カナダのワーキングホリデー出発前に行ったこと全てお伝えします! | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

カテゴリー:ワーキングホリデー

カナダのワーキングホリデー出発前に行ったこと全てお伝えします!

公開:2020/03/02 著者:吉山 壱正 231 Views

留学に行く人や興味がある人が思い浮かぶ疑問の1つに、以下のようなものがあると思います。

 

「留学経験者は、渡航前の準備期間にどんな生活を送っていたのだろう?」

 

僕の人生は留学を通して180度変わったわけですが、今回はそんな僕が「留学が決まってから渡航するまで何を考えていたのか?」「具体的にどんなことをしたのか?」についてシェアしたいと思います。

参考にできる部分とできない部分があるかとは思いますが、興味がある方は最後まで是非見てみてください!

僕が渡航前の準備期間中に行ったことは、大きく2つのジャンルに分かれます。

 

1つ目は、「現地の生活のために行ったこと。」です。

現地での生活は、留学する前から精神的にかなりタフなことが多くなることを予想していました。これらは、過去に留学していた先輩や留学中の友人から情報を定期的に仕入れていました。

良い面でも悪い面でもたくさんの経験をすると思ったので入念に準備をする必要があると思い、現地生活のために準備に取り掛かることにしました。

 

2つ目が、「自分自身のために行ったこと。」です。

これは自分自身の安心感を高めることや、自分自身の後悔をなくすための行動に該当します。

行った先で後悔なく生活するために、現地の留学生活で良いスタートを切るために行動しました。それでは、これから1つずつ詳しく話していきたいと思います。

① ワーキングホリデービザの申請・取得をした

僕ははじめに、ワーキングホリデービザの申請・取得をしました。

「ビザが何なのか分からない。」という方がいると思うので(僕の友人は知りませんでした笑)、軽く説明します。

 

海外に滞在するとなると、基本的に滞在国から発行されるビザが必要です。

 

カナダの場合、半年間未満であれば観光ビザと呼ばれるビザで入国や滞在が可能なので特に手続きは必要ありません。しかし、長期間に渡って滞在するとなると、特別なビザを持っていないといけません。

基本的に学生ビザかワーキングホリデーの二者択一です。

僕が選んだワーキングホリデーは、1年間という長期間で滞在するビザで、自分で申請・取得を行う必要がありました。

 

現地で働ける許可を貰える特別なビザなので、これを持っていなかった場合はもちろん働くことができません。学生ビザでは働けないので、本当に貴重です。

 

ワーキングホリデービザの発給数は国ごとに違うのですが、僕が留学をしたカナダでは1年間に6,500名にのみ発給されます。この6,500名という枠に対して、多くの人が申し込みます。

カナダにワーキングホリデーに実際に行くことができる人は抽選で選ばれるため、最悪の場合は取得できない場合もあります。

最初は頑張って自力でやろうとしたのですが、正直本当に面倒で手間でした。全て英語だけのサイトなので、英語力が無い人は厳しいです。

 

その上、ビザが発給されるかどうかは大体8週間前後と言われており、すごく厄介なので早めに取り掛かる必要がありました。
もし仮に、何か1つでも書類に不備があった場合は、留学に行けなくなる可能性もあります。

「ビザの申請方法なんて全く分からないし、これミスったら大変なことになるし、英語も読めない…!」こんな状態だったので、留学ドットコムさんにアドバイスをしていただくことに。

 

さすがはエージェント様なので丁寧に教えてくださるし、何1つミスをすることなくスムーズに申請・取得ができたので、無駄な時間と手間を極限まで削減することができました。

 

このビザ申請・取得が渡航準備の最初に行ったことです。

 

② ワーキングホリデー中のプランを考えた

その次に行ったのがワーキングホリデー中のプラン作成でした。

冒頭で「過去に留学していた先輩や留学中の友人から情報を定期的に仕入れていました。」と言いました。

この情報の中には留学に関する良いことはもちろんのこと、悪いことに関する情報など様々なものがありました。そして、その中には1つだけ全員が口を揃えて教えてくれる悪い点があることに気づきました。

 

それが、「留学に行ったら、留学生活のマンネリ化によってダラダラしてしまうタイミングがいつか来る。」というものです。

 

特に長期間の留学となると、最初のモチベーションをなかなか維持できずにこのような状態になることが多いそうです。

「ワーキングホリデーって1番自由な留学スタイルだから、普通の人以上にダラダラしてしまうのではないか!?」自然とそう考えるようになり、プランニングをせざるを得ない状況になりました。(笑)

語学留学と違ってワーキングホリデーは滞在期間中に学校に通っても良いし、仕事をしても良いし、旅行をしても良いし、本当に自由なビザだからこそ、留学プランに悩みます。

 

・自分の渡航前の目標を達成するため
・ダラダラしてしまわないようにするため

 

この2点のために最低限のプランを考えておかないと、本当に無駄な時間を過ごすことになると思います。

…と言ってもそんなガチガチになって考える必要はありません。

 

1. 語学学校にどれくらい通うのか?
2. いつ頃から働き始めるのか?

 

最低限この2つを決めておけば良いのかなと思っています。

僕のプランをざっくりと話すと、以下のようなプランでした。

 

・語学学校は4ヶ月間通う。
・3ヶ月目から仕事探しを始める。
・4ヶ月目から仕事を始めて学校と両立する。

 

カナダのワーキングホリデービザを持っていると、最大で6ヶ月間語学学校に通うことができます。

ただ語学学校に通う分だけ費用は高くなるのが現実で、十分な留学資金がなかった僕は6ヶ月間も通う経済的な余裕がありませんでした。

そして個人的な話になりますが、飽き性な性格なこともあり、長く通い続けると日常にマンネリを感じてしまい、すぐに飽きてしまうと思いました。

 

最悪の場合を想定すると、プラン通りに物事が進まずに4ヶ月目から働ける場所が見つからない可能性もあります。もしそうなった場合にも、ワーキングホリデービザでは最大6カ月間学校に通えるので、4ヶ月目以降も学校に通って英語力を伸ばしながら、仕事探しをすることができます。

自分にとっては、リスクヘッジを取ることが出来る最大の期間が4ヶ月だったので、その期間だけ語学学校に通うことを決めました。

ワーキングホリデーや留学に関する具体的なプランニング方法に関しては、後日詳しく解説するつもりなので楽しみにしていてください!

 

③ 必要なものを購入した

次に僕は、「必要なものの購入」をしました。

国毎に気候の特徴や文化の特徴が存在します。

ご存知の方もいるかもしれませんが、僕が留学したカナダは「極寒の地」です。

 

一概にカナダと言っても、カナダが世界2位の面積を誇るとても大きい国なので、地域によって気候の特徴が違います。

代表的な留学先としては西海岸と東海岸が挙げられますが、西海岸のバンクーバーの冬は寒いというより雨がたくさん降るのが特徴的です。

その反面、僕が行った東海岸側のトロントの冬は雪が多く、本当に寒いです。

 

 

上のグラフをご覧頂いた通り、先月1月の気温は-3℃です。しかし、実際の体感温度はこれよりもはるかに寒く感じます。

時には体感温度が-20℃になってしまうこともあるのですが、行く前は現地の気温に関しては未知の領域なので入念に準備をする必要がありました。

主に寒さ対策のモノを購入したのですが、以下の通りです。

 

・ヒートテック
・カイロ
・分厚い靴下

 

現地にもユニクロがあるので、現地で購入することも可能です。ただ、日本で買うよりも少し割高になってしまうので、僕は日本で購入して行くことにしました。

冬用のコートも購入しようと考えたのですが、その相談をエージェントさんにした時に言われた言葉はいまだに忘れられません。

 

「日本で売っているコートは、トロントのような極寒の地では役に立ちませんよ!」

 

このようなアドバイスを頂いたので、日本ではカナダ用のコートを購入しませんでした。

新たには購入せず、元々持っていたジャケットを持参したのですが、本当に使い物になりませんでした。(笑)

その他に購入したものも多くありますが、これに関しては「留学の際に持っていくべきもの」というタイトルで後日話そうと思います!

 

④ 英語の勉強とTOEICを受験

次にしたことは、「英語の勉強」です。

僕は中学や高校での英語の成績は、5段階の評価中、3という普通の成績でした。日本の義務教育においては、リーディングとライティングに特化した英語教育しか受けて来なかったのが現実。

しかし、海外生活するとなるとこの2つ以外のスピーキングとリスニングのスキルが最も必要になってきます。

 

生活に必要なこの2つのスキルに関しては、留学を決めるまでゼロに等しかったです…。

 

そのため、「このままではカナダ現地で生きていけないのではないか。」、そして「生きていけたとしても、かなり苦労するのではないか。」と不安が襲ってくる毎日でした。

これらの不安を払拭する解決策はたった1つしかありません。

 

「英語の勉強をするしか解決策がない!」

 

それから留学までの約3ヶ月間は、必死に英単語だけをとにかく覚えました。

単語だけでも聞き取れたり、使いこなせたりすることができれば、どうにか生きていけると思ったからです。(笑)

それと同時に、TOEICのテストを受けることを決断しました。

 

これは、「留学前の英語力と帰国後の英語力を比較するのに最適だと思ったから。」というのが理由です。

 

「帰国後に英語を話せるようになっているかどうか?」というのはどうやってもスコア化・数値化ができないものです。

TOEICのスコアは生きた英語ではないかもしれませんが、TOEICを受験してスコアを比較することである程度の自分の成長を感じることができると考えました。

今となってはTOEICの点数はどうでもいいと思ってしまっていますが、「留学前のTOEICの点数は何点だった?」と聞かれるので特別にお話しします。

 

3ヶ月間だけ必死に単語を覚えて、受験したTOEICの結果は490点。

 

500点を超えていないのがとても恥ずかしく、あまり大きな声で言うことはできませんが、これが留学前の僕のリアルな英語力でした…。

 

⑤ 出発前にたくさん遊んだ

最後にやったことが、「たくさん遊んだ。」でした。

留学に行く前、僕は本当にいろんなことを考えていました。

 

「帰国した時には僕と同級生の友達は、1つ上の学年になっているのか…。みんな大学3年生をすごく楽しく過ごすんだろうな。」

 

こんなことを考える中で一番辛いと思ったのが、「帰国後にはもう会えない人もいるのかもしれない。」ということでした。

変な話にはなりますが、1年という比較的長い期間も海外に行ってしまうと、何が起こるかわかりません。

日本特有の天災によって知り合いが亡くなってしまったり、最悪自分が留学先で事故に遭って死んでしまったりすることも考えられます。

 

もちろん、そうならないようにするのが大切ですが、避けられない運命もあるはずなので覚悟をしなければなりません。そのため、今の自分自身の状態で、とにかく会える時に会っておくことにしました。

その他にも留学した時期も関わってくるのですが、僕が留学に行ったのは大学2年生が終了してからなので、1年後の帰国時には同級生のみんなは就職活動真っ盛りのタイミングになる予定でした。

過去の先輩や大学の教員から就職活動の経験談や、就職活動の現状を聞いていると、以下のような感想が多かったので就職活動に対してすごくマイナスなイメージを抱くことに…。

 

・就職活動はとにかく忙しい
・就職活動はとにかく面倒くさい
・エントリーシートの記入が本当に疲れる
・面接を何回もするのが手間すぎる

 

僕が帰国するタイミングから逆算して、「もうみんなと気楽に遊べなくなるのではないか?」と思うと、留学前の最後くらいワイワイして悔いなく出発したいな…と。

ありがたいことに出発する前のラスト1ヶ月半は毎日のように飲み会でお酒を飲んでいました。時には心が傷つくような言葉を言われることもありましたが、大半のみんなが「頑張ってこいよ!」と言ってくれたことが、とにかくモチベーションになっていたと思います。

最後に会いたい人達、みんなと会えたことで後悔なく留学に出発することができました。

 

まとめ

以上、「現地の生活のために行った行動」と「自分自身の為に行った行動」について5つほど紹介してきましたが、どれも留学前にやっておいてよかったと感じています!

人によって必要な項目とそうでない項目があると思いますが、これから留学に行く方は是非参考にしていただけたらと思います。

今回の記事内容は、YouTube動画でも解説しています。是非併せてご視聴ください。

 

 

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