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マレーシアでインターンした大学生が語る「英語がぺらぺらじゃなくても働ける、アジアインターンの魅力(体験談)」

公開:2019/05/13 著者:塩口 真由佳 1803 Views

海外でインターンと聞くと「ハードルが高そう」「英語がぺらぺらな意識高い系が行く」そんなイメージがあるのではないでしょうか?

実は、案外そういう訳ではないんです。正確にいうと、海外インターンにも色々な種類があって、皆さんが想像する「ネイティブスピーカーに囲まれて働くもの」もあれば、私が行ったインターンのような「日本企業のアジア支社で日本人、外国人、半々の環境で働く」という選択肢を選ぶことができます。

私はこの春休みを使って、マレーシアで1ヵ月半インターンをしてきました。マレーシアは東南アジアのマレー半島南部にある(フィリピンの西側、シンガポールの上)多民族国家です。

 

 

このコラムでは、私のマレーシアインターン体験を通して、アジアでインターンするメリットやデメリットなどをお伝えしていきたいと思います。

インターンを考えている方の参考になれば幸いです!

なぜ海外でインターンしようと思ったのか

私が海外へインターンに行った理由はいくつかありますが、その中でも1番の理由は「就職活動が本格的に始まる前に、もっと広い視野で、自分にどんなことが向いているのか知りたい。」という強い想いがあったからです。

カナダへ留学後、大学生活に再び戻ってみて感じたのは、「留学経験者や英語がスラスラ話せる人は思ったよりたくさんいる。」ということでした。大学の学部が国際系ということもあり、留学に行く人はたくさんいて、その中には私より英語が上手な人、TOEICなどの試験で高得点を持っている人は多くいました。

帰国子女の人や、外国人の労働者など英語がぺらぺらな人がいる、そんな時代の中では留学に行って少し英語が話せるくらいでは、正直負けてしまうと感じています。他の人と違うアピールポイントを見つけるためにも、もっと、広い視野で今までやってこなかった新しいことに挑戦してみようと思い、海外不動産を扱う会社へインターンしに行きました。

 

また、海外、特にアジアで働くという選択肢にも以前から興味がありました。

…と言うのも、留学中に出会った友人の中には、留学先のフィリピンが気に入って、そのままその国の企業に就職する人や、カナダの大学に進学することを決めた人がいたからです。

そんな友人達から刺激を受けていましたが、今のまったく社会人経験がない私が、いきなり海外へ飛び立つ自信はありませんでした。

 

しかし、帰国して1年がたった頃、時間がある大学生の今だからこそ、短期間でもアジアで働くことを経験しておきたいと思うようになりました。

来年の今頃、自分の将来の舵を大きく切る時に、少しでも自分の選択肢の幅を広げたいと思ったからです。

また、このマレーシアでインターンした1ヵ月半の時間が、もし自分が将来、海外で働いてみたいと思った時に、背中押してくれる経験になってくれたらとも思っていました。

 

どうやってインターンを見つけたのか

最初にインターンを探すのではなく、「インターンの探し方」をグーグル検索しました。すると、海外インターンの探し方は案外簡単に見つかります。「どうやって」がわかってしまえば、あとはそのやり方にのっとり、地道に検索していきました。

具体的には、WEB検索、FACEBOOK、WANTEDLYなどの求人サイトを使って自分の行きたい条件にマッチするインターンを探しました。ポイントとしては、インターンをする2ヶ月くらい前から探しておくことです。

海外のインターンを見つけるのに、最低でも2ヶ月はかかります。休暇中の貴重な時間を使うインターンなので、あせって妥協しないためにも、余裕を持って行動するのが1番だと思います。

また、1番効果的な方法は、いきたい企業を見つけたら企業のWEBページに飛び、メールホームから応募することだと思います。私も企業に直接「ここで働かせてください、働きたいんです!」と熱意を伝えたら、面接→合格をいただきました。

 

どんな会社で働いていたのか

私は海外不動産を取扱う会社でインターンをしていました。東京とマレーシアにオフィスがある日系のベンチャー企業です。オフィスには日本人、マレーシア人、アメリカ人がいたので、皆で話す時の共通語は英語を使っていました。

英語オンリーの環境で働くことに不安があったので、日本人もいる環境はありがたかったです。オフィスでは、英語、日本語、マレー語が飛び交っていました。

日本の会社の雰囲気とは異なった、なかなか経験できない多様性のある環境で働けたことは、海外でインターンをしたメリットだと感じています。

 

→ 会社でのピザパーティーに喜ぶ筆者

 

どんな業務を行っていたのか

私の主な業務は求人サイトの自社ページの運用でした。インターン生募集記事や中途採用の募集記事のリリースや、会社の様子を伝えるコラムなどを執筆していました。

 

その中でも面白かったのは、データ分析とインタビュー記事の執筆です。

 

今まで感覚で物事を判断してきた私にとっては、データを蓄積して、それを根拠として実践していく作業はとても新鮮で、私に新しい視点の考え方を与えてくれました。

例えば、A・Bという2つの内容が全く一緒で、写真だけが違う求人を同時に出しても、観覧数が一方に偏ることがあります。それは、人が見たいと思う写真には一定の傾向があるからです。

私が調べた結果によると、例えば、求人広告は人が写っている写真がマストで、特に歯が見えている写真(口をあけて笑っている写真など)の方が口を閉じている写真より観覧数の伸び率が高かったです。

 

また、男性だけの写真より、男女混同か女性の写真を使ったほうが、観覧数が高まりました。さらに、数ある写真の中で目立つためには、配色が同系色のものよりも対比色が多い写真のほうが人気だったので、以上の3点は特に気にしながら写真を選んでいました。

他にもリード文を変えてみたり、タイトルを工夫してみたりすることで「どんなタイトルだと人は見たいと思うのか?」の傾向をエクセルに記録していました。

例えば、タイトルの最初の2~3ワードを組み合わせた検索結果が5万~10万件ヒット辺りを狙うと競争相手が少ないので検索に引っかかりやすくなります。

 

また、タイトルをマイナス印象言葉+プラス印象言葉+数字で構成すること。例えば、【「人生なんて楽しければ良い」、そう思っていた大学生が海外でインターンを決めた5つの理由とは】と言った感じになります。そうすると、観覧数がほかの記事より伸びていました。

そういった情報をエクセルにまとめて保存しておくことで、次回は「より人が見たいと思う求人」を出せますし、他の人が書いても再現が可能という利点があります。

募集広告では自分で書いた結果がインプレッション数としてすぐにわかるので、面白い仕事だと感じました。

 

2つ目は、インタビューを行ってそれを記事にしたことです。今までも、留学ドットコムのインターンとして、留学経験者へインタビューをする機会がありましたが、自分の中では満足のいくインタビューではありませんでした。

と言うのも、私はあがり症なのでインタビュー中はとても緊張してしまい、あとから「これも聞いておけば良かった」や「ここをもっと掘り下げたら面白かったのに」と後悔することがあったからです。

*私が執筆した留学体験談は下のリンクに貼ってあるので、こちらもチェック!

 

しかし、今回の海外インターン中は変化がありました。インタビューでは、相手がもっと話したくなるようなあいづち、リアクション、表情をしながら、頭の中では「ここは読者が気になるから深く聞こう。」、「予定では後で聞くはずだけど、流れ的に今聞いておこう。」など2つのことを同時に考え、言葉で導いていくことができるようになったと思います。

また、インタビュー後の取材内容を記事に起こす作業も工夫しました。文字にする作業は、読み手からみてわかりやすいように内容を前後したり、補足したりと、いわば再構築の作業です。

その中でも、私は特にインタビュイーの伝えたいことや、意図からずれないようにすることを心がけていました。また、相手の言葉の特徴(語尾や言い回し)などをあえて残すことで、文章からもインタビュー相手の個性が消えないように注意していました。

 

インタビュー記事作成という業務を通して、そういった相手の思いを正確に汲み取り、発信していく力がついたと思っています!

 

マレーシアの英語レベルについて

マレーシアの英語レベルは非常に高かったです。

私は、フィリピンへ語学留学したこともあるのですが、フィリピンと同等、もしくは、それ以上の英語話者がいる国だと感じました。歴史的にみてもフィリピンと同じく、イギリスの支配下にあった時代があるため、英語をネイティブレベルで話せる人は多くいました。

また、私のインターン先の中国系マレーシア人の方に話を聞くと、家では中国語、友達とはマレー語、学校の授業は英語を使うそうです。

地域にもよりますが、都市部だと、どこに行っても英語が通じるので、不自由を感じた事はあまりありませんでした。

 

→ マレーシアのインスタ映えスポット「ピンクモスク」

 

後悔している3つのこと

インターンで後悔していることは、3つあります。

1つ目は、インターン期間が短かったことです。1ヵ月半と期間が決まっていたので、大きな仕事を担当することができませんでした。また、求人サイトの運営をしていて、ようやくデータ分析の成果が出始めた頃に帰国しなければなりませんでした。

反対に、同じ会社で5ヶ月間営業のインターンをしていた先輩は、「営業電話→個別相談→物件視察→契約」を社員の方と協力しながら進めて行き、最終的にタイの3,000万円程の物件とマレーシアの8,000万円程の、2つの物件の契約をとる事ができたそうです。

 

大学生のインターンなのに1億円以上分の物件を売った経験があるって凄い成果ですよね!

 

私の場合、せっかく海外インターンに行ったのにも関わらず、どれも結果が中途半端で、「これがインターンの成果です!」と胸を張って言えるものがありません。

もし、なにか成果を出したいのなら、留学でもインターンでも最低3ヶ月は期間が必要だと思いました。

 

2つ目は、英語を使う機会が少なかったことです。海外でインターンしたいと思ったのは、やはり”英語を使ってお仕事をしてみたい”という気持ちがありました。

仕事仲間と英語で話す機会はありましたが、業務で英語を使う機会はありませんでした。その時「うーん…想像してた海外で働くイメージと違うな…。」と思いました。(笑)

 

3つ目は、業務内容が日本でもできる内容だったことです。業務自体は面白いと感じましたし、自分に合っていると思いました。

ですが、よくよく考えると「これ日本でもできるよな。」と思う業務も多々ありました。また、広報・人事の指導係の方が日本勤務なので、指示や相談は「マレーシア⇔日本」でテキストを使ってやりとりしてました。

隣の席に座っていたら気軽に声を掛けれたのですが…、気になることがあるたびに、テキストメッセージを送るのは、申し訳ないと思いながら業務を行っていました。

 

2つめと3つは、私がもっとじっくりインターン先を選ばなかったことや、調査不足、仲介エージェントを利用しなかった(他者からアドバイスをもらわなかった)ことが原因だと思います。

また、もし仲介エージェントを利用していれば、プロのカウンセリングを受けることや困ったことや言いにくいことがあったら相談も出来たのかなと思います。

もし留学やインターンに行くなら、一度その道のプロに相談してみても良いかもしれません。

 

ちなみに、私の知り合いも仲介エージェントを使わずに、マレーシアにある現地の中国人経営企業へ半年間の海外インターンを申し込んだのですが、その企業が合わず2ヶ月で退社して、自分で新しい企業を探し直したそうです…。

海外のインターンだと、英語が十分に話せない日本人に対して翻訳や雑務のような仕事しか任せない企業もあるようです。

自分で海外インターン探しをするとこういった会社に引っかかってしまう可能性もあるので、インターン探しの際は気をつけてください!

 

私が思うマレーシアの魅力

マレーシアという国の魅力はたくさんあります。

まず1つ目が、マレーシアは1年中夏なので、寒いのが苦手な私のような人の天国だという点です。

平均気温は30度前後で暑いのですが、日本やフィリピンより湿気が少なく、過ごしやすい印象でした。

 

2つ目は、マレーシア人は日本が好きな人が多いということです。

私のインターン先のマレーシア人の女の子は日本のアニメが好きみたいで、アニメで覚えた日本語を少し話すことができました。

また、私がスターバックスで勉強していると、「僕は日本人と話すのが夢だったんだ!!」という、テンションが高い男性が日本の観光地についていろいろ質問をしてきたりしました。

 

意外かもしれませんが、日本はマレーシアと外交が始まってから60年以上経ちます。

その間日本は、マレーシアの道路整備や水道管の整備、発電所の建設など、経済発展に大きく貢献してきたという歴史もあるんです。

こういった日本がマレーシアの経済発展を支援してきた背景や、日本のアニメ文化がマレーシアでは広く浸透していることが、マレーシア人が親日な理由かもしれません。

 

→ 職場のマレーシア人の女の子とランチ♪

 

3つ目は、マレーシアが多国籍な国であるという点です。日本人はチームの団結力を大切にする能力や、人の気持ちを読み取る能力に長けていると思う反面、自分と違うものに対してとても攻撃的だと感じることがあります。

私も日本にいる時、なぜか「人と違う考えや行いをするのは、とても恐ろしいことだ。」と感じる瞬間があります。

きっと多くの人が同じ容姿や文化、言語を共有する中で異なることは、道を踏み外すような感覚に近いのだと思います。

 

一方、マレーシアは多国籍国家なので、マレー系、中華系、インド系、など異なる民族が暮らしています。容姿も価値観も言語もバラバラです。

また、歴史的にみてもマレーシアは、16世紀にポルトガル、17世紀にオランダ、19世紀にイギリス、日本に占領されてきた国なので、街を歩けば今もその国の文化が残る建造物を見ることができます。

 

そんな人も文化もごちゃまぜの国だからこそ、自分が何者として見られているかを気にしないで過ごせました。

 

ちなみに、この感覚はカナダに留学している時と似ています。なので、個人的に留学先やインターン先を選ぶ時は、その国のなりたちや背景なども合わせて調べておくと良いと思います。

 

→ オランダ統治時代の面影が残るマラッカ地方

 

この経験を今後どう活かしていきたいか

1つ目は身近な目標になりますが、今回マレーシアの歴史や文化について勉強したことや、マレーシアで暮らした実体験があるので、それを留学ドットコムのコラムで発信していきたいです。

 

実際、マレーシアは想像以上に暮らしやすく、「日本人が住みたい国ランキング」では13年連続1位を獲得しています。

 

また、母国語が英語ではないにも関わらず、国民のほとんどが英語を話すことができます。そんな、マレーシアは授業料が欧米圏に比べて安いことから、大学進学したい人が留学する場所としても人気になりつつあります。

今は、留学と聞くとカナダ、オーストラリア、最近だとフィリピン留学が人気ですが、マレーシアもこの先延びてくる見込みのある留学先だと思うので、マレーシア留学に関する情報をいち早く発信していき、「こんな選択肢もあったんだ!」と思っていただけるよう頑張ります!

 

2つ目はライターとしてスキルアップしていきたいです。海外インターンをして、データを元に、より人に見られる記事を作る経験が少しできました。

私は、コラムを通して「留学に行きたいけど一歩踏み出せない人を応援すること」や「留学に興味を持ってもらうこと」が目標です。

 

今後もライターとしてのスキルを高めていってより多くの人が見たい・参考になったと思う記事を書いていきたいです。

 

→ ペトロナスツインタワーで記念写真

 

まとめ

私が海外インターンに挑戦した動機は社会に出る前にもっと広い視野を持って、自分にどんな仕事が向いているか探したいという理由です。

 

しかし、私も最初からしっかりと将来について考えているわけではありませんでした。

 

それこそ、以前の私は、好きなことしかやりたくないし、やりたいと思ったことは、深く考える前に行動してしまう好奇心だけが旺盛なやばい人でした。(笑)

つまり、物事を注意深く、論理的に考える思考がすごく弱かったんです。

 

そんな私の弱かった思慮深さを強くして変えてくれたのが、留学という経験です。

 

留学では本当に多くの面白い人に出会いました。年齢も見た目も、育った環境も言葉すら違う人と話すことはいつも私に新しい発見や驚きを与えてくれます。

また、英語社会では「なぜそう考えたのか(WHY)」が非常に重要で、その主張をした理由を説明できないと、その意見に聞く耳を持ってもらえませんでした。

 

そういった環境の中で、物事を深く考える思考力がついていったと思います。

 

留学後は、好奇心にただ従ってやりたいことを全部するのではなく、限られた大学生という時間をいかに有意義に、自分が思い描く将来に近づくために行動するかという考え方に変わっていきました。

私はこの留学経験がなければ、海外インターンはもちろん日本でのインターンもしようとは思わなかったかもしれません。今は、人からの体験談やインターネットで大抵の情報は手に入れられますが、留学での体験は実際にした人にしか手に入らないものだと私は思っています。

将来について迷っている方や自分の価値観を広げたい人は、ぜひ私と同じように留学から第一歩を踏み出してみ手も良いかもしれません!

 

【参考記事】

 

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