ロックダウンから約1ヶ月半がたったトロントの街とワーホリ保持者の私の現状! | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

カテゴリー:ニュース

ロックダウンから約1ヶ月半がたったトロントの街とワーホリ保持者の私の現状!

公開:2020/05/06 著者:笹森 遥 714 Views

こんにちは、ハルです!

皆さんはこのロックダウン期間をいかがお過ごしですか?

私は最近家にいることに慣れてきて、ストレスもたまらなくなって来ました!

 

毎日映画を見てのんびりしています!何事もポジティブにいることが大切ですよね!

 

さて、カナダではロックダウンが始まってから約1ヶ月半が経ちました。

1ヶ月半も経過するとパニック状態も沈静化し、落ち着きつつあります。しかし、特段目立った動きが無いのも事実です。

そこで今回は、カナダ・トロントの現在の状況と、ワーホリビザ保持者の私がトロントに残っている現状をお伝えしようと思います。

トロントの街の今

 

3月25日(水)にトロントでは市が運営する公園等を全て閉鎖することを決定し、その後ピクニックや遊具で遊ぶことはできなくなりました。また、公園や遊具にはブルーテープで入れないようになっているところをよく見かけます。

また、4月1日(水)には、1日より12週間の自宅待機要請を発表されました。自宅待機期間は、6月末までですね。

スーパーマーケットや、LCBOと言われるリキュールショップ、ドラッグストアやポストオフィスも入場制限をしており、私がよく行くスーパーマーケットは1グループにつき1人のみ中に入れる仕組みになっています。

 

昼間はそんなに列をなしていないものの、夕方の5時をすぎるとLCBOもスーパーマーケットもドラッグストアも全て外に長い行列が出来ており、まず店内に入るまでが長いです。

ただ、ロックダウン開始当初のように、「物資が足りなくなっていて何も買えない!」という状況ではありません。買いたいものが買えない不便さはありませんが、買うまでの時間が長い…という状況です。

また、これはカナダ特有ですが、ウィード(マリファナ)ショップでは店内に入ることはできません。オンラインにて注文してピックアップしにお店には行きます。商品は、ドアについた小さな窓越しでの受け渡しとなっていました。まるで闇市場のようです…。(笑) ※これは、私ではなくカナダ人の彼について行った時のお話です。

 

カナダ人が愛してやまないTim Hortons(カナダで有名なコーヒーチェーン)では、店内には入れますが2m間隔で並び商品を受け取ります。混んでいる際は外で待たされることが多いです。

スターバックスでは一部の店舗がオープンしていて全てオンラインオーダーし、ピックアップをしに店舗には行くシステムです。ドアを開けたところにカウンターが用意されており、各自自分の名前が書いてあるオーダーをピックアップする形です。

トロントでは少しずつ暖かくなってきており、外を歩く人が増えている印象があります。しかし、この外出自粛期間が解かれた訳ではありません!他人の行動を真似するのではなく、不要不急の外出は控えましょう。

 

人生でこんなにも家にいることなんて、仕事をリタイアした老後でもないだろうと思うので、逆に私は毎日家でのんびり過ごしていますよ。

 

→ 公園にも、ほとんど人がいません…。

 

ワーホリビザ保持者である私の現状

以前、海外在住のリスクについて記事を書かせていただきました。

その記事内で、外国籍や短期ビザでは、緊急給付金がもらえるか分からないとお伝えしました。

 

 

その後、3月25日(水)にトルドー首相が失業者などの一定条件をクリアした人達に対し、月2,000カナダドルを支給するCERB(Canada Emergency Response Benefit)の発表がありました。

 

そのCERBの申請が4月6日(月)から開始され、その後どうだったのか?

申請の結果、私はワーキングホリデービザでも条件をクリアしていたので、手当てを受けることができたのです!

申請条件の確認は、カナダ政府のホームページ内にあるCERBのページにてご確認ください。

 

 

色々な情報がインターネット上には広がっていますが、それらの出所のわからない情報を鵜呑みにせず、このカナダ政府のホームページを確認しましょう。

 

条件をクリアしてないのに申請し、その後に給付金が貰えたとしても近い将来に返済プラス罰金が科せられます。

しかし、申請条件自体は難しいわけではないので、しっかりチェックしてみてください。

「Who can apply?」の項目にて、チェックしながら自分が当てはまるのか確認できますよ。

 

仕事がストップになり、日本にも帰れない!仕事もない!お金もない!家賃も払えない!どうしよう!と、3月中は絶望しパニックになっていました。

 

どちらかというと、この一時滞在ビザである外国人が貰えるわけがないだろう…と半ば諦め半分でした。

同居している彼に家賃を肩代わりしてもらい、何とか滞在を続けていました。そうこうしているうちに、CERBの給付金の発表があり、実際給付金が貰えたので大変ありがたかったです。

やはり、以前の記事でもお伝えした通り、貯金無しでのワーキングホリデーはリスクがとても大きいと改めて感じる出来事でした。

 

今までこのような事態がなかったこともあり、ギリギリのお金で渡航して何とかなった友達もたくさん見てきましたし、そうした話は良く聞きました。

 

しかし、今回この状況に身を置いて実感しているのは、やはりしっかりお金を貯めてから来ることが重要です。それは、大きなリスクを回避して、海外生活を長引かせてくれる秘訣にもなります。

ワーキングホリデーで渡航する方は、「向こうで稼げば良いや!」と思いますよね。私もそう思っていましたし、私にはオーストラリアでのワーホリ経験も既にありました。

そのため、日本で最低限働いて稼いだお金を全て渡航費に回して、「あとはカナダで即稼ぐ!」という計算でした。

 

ギリギリの状態でカナダに来て、働き出したと思ったらこの状況で、仕事は無くなり借金です。当初の描いていたプランとは全く真逆の状態です。

 

→ お金に余裕が無い状態でワーホリすると、突発的なアクシデントで即退場となりかねません!

 

今は家に引きこもり、必要な食料品の買い物で外に出るくらいなので、大きな出費は家賃くらいです。しかし、今後のことを考えると、日本に帰る際の費用、その後また国か街を変えようと思っているので、それらの費用を考えると不安になってしまいます…。

今回の事でやはり、余裕を持って行動する事、リスクを回避するためにもお金を貯めておく事をとても強く学びました。

また、色々な国の対策が今回の事で見られたと思います。

 

他国に比べてカナダの対策はとても早く、一時滞在者である外国人の私たちにまで給付金が与えられるなんて素晴らしいですよね。

 

ニュージーランドの女性首相もとても迅速な行動と普及で、ロックダウンの解除が始まっています。改めて素敵な国だなと思わせてくれました。

今までは、国々の天候や言語、文化や人々、食べ物などばかりに注目し次はどこに住みたいな…なんて観点で考えていました。

しかし、今回の出来事を経て、他の国々の政治についてもよく考えさせられましたし、しっかり考えていかないといけないポイントだと学びました。

 

 

今は焦らず待つ時です!

 

この春の留学を楽しみにしていた方も沢山いると思います。私の友達も留学自体がキャンセルになり、とても落ち込んでいました。実際私がその立場だったら、泣いていたと思います。

ただ、この様な特別な状況で無理して海外に来るのは、普段の何倍もリスクがあります。私は今トロントで生活していますが、この生活環境ではトロントの良さや人々に触れられることもありません。

仮にこの状態で留学やワーホリで来たとしても、何も得られませんし時間が勿体ないな…と思います。

 

また、他国に滞在している友達や知り合いと情報交換していても、なかなか厳しい状況が続いているようです。

 

今はじっと辛抱して、世の中が正常に戻ったら思いっきり楽しんで欲しいなと思います!私もトロントの夏を楽しみにして来たので、このまま夏にまで自宅待機が続いたら…。

人生でたった1回しか使えないカナダのワーキングホリデービザの時間を、ほぼ自宅待機で使うことに悲しさを感じますが、しっかり受け止めてお家にいようと思います。

各国の動向を見ていると制限解除の動きが見られるので、この5月が1つの区切りになる可能性が高まっています。もう少し皆さんお家でのんびり過ごしましょう!また、外に遊びに出かけられるようになったら、トロントの良さをお伝えできたらと思います。

 

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