語学学校を短期間で転校して、複数の学校に通うことにメリットはあるのか? | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

公開:2019/03/15
カテゴリー:学校の選び方

語学学校を短期間で転校して、複数の学校に通うことにメリットはあるのか?

公開:2019/03/15 著者:松尾 怜奈 84 Views

インターネットにある留学体験談を探すと、「語学学校選びに失敗した体験談」を読んだことがある方もいるのではないでしょうか?

失敗した体験談の中には、以下のようなアドバイスを目にすることもあります。

 

1つの語学学校に長く通うと飽きる(間延びする)ので、3~4カ月くらいで学校を転校した方が良い。

 

確かに長期留学の方の中には、複数の語学学校を転々とする方も少なくありません。

せっかく語学留学するのであれば、「複数都市に行ってみたい!」という方、「1つの学校だと飽きるので転校したい!」といった方もいます。

そこで、以下の3点について、皆さんも興味のあるところだと思います。

 

・海外留学で成功している人は、数カ月毎に語学学校を転々としているのでしょうか?
・短期間で学校を転校した方が高い成果が期待できるのか?
・学校を転々とすることにデメリットは無いのか?

 

学校の申込期間に迷ってる方は、きっと参考になって頂ける記事になると思います。では、最後までお付き合い頂けたら嬉しいです。

転校することによって学習効果は変わるか?

各語学学校では、それぞれ異なる授業のカリキュラムを持っています。

小学校や中学校とは違って、各語学学校は4月から新学期がスタートし、翌年3月に終業式といった決まったスケジュールもありません。

要するに、各学校の授業内容は、全くのバラバラになります。

 

その語学学校のカリキュラム通り授業を行うことで、英語学習の基礎から応用まで万遍なく学習ができるように考えて作られています。

 

そのため転校を繰り返していると、各学校カリキュラムの違いによって、同じ内容の授業を再び受けるといった非効率的な状況が発生します。

例えば、語学学校Aでは「文法1」を学び、その後に「文法2」を学ぶカリキュラムだとします。一方、語学学校Bでは「文法2」学び、その後「文法1」を学ぶカリキュラムといったケースが実際にあります。

つまり、語学学校Aで「文法2」を学ぶ前に語学学校Bに転校してしまうと、語学学校Bでは既に「文法2」の学習を終えている。さらには、既に語学学校Aで学んだ「文法1」の授業を再び受けないといけません。

 

同じ内容を勉強することは、「時間の無駄」になります。また、転校することによって、「学ぶことができない部分が発生」するのです。

 

履修コースを変えたとしても、各語学学校によってどの分野がどのコースに含まれるかはそれぞれ異なります。クラスの評価レベルも学校毎に異なるため、再度同じレベルの授業を受けなければいけない場合もあります。

例えば、A校で中級クラスに所属しても、B校に転校したら初級クラスに配属される可能性もあります。各学校のクラスレベルは、明確な基準ラインがあるワケではなく、学校側のさじ加減で決まるためです。

より効率良く無駄なく学ぶためには、1つの語学学校で学んだ方が良いと言えるのではないでしょうか。

 

友人関係の再構築は時間ロス

転校することはもちろん、学習環境が変わるだけでなく、周囲を取り巻く人間関係も変わることを意味します。

語学学校で気心知れた友人関係作るには、ある程度時間が掛かります。同様に2つ目の語学学校に転校しても、友達作りに一定の時間が掛かることになります。

誰とでも友達になれる人や、たくさんの友達を作ることが目的の人であれば良いのですが、多くの方は簡単にグループの輪に入って行くには労力を費やします。

 

友達がいなかったり、少なかったりするとことは、皆さんから英語を話す機会を奪います。

 

多くの方の留学目的は、「英語力を伸ばすこと。」が第一ではないでしょうか?

誰もが限られた期間内で海外留学していますし、時間は一秒たりとも無断にできません。

語学学校では友達がいなければ、英語環境を作り出すこともできません。また、付き合う相手によって、英語環境の充実度も左右します。

 

英語力を伸ばしたいと考える人は、自分よりも英語力が著しく低い友達と過ごす時間はありません。ましてや、日本人留学生と過ごす時間は、極力避けたいものです。つまり、留学中に過ごす友達は、誰でもOKとはなりません。

 

短期的な付き合いであれば、旅行先や日本国内で出会う外国人と友人になることで実現できます。一生に何度もない海外留学の機会ですから、留学でしか作れない友人関係を築きたいと思う方が多いのではないでしょうか?

多くの時間を共にすればするほど、互いのことを良く知ることができます。またそれによって軋轢が生じる場面もあるでしょう。

しかし、他国の友人と英語で話し合い、解決した先には、大きな異文化受容力と自己成長を実感できるはずです。

 

深い友人関係や留学成果を求めるのであれば、複数の語学学校を転々として希薄な時間を過ごすことは、あまり良いことではありません。

 

転校した場合、自分の英語力はある程度伸びた段階で2校目に移動することになります。しかし、そこで出会う新入生は、はじめて留学して来た人ばかりで、英語力も超初心者レベルで数カ月前の自分に出会っている感覚です。

そんな英語初心者の方々と同期となるため、相手にとっては英語ができる頼れる友達となりますが、自分にとっては英語力の低い留学初心者にしか見えません。そして、そういう友達は自分にとってメリットにならないでしょう。

転校することは、こうした人間関係のギャップも生じることになります。

 

勉強のモチベーション維持に関して

学校を数カ月で転校した方が良いという意見は、確かにメリットもあります。

1つの学校に長く滞在していたら、「環境に慣れて間延びしてしまう(中だるみする)」ので、転校して環境を変えることで、新たな気持ちで再スタートできるでしょう。

確かに転校をすれば、通学ルートも変わり、毎日の通学中の風景も変わります。学校キャンパスの内外、学校スタッフもクラスメート、授業の雰囲気など全てが変わります。より新鮮な気持ちで、新生活を送ることができるでしょう。

 

長く同じ場所に居続けると、異文化が異文化に感じられなくなることもあります。その土地の文化や環境が、当たり前になってしまうのですね。

 

そうなると、甘えの気持ちや中だるみを感じる人もでてくるのは否めません。

そんな時に学校を変えて、先生や友人にも甘えられないような環境に再度身を置こうと考える人は少なくありません。そのような意味では、転校することをメリットとして捉える価値はあると思います。

転校すれば、またフレッシュな気持ちで再スタートができますが、上記でも説明した通りメリットばかりではありませんので、転校することの是非を良く検討してくださいね。

 

海外留学で成功している人は転校を繰り返すのか?

中だるみを防ぐメリットがあるにしても、学校を変えなければモチベーションを維持することができないようだと、そもそも英語力を身に付けることは大変厳しいと言わざるを得ません。

自分自身の経験、自分の周辺にいる留学友達、そして留学ドットコムのスタッフに話を伺っていて共通する点があります。

 

留学で成果を出している人は、1つの学校でコツコツ地道に勉強しているからです!

 

2~3カ月の時間が経過すれば、環境に慣れて「中だるみ」が起きるかも知れません。

しかし、僅か数カ月間で間延びしてモチベーションが切れてしまうようだと、何をやっても上手く行かないのです。

そもそも中学や高校の3年間もの時間は、どうやって過ごしてきたのでしょうか?僅か数カ月でモチベーションが低下してしまうなら、中学・高校もまともに過ごせなかったはずです。それでは、留学で成功を収めることは難しいのです。

 

語学の習得に最も必要なのは、「継続的な学習」であると言われます。

 

既に英語学習に恵まれた外国にいるのにも関わらず、外部環境の変化や力を借りなければ英語学習意欲を維持できないような人は、留学帰国後も継続した学習を続けるのは不可能でしょう。

「中だるみ」しようが、初心を忘れず強い気持ちを持って、やり遂げる人こそが成功を掴みます。そして、海外留学で得た自信と経験は、単なる英語力アップの域を超えて、留学後の人生で困難に直面した時に大きな力となります。

モチベ―ションが上がらないからと言って、自ら工夫すること無しに転校で解決できると思っているならば、自分が思っている以上に留学生活は厳しい現実が待ってることを知った方が良いでしょう。

 

転校を繰り返すと無駄な費用がかかる

留学費用は惜しまないという方は別ですが、多くの方はできる限り留学費用を節約したいと思われるはずです。

 

語学学校を転校するとなると、無駄な費用がかかります!

 

新たな地域への移動費だけでなく、再度学校へ入り直すための入学金やホームステイ手配費用、授業料も短期間の申込みは割高になります。また、多くの学校では、長期申込みをすると、週当たりの授業料は割安になる仕組みになっています。

カナダの語学学校を例にすると、入学金に150ドル、ホームステイ手配に220ドル、空港送迎に85ドルが追加で掛かります。そして授業料は、4週間と24週間での申込みでは、週あたり60ドルも差額が発生します。

移動費や教材費を抜いても、転校することによって約1,655ドル(15~16万円)の差額が発生します。転校することでの気分転換や楽しさだけで、払う気になれない値段です。

 

気を付けないといけないのは、語学学校を転校することでの追加費用を気にして、安いだけの語学学校を転校先に選ぶことです。

 

格安校は格安校ならではの理由があります。授業や先生の劣化、日本人割合が多い、学校施設の老朽化などが原因で、不満足な留学生活になる危険性も高くなります。

もちろん授業料が高いからと言って、留学生活の質に比例するわけではありません。ただ、余分にお金を払って転校を繰り返すよりも1つの語学学校に所属して、その分授業を追加したり、友人とお茶をしたりする費用に使った方が効率的です。

「別の都市で生活してみたい」という理由で転校したいのであれば、週末や祝日が重なる長期休みなどに旅行に行くと良いでしょう。いずれにせよ、語学学校を転校する行為は、余分な追加費用がかかるのでマイナスです。

 

留学する目的をしっかりと持つことが大事!

複数の語学学校を転々とすることは、確かに留学中気持ちを入れ替えるという点ではメリットがあると言えます。

 

ですが、その他の学習効率性や友人関係、追加費用のことを考えると、それほどお勧めされるべきことではないことが分かるかと思います。

 

インターネット上には、さまざまな意見があります。ただ、その多くは、留学で失敗した人の意見であることです。

留学で充実した時間を過ごした人、目標達成した人はあまり自分の成功体験談をネット上で公表しないものです。

その理由は簡単で、成功体験談をネット上で公表すると、嫌味っぽく見えてしまうためです。成功した人は、自分の気持ちの中だけで充実しています。

 

インターネット上の情報は、どうしても「この声を誰かに届けたい!」という悲観的な内容が多くなりがちで、結果的にネガティブな情報が多く占める傾向にあります。

結果として、充実した留学生活を送れなかったのは、「語学学校が悪い」、「周辺環境が悪い」、と言った自己肯定の内容になってしまいます。

最後に、それでも語学学校を転校したいと思う理由がある方は、再度それが転校をすることでしか実現できないのか、そもそも留学の1番の目的は何なのか立ち止まって考えてみるのも大切かもしれませんね。

 

転校することは、英語力アップの決め手になるワケでは無いと言うことです。

 

自身の気持ちや、目標をしっかり持って、最適な留学プランを考えてみてくださいね。

留学ドットコムを利用する留学生の中でも、留学で英語力を大幅に上げ、個人の目標を達成できる人は、1つの学校で長く腰を据えて勉強しているケースが大半です。

結論として、英語学習とは、根気強くコツコツ取り組まなければならないと言うことなのでしょう。それができる人こそが、英語を身に着けることができるのです。

 

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