しています。これは日本政府が要請しているわけではなく、大学独自の要請です。

 

私の日本の大学は明確にWHOの定める感染症危険レベルに基づいて、帰国要請を出しているようですが、現在オーストラリアはそのレベルには達していないため、帰国要請は出ていない状況です。

そのため、このままオーストラリアにステイするのか、自ら帰国をしたいと申し出るのか、決断しなくてはならない状況です。現状、私の大学の多く留学生たちは、自国に帰る選択をしており、どんどん友人が帰国してしまっている状況を間近で見ているためです。

日本ではコロナウイルスの拡散などが収まりつつあり、トイレットペーパーが無くなるなどのパニックはもう解消されたと聞いています。ですが、オーストラリアでは現在、この10日間で750人近くの感染者が確認され、その急増ぶりから国民の多くが混乱している状況です。

 

そのため、スーパーマーケットの食料が無くなっていったり、生活用品の取り合いで暴行事件が起きたりするなど、パニック状態になっている都市もあるのが現実です。このような時に、やはり日本人の礼儀の良さやマナーの良さを感じてしまいますね。

とにかくオーストラリア人は食料をストックしておきたいと思っている家庭が多いようで、私たち留学生はかなり迷惑をしています。ですが、すべての食料が無くなったわけではなく、スーパー毎や都市毎で、ばらつきがある状況です。例えば、このスーパーには牛乳があるけど、このスーパーにはお肉類が全くないなど。

私も何軒かのスーパーをはしごして、欲しいものをやっと買えている状況です。私たち留学生は車を持っていないことが多いので、買い溜めをすることはもちろんできませんし、スーパーをはしごするのにもかなりの体力が必要なため、食料が無いことに少し焦っているのも事実です…。(泣)

 

オーストラリアの食料自給率は高い傾向にありますし人口も少ないため、一時的に食料が無くなったと感じても、少しすれば状況は落ち着くという見込みではあるようです。

 

しかし。これも不確かな情報にはなるので、どうなっていくのかはまだ誰にも分からないのが現状です。

 

オーストラリア政府や学校側の見解について

オーストラリア政府は3月18日(水)に非常事態宣言を出しており、20日(金)からオーストラリア人や永住権保持者以外の入国禁止、トランジットの禁止、出国も禁止しています。

 

いわゆる鎖国状態であります。しかし、私たちは日本国籍を持っているため、日本に帰国することは実際には可能です。複数の航空会社は、まだ何便かの日本までの国際線を運行していますが、ここ数日で全く無くなると予想されます。

なぜなら、カンタスグループ、ジェットスターグループなどの多くの日本線を開通している航空会社が5月末までの運休を決定し、現在の便も減便をしているのが現状だからです。

ただ、いくつかのアジア系の航空会社はこのような現状発表していませんので、飛行機の運行は非常に少ないですがフライト自体はまだある状況です。

 

しかし、まずそのアジア系の航空会社の母体となる国、例えばシンガポール航空であればシンガポール自体が入国禁止をしていればもちろんのことながらシンガポール航空もその線を運休せざるを得ません。

そのため、現在そのようなアジア系の航空会社を使って日本に帰るという方は、リスクが高い状況です。いつその国が入国禁止や出国禁止を発表するかも分かりません。

そのため、トランジットのために着陸した空港で足止めをくらい、そのまま出国できなくなる可能性も想定しておかなければなりません。

 

オーストラリア政府は、レベル4という1番上の感染症危険レベルを提示し、100年に一度の深刻な状況であることを再度、国民に知らせています。

 

政府はこの状況が6カ月間ほど続くことを予想しており、推定感染者人数や死亡者人数なども公表しています。そして前述したように、実際に感染した人が10日間で750人ほど増えたということについても、混乱を避けるためかあまり言及はしていません、

しかし、様々な禁止令を発令すると共に、国民に再度危険性を認識させ、感染防止に努めるように呼びかけています。

実際に私の感覚では、1月頃から2月末ぐらいまでの、日本の混乱などをネットニュースや家族から聞いていたので、「オーストラリアは数十人しか感染していないし、死者もいないから大丈夫だなぁ。」などと、つい数日前まで思っていました。

 

しかし、感染者や死者共に急激に増えていくことには非常に驚きました。それ以上に周りの友人や、他国に留学している友人たちが続々と帰国していくことが、事態の深刻さを知るきっかけになりました。

ですが、実際には私の現在通っているグリフィス大学では、大学、大学院、カレッジは、クローズになっていますが唯一、イングリッシュスクール(語学学校)だけは未だにオープンされていて、授業が続行されています。

なぜなのかは、先生に聞いても、インフォメーションセンターに聞いても、わかりませんでした。しかし、いつかはクローズされて、オンラインの授業になるのではないかと先生たちも予想しているようです。

 

実際に、私たち学生はオンライン授業をするにあたって、必要なラップトップやiPadなどの機器を持っているかなどのアンケートに答えました。

 

大学側もそのような対応をすることを考えてはいるようです。ただ、政府自体は学校に対して、休校するように要請はまだ出していません。

オーストラリア国内でオンライン授業に切り替えてやっている語学学校は、現状自主的に行っている形になります。

グリフィス大学を含む数校の語学学校は、まだ学生を登校させて授業を行なっているようです。

 

→ 私が住んでいる近所でも歩いている人は殆ど見かけない…。

 

オーストラリア人の反応について

オーストラリア人の反応は本当に様々です。例えば、コロナウイルスについて非常に心配し、政府の発表や推定感染者人数などの情報を鵜呑みにし、食料を必要以上に貯蓄している家庭も多いです。それは人間の行動として、正直なところ仕方ないとは思います。やはり、彼らも緊急事態の今、自分の家族を守りたいでしょうし、食料を十分に確保したい気持ちも分かります。

しかし反対に、「なぜ政府は大げさに言っているんだ?」と冷静なオーストラリア人もいます。私の住んでいるシェアハウスのオーナー夫婦もその意見派で、なぜ人々がパニックになり暴動が起きたりしているのか、恥ずべきだと言っていました。

しかし、実際に食料をストックしている場所を見てみると、いつも以上にパスタやお米など様々な種類の食料が、置いてありました…。(笑)結局、人はそう言っていても、自分たちを守りたいものなので、そうなるのでしょう。

 

そして、一部の教育が不十分な人たちは、アジア系の人々に対して差別的な発言をしているのも事実です。実際に多くの友人から、オーストラリア人から暴言を吐かれたり、侮辱行為をされたりした話を聞いています。

かなり悪質なものもあり、アジア系差別はさらにヒートアップしているのが現状であります。特に中国系の人々に対して、侮辱的な言葉を使うことが普通になってきているような気がします。

例えば、私のシェアハウスのオーナー夫婦でさえ、中国の食文化や中国人の習慣に対していつも否定するような発言を普通にしています。

 

ですが、彼らは中国人の生徒をホームステイに受け入れた事も何回もあるのです。そのような人でさえ、このようなことが起きると中国に否定的になってしまうようです…。

中国と言っても、何せ14億人近くの人口がいて、広大な面積の国です。都市部の人たちと比較的貧困層が集まる地域では、習慣や食文化など様々なことが違うでしょう。

私の多くの友人は中国にバックグラウンドを持っていますが、彼らはもちろん富裕層であり、良い教育を受けています。もちろん私たち日本人と同じような感覚を持ち、マナーもきちんと守りますし、本当に良い人ばかりです。ですが、なぜか中国人という枠で一括りにされ、批判の的となるのです。

 

海外の留学生について

上述の通り、私の多くの友人は、日本の大学側の帰国要請に従って、緊急帰国を余儀なくされている人が多いです。ただ、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドなどに関しては、未だ感染症危険レベルが高い位置に達していないため、現状は帰国を要請されていません。

ただ、今後国際線の運休は決まっていますし、その他の少ない航空会社の便も減便あるいは、今後運休されることが可能性として高いため、多くの学生がその国に拘束されないためにも、自主的に帰国しているのが現状です。

アメリカやオーストラリアでもコロナウイルスの蔓延が広がり出し、この2つのメジャー留学国が入国禁止や、様々な規制措置を取り始めています。留学エージェントや日本の大学の国際学部なども、対応に追われている状況です。

 

多くの留学生が同じような気持ちで、今後どうなっていくのだろう、今帰国するのが最も良い選択なのか、すごく悩む時期だと思います。

 

私も実際に、大学がこれからオンライン授業を実施し出し、自宅からの不要な外出禁止や、政府が町や学校を封鎖することも可能性としてはあり得ます。(政府は非常事態宣言を出しているため。)

そうなった場合、オンラインの授業だけで、家に閉じこもっている生活で、それは留学と言えるのだろうか…。普通であれば、大学に行って、外に出て、現地の友達や先生たちと会話をして、というような英語環境を増やすことが留学の大きな意義だと思います。

それが一時的ではあると信じたいですが、このコロナウイルスの件がいつ終わるのか誰にもわからない状況で、留学生は決断しなければなりません。

 

勉学のことだけではなく、健康面のことを考えてもコロナウイルスにかかってしまう恐れはあります。仮に感染してしまえば、隔離され治療を受けなくてはなりません。そのような状況になった時に、異国の地で家族の助けもなく、一人で病気を乗り越えなくてはならないことも心配の種です。

仮に感染すれば、今のシェアハウス先にも居られなくなるかも知れません。ホームステイも学生寮も感染者の受け入れを拒むことは容易に想像できます。軽傷の場合は自宅待機になるため、「感染 = 即入院」とはなりませんから、自分の滞在先があるのか不安になります…。

この非常事態の中で、どれだけ海外の医療制度が整っているのかも知らぬまま、治療することを考えると混乱しない人はいないでしょう。勉強のこと以上に、健康面での問題が最も心配されることなのです。

 

→ 「緊急事態だからこそみんなで助け合おう!」ということで、シェアハウスのオーナーが食事を提供してくれました。

 

飛行機の状態や実質的に帰国できるのか?

今現在、オーストラリアにいる私たちが確認できる範囲で分かっていることは、カンタスやジェットスターなどの大手航空会社は5月末までの国際線運休を決定しています。

運休開始までの残り数日間は、日本行きの便はありますが(2020年3月21日現在)、もうすでにジェットスターは予約をするフォームに行くと、完売と出てしまう部分が多々あります。

ANAなどの日系企業も運休を発表している他、もちろんこれが6月になれば元どおりになる確証もないわけで実質、次のフライトがいつから始まるのかは誰もわかりません。

 

そのため、多くの日本人がここ数日でオーストラリアを出国し、日本に急いで帰国しています。

 

このように、いつどうなるのかが本当にわからない状況になりつつあります。海外という異国の地で、非常事態とも呼べる状況の中、1人でこの時期を乗り越えるのは大変なことだと思います。

是非、こういう時は日本人同士が情報交換をしながら、助け合い、乗り越えていくべきだと思います。

また、オーストラリア国内で状況が変わり次第、記事を更新しようと思います。

 

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